「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

ほぼ見ない珍しい産経新聞のプーチン発言記事<ウクライナ紛争2024.2.6

2024-02-07 20:16:34 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

「主導権は完全に露軍に移った」プーチン氏、ウクライナに降伏要求 「戦勝」へ自信深める
2024/2/5 17:26
https://www.sankei.com/article/20240205-P6NE46NBKVPZFFG3WWLBKUPQDQ/

AFPの記事で1回見た以外に、プーチン氏のこの趣旨の発言の記事は見たことがありません。
産経新聞が記事を掲載した意図は、「それは無理です」と言いたのであろうと思います。

ロシア側からウクライナに降伏勧告が出ているのは事実です。ウクライナのゼレンスキー氏は、絶対拒否です。

ウクライナを絶対支援する欧米も、こんな話が出てくると都合が悪いので西側のメデイアも無視します。

ロシア側の条件は同じで・・・
領土は現状維持か+α
ウクライナ政府からの反ロシア派の排除(非ナチス化)
「中立化」(元の中立に戻る)
「非軍事化」(独立時の約束である反ロシア的軍事同盟に加入しない=現在のNATO加盟政策の放棄)

※領土に関しては既に戦争中ですので現在、ロシアが占領している地域はロシア領だという主張です。

それ以外は、ウクライナが2014年クーデターで現在の親欧米派が政権を奪取してアメリカの傀儡政権が強引に進めてきたNATO加盟政策を止めて、元の中立に戻れ・と主張しているだけで特段無理な話でもありません。

結局、ウクライナ紛争の原因は2014年クーデターで権力を握った親欧米派(=過激民族主義者)が、強引に(アメリカの武力を背景に)それ以前のロシアとの約束である中立政策と軍事同盟非加盟政策を放棄し、NATO加盟政策に切り替えたことにあります。

それを強引に継続したため最終的にロシア軍のウクライナ領侵攻を招きました。
少なくとも2015年「ミンスク2」合意を守っていれば、こうはならなかったと思います。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%AF2
「ミンスク2」合意を破って事態をドンドン悪化させたのは主にウクライナ(+アメリカ)です。
結局、「ミンスク2」合意はウクライナ軍を強化する時間稼ぎに利用されただけでした。
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/73164?page=5

つまり、ロシアの言い分はウクライナと欧米の側がこれほど不誠実なことをやった結果、ロシアは軍事侵攻を決断するしか道がなかった・と言う主張です。
そして、「2014年以前の地域の国際政治的状況に戻してくれ」と主張しています。

※はっきり言ってアメリカがウクライナを強引にNATOに引き込もうとしなければ、ロシアのクリミア侵攻もドンバス紛争も起きなかったはずです。

※立場を変えて考えれば、分かりやすいと思います。
アメリカの中央政府が崩壊して政治的な混乱が起きたとします。
その時、かねてから独立を志向していたテキサス州が一方的に独立を宣言しました。しかしその為に中立を宣言し、反アメリカ的な軍事同盟には加入しないことをアメリカ政府と約束しました。
時がたちアメリカ弱体化を狙う極悪ロシアは、テキサス国をそそのかし親ロシア派にクーデターを起こさせて、強引にロシアとの軍事同盟路線に政策を変更させました。
ブチ切れアメリカは、テキサス国のアラモ砦を奪取し、アメリカ支持者が多い地域で反ロシア独立闘争が始まりました。
極悪ロシアが更にテキサス国との軍事同盟を進めようとしました。
遂にアメリカ政府の我慢の限界を超えてしまい、アメリカはテキサス国に軍事侵攻を開始しました。

※このような状況で、「(極悪)ロシアが正義でアメリカは極悪である!」と(極悪)ロシア側が主張しています。(極悪)ロシア側の方が仲間が多いので、(極悪)ロシアの仲間内ではアメリカが極悪であることになっています。

※このように立場を変えてみると、どちらの言い分に妥当性があるかが分かりやすいと思います。

※だからウクライナと欧米の主張は、仲間内の欧米以外では無視されています。こんな話を西側のテレビや新聞はウクライナと欧米の主張だけを、一方的に報道しています。中立や妥当性はなくプロパガンダとフェイクニュースを垂れ流すだけです。

