城郭探訪

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探訪 【安宅の関・安宅住吉神社】2012.12.17

2012年12月21日 | 遺蹟

 

 

亀石

 

日本海・・・なぎ

 

与謝野晶子の歌碑

勧進帳の義経・弁慶・富樫

本日の歩数   5,072歩      52分    3.5km

消費カロリー  171.5kcal    脂肪消費量 24.5g

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有力氏族示す鍬形石 草津・中沢遺跡出土

2012年12月21日 | 遺蹟

中沢遺跡から出土した腕輪型をした石製品「鍬形石」上部(草津市役所)

 草津市教委は20日、同市西渋川2丁目の県立短大跡地の中沢遺跡から、4世紀ごろの腕輪型をした石製品「鍬形石(くわがたいし)」が出土したと発表した。首長の権威を表す石製品とされ、集落跡からの出土は全国で2例目。同市教委などは「大和政権と関係の深い有力氏族が存在し、水辺での祭祀(さいし)に使われたのでは」としている。

 鍬形石は同遺跡南側の川跡から見つかった。高さ8・9センチ、幅8・7センチ、厚さ1・9センチで、下部が欠けていた。

 鍬形石は古墳で副葬品として出土した例があるが、集落跡からの出土は奈良県天理市の岩室・平等坊遺跡だけ。石材は北陸産とみられる凝灰岩で、同じ石材の鍬形石は奈良県と岐阜県に集中している。多量の土器片や木製品とともに川底から出土したことから、祭祀に用いられた可能性が高いという。

 草津、栗東両市にまたがる同遺跡は縄文時代から中世にかけての集落遺跡。鍬形石に詳しい北條芳隆・東海大教授は「奈良と同じ石材の鍬形石の出土は、大和政権との結びつきの深さをうかがわせ、北陸、東海と畿内を結ぶルートに位置し、交通の要衝を押さえる近江の勢力の重要性を示している」と話している。

 1月5~14日、草津市の草津宿街道交流館で展示される(7日は休館)。問い合わせは市教委文化財保護課TEL077(561)2429。

 

http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20121221000021