宵祭

夜は、また別の友達と合流して、城端町の祭りを見に行きました。曳山祭りの前夜祭、宵祭です。明日、曳山祭りで曳く山の上に乗せる神様を、山宿に飾る飾り山。獅子舞や庵唄の奉納披露などが見られます。

なんだかすごい人出だと思っていたら、今年は全国山・鉾・屋台保存連合会総会が城端で行われる年だったそうで、全国の保存会の人が400人くらい訪れたそうです。すごい。さらに、ユネスコの無形文化遺産に登録されたので、観光客も増えて、なかなかの賑わいでした。偶然、友達一家にも会いました。



山を持つ各町内の山宿に、神様が飾られています。山宿の家は、畳や襖を変えて、屏風や朴の木など飾りつけも凝って、素晴らしい飾り山を披露してくれます。町内ごとに神様が違います。左は大工町の関羽・周倉、右は東下の大黒天です。



西上が今年当番の一番山だそうで、恵比須様です。右のアップの写真を携帯の待ち受け画面にしてみました。



出丸の布袋様。他には西下の堯王、東上の寿老があり、6つの山があります。



今夜の山は、神様不在の状態です。明日は、ここに神様が乗って、曳山となります。

チューリップ

鋳物体験が予定より早く終わって、まだ時間が早かったので、友達の希望で砺波のチューリップフェアに行ってきました。私は今年、二度目のチューリップフェアです。一度目は開催初日だったので、まだあまり咲いていないところもありましたが、二度目はすっかり満開。チューリップフェアは明日までだそうです。



天気もいいし、きれいな眺めです。



GWで車も人も混んでいました。チューリップの塔も上るのに30分かかると言われ、一番上まで上らず、一つ下で降りました。前回は右のチューリップ以外、緑のままでしたが、今回はすべて咲いて、100年の文字も見えます。満開の映像を新聞やテレビでは見ていたのですが、実際に見ると本当にきれいです。



塔から見る反対側の眺めも満開できれいです。



色とりどりのチューリップ、かわいいです。



花の大谷も、すべて入れ替えて色鮮やかに変身していましたが、こちらも並んでいたので、あきらめて外から眺めておきました。



チューリップと噴水とチューリップの塔。天気もよくて、眺めも良くて、楽しい休日でした。17時前には、友達の家に送っていきました。

鋳物体験

今日もいい天気。今日は、昨日とは別の帰省した友達と鋳物体験に行きました。能作という鋳物ブランドが、最近新しく高岡のオフィスパーク内に作った社屋で、鋳物作り体験ができるというので行ってみました。能作は、柔らかく形を変えられる錫（すず）の製品を、新しい伝統工芸品の土産物として売り出して、最近人気のブランドです。鋳物作りの体験ができるというので、予約しました。平日には工場見学もできるみたいです。

広々とした田んぼの中に広がるオフィスパークの中に建つ、おしゃれな建物。古くて汚いイメージの鋳物工場からイメージ一新。天気がいいので気持ちがいいです。





ロビーは広々として作品が並び、床には金属の日本地図。





土産物ショップや紹介コーナーをぶらぶら見た後、カフェでランチをいただきました。すべて地元の食材を使ったランチ。サラダとおにぎりと大門素麺のセットを頼みました。食器もドレッシング入れも、すべて錫製品です。窓の外にはのどかな気持ちのいい景色が広がります。





体験を予約した13時まで、まだしばらく時間があったので、外に出てぶらぶら。遠くに山も見えて、天気もよくて、本当に気持ちのいい眺めです。





貸してもらったエプロンを付けて、鋳物体験の始まりです。作りたい物の型の周りを砂で固めて、その後に型をはずし、そこに錫を流し込むという作り方です。いかに隙間なく滑らかに砂で型を作れるかで、最終的な仕上がりが決まります。優しいお兄さんの親切な説明を聞きながら、丁寧に作業しました。





高温の錫は流し込んでくれます。



固まるまで、しばらく待ちます。どんな風に出来上がるか、ドキドキです。



最後に、木の型枠をとんとんと叩いて砂を落とすと、中から錫製品が出てきます。





注ぎ口がついた形で出来上がるので、要らない部分を切って、あとは細かいところをやすりで磨いて仕上げます。



私はぐい吞みを、友達は箸置きを作りました。とても楽しい体験コースでした。



体験を終えて、チーズケーキを食べながらお茶を飲みました。自分で作った物も一緒に並べて、いい気分のティータイム。とても楽しくて満足な体験コースでした。