これで問題が解決するわけが無いでしょう❓
そう意図して産経新聞が記事を掲載したのなら、立派だと思いますが❓
多分、正反対のことを言いたいのであろうと思います。

まあ、欧米も頭を冷やして考えるべきです。
(時期も真冬ですし・・・)
ウクライナと欧米(特にアメリカ)は、十分すぎるほど非のある話ですから。その非を隠したところで欧米以外の国には、「頭隠して尻隠さず」のように見えていることを知るべきだと思います。
普通なら恥ずかしいと思います。
日本政府もよく考えるべきですね❓
見ていると、ほぼ「付和雷同」です。


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


2024欧州サッカー>チャンピオンズリーグ優勝予想<2024.2.6

2024-02-07 20:14:39 | サッカー

※訂正

ドイツ・レーバークーゼンは今回大会に出場していませんので、レーバークーゼンの部分は、ナシでお読みください。失礼しました。

 

ブックメーカーの人気は❓
https://bet-channel.com/matches?ct=10060&lang=ja
マンチェスターC 3.04
Bミュンヘン 6.35
Rマドリー 7.47
アーセナル 14.76
パリSG    14.83
バルセロナ  15.59

大体、こんな人気順です。
玄人の予想は、知りません。
そこで私も予想してみます。

※まず、最近の有力チームの成績
(まず無理だろうというチームは外しました)
Rマドリード 勝点58得点48失点15 試合数23
インテルM   勝点57得点51失点10 試合数22
リヴァプール 勝点51得点52失点22 試合数23参考プレミア1位
マンチェスターC 勝点49得点54失点25 試合数22
アーセナル  勝点49得点47失点22 試合数23
レーバークーゼン 勝点52得点52失点22 試合数20
Bミュンヘン   勝点50得点59失点12 試合数20
パリSG    勝点47得点48失点17 試合数20

※最近の優勝国からの傾向
英2022-23グアルディオラ
ス2021-22アンチェロッティRマドリード
英2020-21トゥヘル チェルシー
独2019-20フリック Bミュンヘン
英2018-19クロップ
ス2017-18ジダン
ス2016-17ジダン
ス2015-16ジダン
ス2014-15ルイス・エンリケ バルセロナ
ス2013-14アンチェロッティ Rマドリード
独2012-13ユップ・ハインケス Bミュンヘン
英2011-12ロベルト・ディ・マッテオ チェルシー
ス2010-11ジョゼップ・グアルディオラ
伊2009-10 モウリーニョ インテル・ミラノ
ス2008-09ジョゼップ・グアルディオラ
英2007-08ファーガソン
伊2006-07アンチェロッティ ACミラン
ス2005-06フランク・ライカールト バルセロナ
英2004-05ラファエル・ベニテス リヴァプール
ポ2003-04モウリーニョ FCポルト
伊2002-03アンチェロッティ 2002-03 ACミラン
ス2001-02ビセンテ・デル・ボスケ
独2000-01オットマー・ヒッツフェルト Bミュンヘン

見てわかる通り、ほぼイギリスかスペインです。スペインが多いです。
ドイツは、飛び飛びでたまに優勝します。当分、来ないでしょう。
イタリアは、2009-10 以降優勝がありません。理由はリーグのレベルが落ちたからです。近年のイタリア代表チームの成績不振もこれが理由です。
イタリアのレベルが落ちたというより他の3大リーグのレベルが上がったというべきかもしれません。戦術や興行的な部分で後れを取ったと言えます。

リーグの大会でのレベル比較なら・・
スペイン>イギリス>ドイツ>イタリア

※次に監督比較
優勝には、監督の能力と経験値が大きくものを言います。
チャンピオンズリーグの経験が少なく能力の足りない監督が優勝監督になるには、ハードルが高すぎる大会です。

