お城のデータ
所在地:野洲市(旧野洲郡中主町)吉川 map:https://yahoo.jp/SVNcc1
区 分:平城
現 状:宅地・集落
築城期:室町期
築城者:進藤山城守貞治・進藤賢盛
遺 構:堀痕・微高地
目標地:安楽寺
駐車場:安楽寺の前
訪城日:2016.9.14
お城の概要
吉川東出集落の西端に堀に囲まれた一画あり、城館の可能性あり。
進藤神社周辺は、吉川東出遺跡とよばれ、中世の城館跡と考えられている。また、字「進藤屋敷」と呼ばれるところが進藤神社の西側にあり、こちらを吉川城址とする向きもある。遺跡ウォーカーでは常照寺付近を、『中世城館調査報告書集成』では安楽寺付近を城址に比定している。
南西すぐのところに進藤氏の「小浜城(守山市小浜)」があり、「吉川城は小浜城の出城」か?。
常照寺と光輪寺の間に進藤神社があり、吉川城の比定地は不明。
進藤神社と常照寺の間に水路がL字型に走っており、これを堀跡か?、光輪寺のあたりが城の南東隅になる。
六角氏の重臣・進藤氏の居城のひとつ。小浜城の出城として築城されたと考えられる。
集落の西側に「進藤屋敷」の旧地名が残り、進藤神社を中心に光輪寺から常照寺・安楽寺に至る集落一帯が城域。
お城の歴史
佐々木六角氏の重臣 進藤氏は木浜・小浜の要津を領した、六角氏の重臣として観音寺城内に上屋敷を構えていた。
参考資料:遺構概要城郭分布調査1・3、遺跡ウォーカー、さきろぐ
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