城郭探訪

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琵琶湖上をゆく【葛籠尾崎湖底遺跡と菅浦】 湖上タクシー 2013.9.21

2013年09月27日 | 探訪「近江水の宝」

 大正13年(1924年)の暮れ、尾上(おのえ)の漁師が奥琵琶湖でイサザ網漁をしていたところ、数個の土器を引き上げました。これが葛籠尾湖底遺跡(つづらおざきこていいせき)の発見です。その後、次々と引き上げられた土器等は、縄文時代から平安時代の長期におよび、しかもほぼ完全な形のまま葛籠尾崎の東沖の水深10~70m付近の湖底に沈んでいることが判明しました。世界的に見ても他に類を見ない深さにある水中遺跡であり、遺跡の成因にはいまだ定説がありません。神秘のベールにつつまれた、まさに琵琶湖湖底遺跡の代表と呼ぶべき存在です。

 今回の探訪では、尾上で葛籠尾崎湖底遺跡の出土品等を見学した後、漁船(湖上タクシー)で葛籠尾崎沖へと向かいます。そして、中世史に有名な菅浦(すがうら)へと上陸し、四足門(しそくもん)が出迎える集落内を詳しく訪ねます。
 地元住民のみなさんや長浜市教育委員会、県の文化財専門職員が同行案内いたしますので、是非ご参加くださいますよう、ご案内いたします。

 琵琶湖上をゆく【葛籠尾崎湖底遺跡と菅浦】 菅浦 2013.9.21 へ続く

本日も訪問、ありがとうございました。

 


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