決勝トーナメントは、決勝戦までは2試合。決勝戦は1試合のサッカーにしては、超短期決戦です。
そのためリーグ戦に強い戦い方が、トーナメントで強いとは限りません。

それは、リーグでは圧倒的に強いマンチェスターシテイ(グアルディオラ)が、2023やっと初優勝したのを見ると分かると思います。
国内1強のBミュンヘンも勝ち上がりにくいです。
パリSGは、競り合いに弱くまるでダメです。しかも監督人事がえこひいきで決まりますので監督の能力が、そもそも足りません。今シーズンは、スペインのエンリケを招聘したのでその部分は補強できました。
しかし、私の評価は低いです。エースのエムバペに優勝のためにチームに貢献する意識が低いからです。エムバペを抑えられると得点力を失います。昨シーズンもそれでバイエルンに完封されました。

監督の実力なら、チーム力を加算して・・・
(Rマドリー)アンチェロッティ
(Mシテイ)グアルディオラ
(バイエルン)トゥヘル
この順だと思います。
ダーク・ホースは❓
(インテル)S・インザーギ
近年頭角を現してきた出世魚です。
昨シーズンは、0-1で惜しくも準優勝でした。下馬評は低かったと思います。

※これで検討要素が大体揃いました。
では、皆さんご検討ください❓

ここで日記を止めると怒ると思います。

では、ズバリ予想!
本命 (インテル)S・インザーギ
対抗 (Rマドリー)アンチェロッティ(Mシテイ)グアルディオラ
単穴 (バイエルン)トゥヘル
一応  レバークーゼン(シャビ・アロンソ)⇒出場なし
念のため PSG(ルイス・エンリケ)

チームの今シーズンの調子と監督のトーナメントでの実力、そして本大会での実績などを考えてこのように順位を付けました。

インテルが1番になったのは、監督のS・インザーギは経験が浅いですが徐々にリーグ戦でも成績が良くなりつつありカップ戦で結果を残しています。昨シーズンは下馬評を覆して決勝まで勝ち上がり、0-1の僅差の勝負をしました。今年はリーグ戦は好調で現在順位は1位です。そして22試合終わって失点10と守備が固いです。これが短期決戦では、大きくものを言います。昨シーズンより上がり目がありますので、優勝候補筆頭に上げました。

対抗は、監督の経験値と守備の固さでRマドリーです。
2年連続優勝は、ほぼ過去にないという意味でマンチェスターCは3番手の評価です。今シーズンのリーグ戦も強い時のマンチェスターCとは違います。ややチーム力が落ちているのがマイナス点です。それを打開するとすれば、ハーランドの活躍です。ハーランドが活躍できるかどうかがマンチェスターCの鍵を握っていると思います。

忘れていましたが、バイエルンにはハリー・ケインが新加入しました。初優勝に燃えるケインが大爆発すれば優勝もあります。ケイン次第ですね❓(ケインはレギュラーシーズンは絶好調です。監督はトゥヘルで優勝の条件に合致しています。現在リーグ2位ですが20試合失点12は守備の固さを示しています。対抗の評価が妥当かもしれません・・・)

経験値はチーム・監督ともありませんが、レーバークーゼン(シャビ・アロンソ)には今シーズンは勢いがあります。優勝までは期待しませんが、「大物食い」の予感がします。⇒出場なし

PSGの期待値は低いです。優勝するチームには見えません。オーラが感じられません。


※関連記事目次
「欧州サッカー&大相撲&ボクシング」の記事目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e1c3411cc4e400cbb1f90e45064e8d35


EV車の未来(トヨタの見通しは当たるか❓)<2024.2.6

2024-02-07 20:12:53 | 日本の政治・経済・社会

アングル:EVの普及減速、HV販売好調でトヨタが競合リード
Daniel Leussink、Abhirup Roy
2024年2月6日午前 8:35 GMT+924分前更新
https://jp.reuters.com/markets/world-indices/3TXLVGL7RNOAZCPLSDOSOM2N64-2024-02-05/
世界EV販売、23年は31%増に伸び鈍化=市場調査会社
Nick Carey
2024年1月11日午前 10:49 GMT+91ヶ月前更新
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/KBOSGNLGXRLINOY3IWWBI4KIU4-2024-01-11/

EV狂奏曲とでも言うべき流れがあります。
EV車が現在売れているのは、主にヨーロッパ・中国・アメリカの一部・カナダなどです。
「2023 年の世界の自動車販売台数は前年比 5%増の 8,310 万台となる。」
「23年に販売されたEV1360万台のうち、完全に電動化された電気自動車(BEV)が950万台」

