お城のデータ
所在地:高島市朽木村井源田谷 map:https://yahoo.jp/Ch84WP
現 状:圃場
区 分:居館
築城期:室町期(平安期~鎌倉期)?
築城者:朽木氏
遺 構:池の沢遺跡(庭園・池)・現地説明板
標 高:265m 比高差:0m
訪城日:2017.4.16
お城の概要
比良山地と丹波高知に挟まれた朽木谷を北越し、琵琶湖に流る安曇川によって形成された河川段丘上に位置します。
平成16年年の圃場整備の発掘調査で、林からの平安期から~かま鎌倉期の土器片などが発見されました。特に平安期~鎌倉期の土器が発見さされたことは、南側も「朽木池の沢庭園」と同時期であることが判明した。
地元では、この涌出館遺構に関する次の伝承が残っています。
お城の歴史
その昔、朽木氏には、一人の姫君が誕生されました。その姫君は、日毎に美しく成長されたが、年頃になられて病いの身となられ、病気は日増しにつのり、人目もはばかられないようになられました。
そこで朽木氏は、つながりある村井の里人に頼み、ここに、その姫君の屋敷をつくられました。その姫君は「涌出姫」という名前で、その後、その姫君はどうなったはわかりせんが、村井には、「涌出」という地名が存在しここに、その姫君の屋敷である「涌出舘」があっと、されています。
この涌出という地名が、姫君の名から由来しているものか、あるいは、この地名から涌井姫というのかわかりませんが、涌出姫の伝説は、今も語り伝えています。「朽木の昔話と伝説」(現地説明板より)
朽木池の沢庭園
『朽木池の沢遺跡』・・・湧出館の庭園か?
https://www.facebook.com/osamu.tanaka.5074/posts/928798650616044
参考資料:滋賀県中世城郭分布調査、遺跡ウォーカー、現地説明板
本日の訪問ありがとうございす!!