「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

アウデイーイウカ戦線、ヤスノブロディフカを攻略、ソキルSokilで激戦<ウクライナ紛争2024.06.27

2024-06-27 19:52:35 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

最近、航空万能論の管理人は政治の方に夢中で戦況更新をしてくれません。
そこでWAR NEWS247から転載。
サイトの趣旨は良く分かりませんが、内容は大体何らかのソースに元ずいていてほぼ妥当だと思います。
https://warnews247-gr.translate.goog/war-monitor/oukrania/suntribh-tou-oukranikou-metwpou-se-bathos-xlm-h-prwth-megalh-rwsikh-proelash-apo-thn-enarksh-tou-polemou-epesan-sokol-karlofka-gebgkenofka-giaznomprontofka/?_x_tr_sl=el&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja&_x_tr_pto=sc

ソキルSokil方面
ソキルSokilを巡ってロシア軍とウクライナ軍が激戦中でロシア軍が集落の中まで進撃したようです。
それにともない西の近隣のVoskhodとYevhenivkaでも戦闘が起きているようです。
これが写真の1番上と3番目と5番目です。
5番目を見ると大体、戦闘地域が分かります。
ソキルSokil~Yevhenivka~Voskhodの細長いエリアにウクライナ軍の拠点があり、ここをロシア軍が攻撃中です。

その南のヤスノブロディフカYasnobrodivka方面。
ここは集落はほぼロシア軍が制圧したようです。
これでカルロフカ(貯水池)Karlovs'ke Reservoirの東側の全域からウクライナ軍が駆逐されたか残敵掃討中のようです
写真の2番目と4番目です。4番目の写真が分かりやすいと思います。

このようにロシア軍が進撃して制圧すると、その中央にあるノボセレフカ・ペルシャNovoselivka Pershaが3方向から包囲されます。包囲されてしまえば、長くはもたないと思います。

南の幹線道路E-50では、ネタラブNetailoveの次のウクライナ軍の拠点のカルリブカKarlivkaを攻撃し始めました
写真の4番目。

全部ロシア軍が制圧すると大雑把にオチェレティネOcheretyneの北西のノヴォオレクサンドリウカNovooleksandrivkaから南に、ソキルSokil~ノボセレフカ・ペルシャNovoselivka Persha~カルリブカKarlivkaを結ぶ面的な支配をロシア軍が確立します。
カルロフカ(貯水池)Karlovs'ke Reservoirの東側が南北に全域ロシア軍が支配することになります。

ここまでロシア軍が進出すると西のウクライナ軍の重要拠点のポクロウシクPokrovskまでアウデイーウカから見て直線距離で半分弱までロシア軍が迫ることになります。

アウデイーウカ市街をロシア軍が制圧したのが2月中ですから、陣地戦の進撃速度としては相当早いです。単純に速度を比較するなら年末には、ポクロウシクPokrovskを巡る大攻防戦が起きる可能性があります。
ポクロウシクPokrovskから西に20kmほど行くと州境です。

ネット上のコメントを見るとロシア軍の進撃速度が遅いという人がいますが、アウデイーイウカ戦線ではかなり速いです。アウデイーイウカ戦線でロシア軍が西に突き抜けてしまえば、その南北でもウクライナ軍は後退せざるを得なくなります。


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑤
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。