福ちゃんの散歩道

コロナ禍で関空での遊びも卒業、栂地区ウオーキングコースを中心に近場の日々の散歩で何か見つけよう。🚶‍♂️🚶‍♂️

【難読漢字】「真朱色」って読めますか?「しんじゅ」ではありません! 現代ビジネス編集部

2022-02-13 05:00:00 | 難解漢字 現代ビジネス 連載
【難読漢字】「真朱色」って読めますか?



「しんじゅ」ではありません!


突然ですが


「真朱色」という漢字


読めますか?


真珠に似ていますが、違います。


気になる正解は

正解は「まそおいろ」でした!

わかりましたか?



現代ビジネス編


しんしゅ
真朱色
RGB /
236 / 109 /113

CMYK /
00 / 54 / 52 / 07

Webカラー値 /
#EC6D71


黒味の濃い赤色です。硫化水銀鉱物から取り出される色で、日本では、縄文時代から発掘されており、万葉集ではこの色が「まそほ」と呼ばれています。中国湖南省辰州で、朱の原料となる「朱砂」の良質なものが取られるため、一般的には、この真朱は「辰砂」と呼ばれています。




色の説明

真朱(しんしゅ)とは、少し黒みのある鈍い赤色のことです。『朱 しゅ』は硫化水銀鉱物から作られる「朱丹 しゅたん」を元にした天然の赤色顔料で、我が国では縄文時代から発掘されており『万葉集』にもその名がみられます。朱丹の良質な物を「朱砂 しゅさ」、中国湖南省辰州でとれる最上の物は「辰砂 しんしゃ」という別名でも呼ばれました。

奈良時代には赤土の赭 そほに対し、『真朱 まそほ』とも呼ばれ、純度が高いことを表現しています。

色名に「真」の字が付いているのは「混じりもののない自然のままの朱である」という意味からです。逆に、硫黄などを合成した人工的な『朱色』は色合いがより鮮やかなこともあり、『銀朱 ぎんしゅ』として区別されました。

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タカサゴユリ(高砂百合)の花殻があったが、外来種とは‼️散歩道🚶‍♀️🚶‍♀️

2022-02-13 00:10:00 | 福ちゃんの散歩道(iPhone14ProMax)
散歩道🚶‍♀️🚶‍♂️

タカサゴユリの
花殻・・何か連想出来ますか?

草鞋に見える? 撮り方で・・・

タカサゴユリとは台湾が原産のユリで、別名「タイワンユリ」とも呼ばれている
外来種だった❗️

庭代台中学校横の枯れたツツジの木の中に
一本の花芯についている花殻
ネットで調べたら“タカサゴユリ”だった

タカサゴユリとは、台湾が原産の大型のユリです。大正12年に観賞用として日本に入りましたが、
繁殖力が雑草なみに強く、あっという間に野生化し、ほぼ日本全国で見られるようになりました。


和名は琉球語で台湾を意味する「タカサング」に由来します。
学名である「lilium formosanum」は、ギリシャ語の白いを意味する「leirion」」と、
台湾を意味する「formosanum」からできています

タカサゴユリは球根で花を咲かせます。
連作障害に弱く、同じ場所で咲き続けると細菌が発生して群生全部が枯れてしまいます。
1つの花からおよそ1000個できる種は、風に乗せて飛んでいくのです。
野生化した種は落ちた場所で根付くと2年ほどかけて球根を育て、その間は花をつけません。
花を咲かせつつ球根も育つため、だんだん花数も多くなります。
1つの群生が枯れるころには飛ばした種がすでに他の場所で球根を育てており、雑草のように繁殖力が強いといわれます。


ユリは世界に100種類ほどあり、そのうちの15種類は日本に自生し、7種類は日本の固有種です。
日本のユリは栽培が難しく、花を咲かせるまで5年前後かかるものもあります。
タカサゴユリはもともと台湾からきた外来種で野生化したものです。
外来種にありがちな傾向ですが、繁殖力が強いので在来種が影響を受けてしまいます。

すでに、ヤマユリやオニユリとの交雑種が確認されており、花に斑点があるものもあります。
そのため駆除指定こそされていませんが、積極的に栽培しないようにといわれているのです。









散歩道🚶‍♂️で出会ったタカサゴユリの花殻
外来種とは知らなんだなあ

iPhone12ProMaxにて


タカサゴユリ




タカサゴユリとテッポウユリとの違い

出典:flickr

タカサゴユリと間違えられやすいユリがテッポウユリです。タカサゴユリと見分ける方法は花や葉の形を確認することです。タカサゴユリの葉が細く松葉に似ているのに対し、テッポウユリの葉は笹の葉のようにふっくらしています。タカサゴユリの花は15~20cmと大型で長細く、薄紫やピンクのすじがありますが、テッポウユリは10~15cmと小ぶりで真っ白くすじがありません。タカサゴユリは夏から秋、お盆の時期に咲きますが、テッポウユリは春に咲きます。

テッポウユリとは

出典:flickr

テッポウユリは学名を「lilium longiflorum」といいます。九州南部、屋久島から琉球にかけて咲く在来種です。草丈は50~100cmで純白の花をつけます。花はラッパ状で1株に3~6輪ほど咲きます。少し下向きから横向きです。一般的に球根の植物は乾燥に強いですが、テッポウユリは乾燥をきらいます。タカサゴユリとは交雑種ができていて「シンテッポウユリ」と呼ばれています。

まとめ

出典:写真AC

ユリの花は連作障害に弱く、毎年見ていたのにある年を境に一つも生えてこなくなってしまう特徴があります。その間に種をとばして別の場所で息づくことから「旅する花」とも呼ばれます。タカサゴユリは外来種ですし、栽培しないことをすすめられているものです。しかし、花はとてもきれいです。お庭にある日、タカサゴユリの花が咲いているのを見つけたら、少しだけ愛でてもよいのではないでしょうか。