実際には、世界の自動車の販売台数 8,310 万台の中で完全EV車が950万台売れました。
ゼロから考えると多いですが、総数に占める割合はそう多いわけではありません。

実際には、これからEV車・ハイブリッド・ガソリンエンジン・水素その他との比較がなされて売れ行きが決まると思います。EV車にはEV車の欠点もあります。

トヨタの現時点での予想は❓
『トヨタは国や地域によってニーズは異なるとし、複数のパワートレイン(駆動装置)を揃える「マルチ・パスウェイ」戦略を取っている。豊田章男会長は1月に行った講演で、「いくらバッテリーEVが進んだとしても、市場のシェアの3割だと思う」と述べた。7割はHV、燃料電池車、水素エンジン車などで、「エンジン車は必ず残ると思う」と語った。』

このような内容です。実際に「世界」という視点で見てみるとEV車が使用できる環境を整備できる国が、どれだけあるかが問題です。
「EV車など到底無理です」という国や地域は、世界には沢山あります。EV車が使用できる環境を整備できる国は、ほぼ先進国だけと言っていいと思います。

環境負荷を考えても廃車を考えると電池の破棄を考えるなら(あるいは事故車の即廃車)、環境負荷の一番少ないのはハイブリッドです。
電気自動車は、ハイブリッド技術で完敗したヨーロッパのメーカーがヨーロッパ各国の政府の後押しを得て販売拡大を目論んだ結果出てきた構想です。ヨーロッパ・メーカーの車が売れないから電気自動車にルールを変えました。環境負荷は、後から付けた理由です。
ドイツのクリーンディーゼルは、インチキだったでしょう❓売れる車がなくなったから、電気自動車にしただけです。ヨーロッパの自動車産業救済策と言えます。

日本のハイブリッド技術は追随を許さない優れた技術です。世界と言う視点で考えると、トヨタの予測の方が正しいような気がします。

現状は税金の優遇などを利用した電気自動車バブルのように見えます。
日本の田舎でさえ、充電ステーションなどどこにあるか分かりません❓と言うような地域は沢山あります。都市部では利用できても、郊外や山間部、へき地では利用されないと思います。
世界では、そんな地域がほとんどです。そんなところで、電気自動車を売るのが無理なのは確かです。

バブルに踊る中国やヨーロッパのメーカーが正解なのか❓
トヨタの見通しが正解なのか❓

数十年かけて判明するのであろうと思います。


(MBL)予定通りカーショーがドジャースと契約、復帰は夏過ぎの予定&ドジャースの優勝決定!<2024.2.7

2024-02-07 11:49:03 | MBL & プロ野球

210勝左腕カーショーがドジャースと再契約 大谷翔平投手復帰の来季に豪華先発陣完成へ
[2024年2月7日7時34分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202402070000069.html

契約したと言うことは、カーショウ本人は夏以降の復帰に自信があるのだろうと思います。カーショウはその見込みがなければ契約しないと思います。金銭でどうこうする選手では、ないからです。自信が持てなければ、レンジャーズと契約して故郷に帰ると思います。

https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/6cf8668ec0fd2d79db86d82e6f39316a

これでプレーオフは、カーショウが投げると思います。順調に回復すれば左腕の大エースです。
ドジャースにしてみれば、オフにかなり投手陣の補強をしています。ここにカーショウが加わると「鬼に超強力な金棒」です。(昨シーズンのドジャースの弱点は弱体投手陣です。オフは、徹底的な投手補強を敢行しました。)

投手陣がここまで強化されると負ける要素がなくなりました。

カーショウの前にジェームズ・パクストンと契約しています。
(ジェームズ・パクストン(35歳)左投げ左打ち19先発7勝5負 防御率4.50)
もう、全部かき集めました。

これで負けたらおかしいと思います。
負けようがない超豪華補強が完了しました。

レギュラーシーズンのぶっちぎりの地区優勝は、動かしようがありません。(去年ヨレヨレの先発陣で100勝しています。今年は120~130勝するかもしれません。そら恐ろしい気がします。ほゞ、怖いもの見たさですネ❓)
後は、リーグ優勝決定戦でブレーブスを撃破して!
ワールドシリーズは、ア・リーグのどのチームが出てこようと今シーズンのドジャースの敵では、ありません。

シーズン前にドジャースのワールドシリーズ優勝が決定した感があります。カーショウが最後に必要なピースです。自信をもってドジャース優勝宣言が出来ます。
やったね!翔平君!
Wシリーズ、初優勝!おめでとう!!!

