城郭探訪

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伊庭氏、近江源氏佐々木氏の支流。

2012年08月18日 | 館跡

伊庭氏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 
伊庭氏
家紋
四つ目結
三つ盛洲浜
本姓 宇多源氏佐々木氏支流
家祖 伊庭実高
種別 武家
出身地 近江国神崎郡伊庭邑
著名な人物 伊庭八郎伊庭貞剛
凡例 / Category:日本の氏族

伊庭氏(いばし)は、日本氏族の1つ。

近江源氏佐々木氏の支流であり、佐々木経方の子、行実の四男実高(出羽権守重遠)が、はじめて近江国神崎郡伊庭邑に居住し、伊庭氏を称した。伊庭城建久年間(1190年 - 1199年)に実高によって築かれたといわれる。

実高の後、貞資、貞平、貞光、公貞、時高、氏貞、基貞、高貞、貞安、実貞、貞職、貞信、貞勝の14代を経て貞勝は蒲生郡桐原郷に身をよせ、後中小森で慶長12年(1607年)に没した。

貞勝の子の貞家は渡辺吉綱に仕え、伊庭氏は代官として近江における和泉伯太藩の飛び地(西宿、虫生、峰前、竹村等5ヵ村三千石)を代々支配するようになった。

実高が伊庭氏を名乗ってから25代の後裔にあたる貞剛は明治12年(1879年)、裁判官から住友本社に入社、明治33年(1900年)に第2代総理事となり住友財閥の基礎を築いた。

 

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