お城のデータ
所在地:東近江市五個荘河曲町254-2 (旧神崎郡五個荘町河曲) map:http://yahoo.jp/PyWe8v
別 名:河曲城
現 状:神社・集落・田畑
区 分:平城
遺 構:堀跡
築城期:
築城者:河曲氏
城 主:河曲壱岐守
目標地:河曲町公民館・河曲神社
駐車場:河曲町公民館
訪城日:2013.5.17
お城の概要
北の新川、西の大同川、集落内の水郷に囲まれた里城
和田山城を擁する和田山の約500m南、可曲地区の伝承では、可曲神社の北隣が近江三能筆の一人、河曲壷岐守の居城であるとされる。
この可曲神社の西約100mほどのグランドの小字名を “堀之内” といい、グランド東側(可曲神社辺り)を “堀之前” という字名から考えると、このグランドの周辺が可曲城跡と考えるのが妥当ではないだろうか。
グランドの南側を流れる大同川がグランドの南西隅で北に流れを変える。この大同川を堀として利用した城であったことが推測される。
なお、グランドの北方、六角氏の家臣清水源八の邸跡とされる小字清水には土盛りの塚が残っている。
歴 史
地元伝承では、近江三能筆の一人である河曲壷岐守の居城は、小字里ノ内の河曲神社の北隣だったとされる。
河曲城は、和田山城の南麓河曲集落にあった。河曲地区は北の新川、西の大同川、集落内の水郷に囲まれた里城だ。
近江三能筆の一人、河曲壱岐守の居城は河曲神社北側付近とされる。また、河曲氏との関係及び時期の前後等は不明だが、
清水源八邸跡(小字源八) 清水四郎右ヱ門邸跡(小字清水)
佐々木氏の家臣、清水源八邸は本念寺西側の畑地付近、同じく清水四郎右ヱ門邸は新川と大同川が北で交差する南側付近であったと伝わる。
参考資料:滋賀県中世城郭分布調査、淡海の城
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