城郭探訪

yamaziro

・茶わん祭の館

2013年09月06日 | ブロガーによる歴史探訪情報発信

http://www.biwa.ne.jp/~azai/yakata.htm

http://www.biwa.ne.jp/~azai/douga2.htm

丹生茶わん祭

次回は2014年5月4日(不定期)/滋賀県伊香郡余呉町上丹生/丹生神社http://yahoo.jp/Uc4ERD・八幡神社

 長浜市余呉町は滋賀県の最北に位置し、丹生郷は北陸本線余呉駅よりさらにバスで山間部へ数キロ入った山里である。                                                 ここで丹生神社の祭礼である滋賀県指定無形民俗文化財、丹生茶わん祭が行われ、神輿の渡御とともに北村、中村、橋本の3組の山車が曳行される。

  いずれも江戸期制作の豪華な水引幕や見送り幕を持つ。小さな山村にこれだけのものが現存するのは不思議だが、さらに目を惹くのは上部の飾りだ。人形や陶器が絶妙なバランスで5~6メートルほどの高さに積み上げられており、巡行では山車が揺れるたびに大きく振れ、御旅所では山飾りを支えている「サス」と呼ばれる2本の竹竿を外す。「山作り」の技術は昔から秘伝とされていて、その工法は住人でも限られた技術者しか知らないというのも神秘的、まさに奇祭と呼ばれる所以だろう。

このほか古式ゆかしい棒振りなど12の役や稚児の舞の奉納、巡行には華やかな若衆の花奴道中がつく。本来の祭礼日は3年毎の4月3日だが、平成15年は5年ぶり、また平成21年5月に6年ぶりの開催が実現した。

年々過疎化が進み、ことに祭りの中心となる子どもの減少と、経済的にも存続が危ぶまれる中、平成21年は住民総出で何とか開催にこぎつけたそうだ。

 

 

参考資料:パンフレット各種・現地説明板・専門員のガイド説明・PCホームページ・blog 等々

本日も、訪問ありがとう御座いました!


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