福ちゃんの散歩道

コロナ禍で関空での遊びも卒業、栂地区ウオーキングコースを中心に近場の日々の散歩で何か見つけよう。🚶‍♂️🚶‍♂️

【難読漢字】「時鳥」って読めますか?鳴かぬなら…? 現代ビジネス編集部

2022-02-14 10:00:00 | 難解漢字 現代ビジネス 連載
【難読漢字】「時鳥」って読めますか?




鳴かぬなら…?



突然ですが


「時鳥」という漢字


読めますか?


時間を知らせる鳥です


気になる正解は?


正解は「ほととぎす」でした!


わかりましたか?



現代ビジネス編集部


結論から言ってしまうと時鳥の正しい読み方は「ホトトギス」になります

 

時鳥の”時”は「とき」「じ」、”鳥”は「とり」「ちょう」と読むことができますが、時鳥を「じちょう」と読むのは間違いです。

時鳥を「ホトトギス」と読むのは”熟字訓(じゅくじくん)”と言われる読み方で、
熟字訓とは漢字1字に読み方をあてるのではなく、熟字(2字以上の漢字の組み合わせ)に訓読みをあてた読み方のことです。

熟字(2字以上の漢字の組み合わせ)に訓読みをあてた読み方だから、熟字訓(じゅくじくん)です。

”訓読みは漢字の持つ意味を日本語に翻訳したところから生まれた読み方”のことで、”音読みは中国語としての漢字の発音に基づく読み方”のことです。

なので”草”の訓読みは「くさ」で聞いただけで意味を理解できますが、
音読みは「そう」でこれだけでは意味が分からないですよね

訓読みはそれだけで意味が分かる読み方のものが多く、音読みはそれだけでは意味が分からないものが多いです

 

そして熟字訓は熟字(2字以上の漢字の組み合わせ)に読み方があてられているため、漢字単体に読み方が振り分けられているわけではありません。

例えば「時鳥(ホトトギス)」に用いられている”時”は単体で「ほとと」と読むことはできず、”鳥”も単体では「ぎす」と読むことはできません

ですので漢字1字の訓読み(草:くさ)のように、その熟字だけで意味が伝わるように読み方があてられているものが熟字訓というわけなんですね。

熟字訓と言われる読み方は特殊で、あらかじめその言葉の読み方を知っていなければ、読み方が分からないものがほとんどです。


次の章で時鳥の意味について解説していきます。


では時鳥の意味について見ていきましょう。

まず時鳥は「カッコウ目カッコウ科の鳥のこと」の意味として用いられています。

見た目はカッコウに似ていますが、時鳥はカッコウよりも小さいです。

時鳥の全長は約30センチメートルで、背面は灰青色をしていて、腹面は白く多数の黒色の横斑があります。

夏になると南から渡来してきて、鶯(ウグイス)などの巣に卵を産み、その卵を育てさせます。

このように卵の世話を他の個体に任せることを”托卵(たくらん)”と言います。


ちなみに「ホーホケキョッ」はウグイスの鳴き声で、時鳥の鳴き声は「キョッ、キョッ、キヨキヨキヨ」のような声で鳴くため覚えておきましょう

 

以上が「時鳥の読み方と意味、”じちょう”と”ホトトギス”正しいのは?」でした。

 


栴檀(せんだん)の木が身近に・・・実をムクドリが食べに来てる・・散歩道🚶‍♀️

2022-02-14 00:10:00 | 福ちゃんの散歩道(iPhone14ProMax)
散歩道🚶‍♀️🚶‍♂️

道路脇に栴檀の木があった。時折この辺りを歩いていたが気づかなかった
落葉し、実がなっているので気付くヒヨドリが相当食い荒らしでいる
木下に行くと他人の気配?飛び立つ


この栴檀の木は相当古いと思われる。根は一本のだけど枝分かれしている
成長は早い性質のようだけど・・・・・




ムクドリが来る・・・嘴が黄色(オレンジに近い)





















低い所は食べに来ていない

車道に伸びている枝はまだ残っている


高い箇所は殆ど食い荒らしている

ヒヨドリが1羽来た・・・嘴が黒い








実は木の下に沢山落ちている
植えてみようかなぁ

実をカッターナイフで切ってみて・・・硬い実です



栴檀の木
iPhone12ProMaxにて
(一部カメラ写真がある)


栴檀の木
センダンは、センダン科センダン属の落葉高木です。
葉や木には香りが感それほど強くなく、香木で言われる「栴檀」やことわという言葉が指すのは
ビャクダン(白檀)の事であり、よく間違われてしまうようです。

栴檀の実は人や家畜が食べると中毒を起こして酷い時は死に至る毒のようですが
逆に漢方では、ひび、あかぎれ、しもやけに外用整腸薬、鎮痛剤として煎じて内服
樹皮は生薬の苦楝皮(くれんぴ)と称して、駆虫剤(虫下し)として煎液を内服
葉は強い除虫効果を持つため農家において除虫に
センダンの抽出成分が、インフルエンザウイルスを不活化
等々色々な効能があって毒と薬は紙一重の典型です~



【センダンとは】


・暖地の海岸沿いや山地に自生するセンダン科の落葉樹。自生地は諸説あるが、伊豆半島あるいは四国以西と考えられている。トネリコに似た涼しげな枝葉が良好な緑陰を作ることから、校庭や並木に使われることが多い。日本以外では中国大陸や台湾に分布する。

 

・初夏(5月頃)に咲く薄紫色の花はたいへん美しく、香りも良い。花は10本の雄しべが合わさって紫色の筒状になる。一つひとつの花は小さいがまとまって咲くため、花期には木全体が薄紫色に見えるほどになる。

 

・9~10月ごろに熟すクリーム色の大きな実は、枝先に鈴なりにでき、遠目からも目立つ。その姿は数珠がたくさんあるように見えるため、「千珠」と呼ばれ、それが変化してセンダンとなった。自然環境であれば落下した実から発芽する確率は高い。

 

・実は落葉後も枝に残り、ヒヨドリなどの野鳥は好んでこれを食べるが、人間の食用とはならない。個人差はあるが、実を五つ以上食べると嘔吐、腹痛、胃炎、呼吸停止を引き起こす。実(苦練子)は民間薬に使われ、整腸、鎮痛、あかぎれ、ひびわれに使われ、種子は数珠になる。

 

・「栴檀は双葉より芳し」(センダンは苗の段階から良い香りがするように、才覚のある人物は幼少時からそれを発揮するという意味)で知られるが、本来これは熱帯アジア産のビャクダン(白檀)を語ったもの。センダンの枝葉や材には香りがない。

 

・幹は直立し、樹高は15~30mほどになり、成長に伴って樹皮は縦に裂ける。樹皮(苦練皮くれんぴ)はお腹の虫除け、茎葉は農業用の殺虫に、材は建材や器具材、象嵌などとして使われる。また、最近では犬猫の健康補助食品としてセンダンの葉のエキスが売られている。

 

・枕草子においても花の趣が称賛されているが、魔除けの霊力があるセンダンの木が罪人の恨みを消し去るとして、かつて獄門のさらし首用にこの材を使ったという言い伝えもあり、忌み嫌う人もいる。




ヒヨドリとムクドリの違いは