今シーズンのお楽しみは❓
山本由伸君が、サイヤング賞受賞なるか❓(多分、できる!)
翔平君が、ホームランを何本打つか❓(55~65期待)
Wシリーズで、何本打つか❓(多い方がいいです!)

松井秀喜以来のWシリーズMVPを期待したいと思います。

普通に考えると❓
これでドジャースが負ける要素は、ないですね❓
金力に任せた卑怯な手段ですが、Wシリーズ優勝の常套手段です。去年のレンジャーズもそうでした。メジャーの習いです。


※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b


(ロシア)ゲラシモフ参謀長と(ウクライナ)ザルジニー最高司令官の噂<ウクライナ紛争2024.2.7

2024-02-07 07:49:28 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

Newsweekは週刊誌ですから、何とか面白ネタを探してきます。面白ネタを適当に混ぜておかないと売れ行きが悪くなるからです。

去年ロシアのセルゲイ国防相が一時期動静が不明になりました。更迭説や死亡説が流れましたが、北朝鮮に行っていました。現在のロシアと北朝鮮の親密な関係を築くために潜行して北朝鮮側と交渉していました。だから行動を秘匿する必要がありました。

『ロシア軍、ソコロフ司令官とゲラシモフ参謀長の死亡説を放置』
2024年2月5日(月)18時20分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2024/02/post-103631.php

ロシア黒海艦隊のビクトル・ソコロフ司令官の殺害をウクライナが発表した時は、ロシアは必死に否定しました。だから生きていることになっています。ウクライナのクリミア攻撃でロシア黒海艦隊司令官が殺害されては士気にかかわるから、そうしたのだろうと思います。
今となっては、気にする人は誰もいません。

『また、ロシア軍のワレリー・ゲラシモフ参謀総長も、今年初めにクリミア半島にあるロシア軍指揮所へのウクライナ軍の攻撃によって死亡したという説が出ている。この時の攻撃は、セバストポリ近くとエフパトリア 近郊の軍部隊に向けて行われたという。』

去年の12月29日に公の場に姿を見せたのを最後に動向が不明なので死亡説が出てきたというわけです。
そもそもゲラシモフ参謀総長は表に出てくる役割の人ではありませんから、動向が不明でも特に不審はありません。
むしろザルジニー最高司令官のように毎日メデイアの話題になっている方が、おかしいと言えます。これはゼレンスキー氏との対立と解任問題がありますから、格好のマスコミ・ネタになっています。

ゲラシモフ参謀総長はセルゲイ国防相やプーチン氏と何の問題もありませんから話題性はゼロです。ロシア軍は戦争に関しては国防相か報道官しか政府広報を出すことはありません。
ゲラシモフ参謀総長は姿が見えないのが普通で、見える方がおかしい場合が多いです。(批判の矢面に立つとか・・)

しかし1か月も見ないと、すぐ死んだことにして受けを狙う輩が出てくるという、おバカな話です。
ロシア政府が死亡説に対して反論しないのは、相手にするだけ馬鹿らしいからです。
「おバカ相手に付き合ってられない!」

それをネタにするNewsweekは、相当ウクライナ・ネタが少なくて困っているのは、見て取れます。なんでもない話を面白おかしく膨らませて記事を1本でっち上げてしまいました。

『ウクライナ軍トップのザルジニーが「解任」へ、大統領に不信感を抱く「民兵組織」と接触も』
2024年2月5日(月)14時00分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2024/02/post-103624_1.php

一方で、ザルジニー・ネタには気になる部分があります。
「ゼレンスキーに不信感を抱く民兵組織やナショナリストとも接触を保っている」

このどこが気になるか❓
実はウクライナの2014年クーデターは、アメリカが裏から手をまわして「民兵組織やナショナリスト」などを動員して引き起こしたからです。今のウクライナ政府の性質が分かるでしょう❓
「民兵組織やナショナリスト」と書いていますが、カチンコチンの過激主義者の集団です。今もウクライナ政府は、この連中が権力を掌握しています。

そして❓
ザルジニー氏も当然ナショナリストの系統に属する人間です。危ない匂いがしないでもありません。
今、ゼレンスキー氏を排除しないとウクライナ政府はどうにもならない状況にあります。ほぼゼレンスキー独裁であり絶対、戦争遂行です。
放置すれば(戦争を継続すれば)ウクライナは国家として戦争の様々な負担でやがて崩壊すると思います。ザルジニー氏は軍の最高司令官ですから、それが良く分かっていると思います。

そうです❓
誰かが立ち上がらなければ、ウクライナは遠からず崩壊すると思います。
座して、それを待つのか❓


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


2024.2.7>世界のニュース拾い読み

2024-02-07 07:47:20 | 世界のニュース拾い読み

仏大統領は「ミッテラン」 バイデン氏、また失言
2024年02月07日07時23分配信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024020700298&g=int

ウクライナ人によるロシアへの爆発物持ち込み阻止 ジョージア
2024年2月6日 12:59 発信地:トビリシ/ジョージア [ ジョージア ウクライナ ロシア ロシア・CIS ] 
https://www.afpbb.com/articles/-/3503849?cx_part=top_latest

ウクライナ軍が製パン所攻撃、「極悪非道のテロ」 ロシア大統領府
2024年2月5日 19:14 発信地:モスクワ/ロシア [ ロシア ウクライナ ロシア・CIS ] 
https://www.afpbb.com/articles/-/3503765?cx_part=top_category&cx_position=3

ウクライナ戒厳令、5月まで延長 3月の大統領選先送り―議会
2024年02月07日07時11分配信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024020700280&g=int

「主導権は完全に露軍に移った」プーチン氏、ウクライナに降伏要求 「戦勝」へ自信深める
2024/2/5 17:26
https://www.sankei.com/article/20240205-P6NE46NBKVPZFFG3WWLBKUPQDQ/

ウクライナ保安当局、記者を違法に監視 報道機関が指摘
ロイター編集
2024年2月6日午後 1:07 GMT+918時間前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/YLTZTKZXWBIGLKFXWVLOZS5KRA-2024-02-06/

ウクライナ軍、ドローン専門部隊創設へ 「戦況根本的に変える」
ロイター編集
2024年2月7日午前 5:36 GMT+92時間前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/3I6NY2JEPFPTPJ6AMP5YFASABM-2024-02-06/

※去年の3月ごろにも同じことを言っていました。ドローン部隊はすでに兵科としてあります。

スペイン、UNRWA支援に5.6億円を追加拠出
2024年2月6日 11:40 発信地:マドリード/スペイン [ スペイン ヨーロッパ パレスチナ自治区 イスラエル 中東・北アフリカ ] 
https://www.afpbb.com/articles/-/3503840?cx_part=top_topstory&cx_position=3

UNRWA、資金提供停止で今月末までに活動全面停止の恐れ
2024.02.02 Fri posted at 09:35 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35214728.html

UNRWAへの資金拠出、上位25カ国の約半数が停止発表
2024.02.01 Thu posted at 16:19 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35214703.html

UNRWAへの資金拠出停止は「壊滅的な結果」招く WHO事務局長
2024.02.01 Thu posted at 06:18 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35214644.html

ガザの孤児・保護者いない子ども、推定1万7000人超 ユニセフ
2024年2月3日 17:32 発信地:ジュネーブ/スイス [ スイス ヨーロッパ パレスチナ自治区 イスラエル 中東・北アフリカ ] 
https://www.afpbb.com/articles/-/3503524

米ボーイング、立て直しの「最後のチャンス」 エミレーツ航空社長が警告
2024.02.06 Tue posted at 18:02 JST
https://www.cnn.co.jp/business/35214883.html

殺人・強盗・銃撃 米首都で急増する凶悪事件、議員や市民が犠牲に
2024.02.06 Tue posted at 17:08 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35214875.html