「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

ウクライナ紛争に関して反主流のヨーロッパの政治家の発言(リュック・メランション)<2024.04.11

2024-07-11 19:49:27 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

フランス発ユーロ危機はあるか──右翼と左翼の間で沈没する「エリート大統領」マクロン
2024年07月10日(水)20時45分
https://www.newsweekjapan.jp/mutsuji/2024/07/post-213_3.php

記事の内容は、フランスの今後の政治経済について論評しています。今回、それはパス。
記事の中で筆者は、左翼連合を率いるジャン=リュック・メランション代表はウクライナ紛争に関する見解を示しています。

『 ロシアによるウクライナ侵攻について、マクロンはウクライナ支援を全面に打ち出し、地上部隊の派遣さえ示唆してきた。
 これに対してメランションはロシアの軍事活動を批判しながらも、制裁の強化には反対(これも極右と同じ)し、さらにウクライナ戦争を招いた原因は “アメリカやNATOがロシアにプレッシャーをかけたこと” と批判している。』

極右を率いるルペン氏も左翼連合を率いるメランション代表もこの点では認識が一致しています。

つまりフランスでは、反主流派の政治家の一部は堂々とこのような主張をしていたことになります。
AFPの報道では、見たことがありません。
あるいは、日本語版からはカットされている可能性もあります。
外国のメデイアであろうと日本政府のガイドラインに従っている傾向があります。ロイターでも英語版にあって日本語版にない記事があります。
BBCのニュースでも同じです。
外国のメデイアの日本語版に全部ニュースが掲載されているわけでは、ありません。原語の方で見ないと全部は見ていません。

それは脇に置いて、こんなことを普通に発言している日本の政治家はほとんどいません。
ウクライナ正義・支援に反対の立場は、まずいないでしょう。
鈴木宗男バッシングは、国賊扱いでしたね❓
もっともモスクワをわざわざ訪問したフランスの政治家の話も聞きません。訪問はせず、ロシアの立場を説明するなら説明するべきであったと思います。
それなら、あそこまで酷くはならなかったと思います。

最初から一貫して当たり前のことを主張しているのは、立憲民主党の原口 一博議員です。

『立民・原口一博氏、露国営メディアで「ウクライナ支援の理由ない」「ロシアが悪はあり得ない」』
2024/2/8 12:22
https://www.sankei.com/article/20240208-TYSTXWDNRZBZDC6PDSIILM6HEY/

立場は一貫してロシア擁護・ウクライナ批判です。
プロパガンダとフェイクニュースの立場を排除すれば、大体現実に沿った話をしています。
全部正しくはないかもしれませんが、中立の立場で見れば大体こんな認識になります。

だから世間一般で言われているウクライナ正義・ロシア悪の主張は、単にウクライナとNATOのプロパガンダとフェイクニュースを垂れ流しているに過ぎません。

原口一博氏はロシア擁護、私は中立の立場の違いはありますが、ウクライナ紛争とウクライナに関する認識はほぼ同じです。

どうして❓
旧ソ連崩壊後からの歴史や国際情勢の流れ、更には資料やニュースを調べて行けば、誰でも同じ結論に達します。
私は人の話を聞いてこう主張しているではありません。
オープンソースの情報の中で自分で調べられる範囲で調べた結果、到達した結論です。

原口一博氏は、日本の国益にも触れています。
隣国であるロシアと敵対して日本に有利なことは何一つありません。
ウクライナ政府を「破綻国家・犯罪国家・極右軍国主義国家」と認識するなら支援どころか関与すらするべきでないと思います。

2022年2月24日ロシアの軍事侵攻以前のウクライナに対する西側の認識は、大体こんなものです。
ロシア潰しにウクライナを利用する事になったから、ウクライナ絶対正義の話をでっち上げました。
これを政府と日本のマスコミが、拡散してアッと言う間に日本中が、プロパガンダとフェイクニュースに洗脳されてしまったという経緯があります。

テレビや新聞でウクライナ批判など不可能でしょう❓
ほとんど太平洋戦争に向かっていた時期の日本国内と同じ状況が出来上がってしまいました。
それを絶対正義だとするのも同じです。

当時は、何と言ったか❓
『ヒトラー総統は絶対正義!
ルーズベルトは極悪!』
極悪ルーズベルトを打ち滅ぼすために戦争に突入しました。当時の日本国民は、これを熱狂的に支持しました。
陸軍がそう仕向けた部分は当然ありますが、開戦を熱狂的に支持したのも日本国民です。
だから「一億総懺悔」と言う言葉が出てきます。

ウクライナ紛争に関しては、民主的な国家であれば賛成反対の両論が出てくるのが普通です。
軍事力で物事を解決しようとするロシアも悪いですし、アメリカの尻馬に乗ってロシアを軍事力で挑発しまくったゼレンスキーは更に悪いです。
ゼレンスキーが、こうしなければロシアの軍事侵攻はなかったと思います。

総ヒステリー状態なのは、ヨーロッパも同じです。
主要国の政府は、ほぼ絶対ウクライナ支持・支援です。

しかしフランスでは、これまでの野党勢力は違いましたね❓

スロバキアでは、親ロシア・ウクライナ支援反対を唱えてロベルト・フィツォ氏が選挙戦に勝利して現在首相です。
理由は、スロバキア国民はEUもロシアもウクライナも悪いと考えているからです。これは2023年の早いうちに実施されたアンケート調査に表れています。
だからロベルト・フィツォ氏が勝利しました。

ハンガリーのオルバン首相は、最初から親ロシアで停戦を主張していますし、制裁にも反対しています。

最近、ブルガリアのグラフチェフ首相代行がウクライナ紛争停戦仲介の提案をするつもりだとコメントしました。
『ブルガリアがウクライナ紛争の和平交渉仲介を提案<ウクライナ紛争2024.07.07』
https://smcb.jp/diaries/9321040

ヨーロッパであろうとウクライナ和平を主張する国と政治家はいます。内心そう思っている国は更に多いと思います。言えばEU村の村八分になるから、言えない国が多いと思います。

結構、首脳レベルではなくもう少し役職の低い人でウクライナ和平を主張する人は、います。
でも、そういう声は少数派・異端として無視されます。
それでも声を上げる人は、います。

日本にそうはっきり主張する人が、何人いますか❓
共産党すら、断固ロシア糾弾です。

だから❓
日本の報道の自由度は世界70位です。
こういうことを、やっていると戦争一直線です。
当然、それを画策している勢力もいると思います。

民主主義とか報道の自由とか、もう少し考えた方がいいような気がします。
今の民主主義は、民主主義(風)独裁でしょう❓
異論、別論を許さなければ、それは集団的独裁主義としか言えません。
今の西側は、そんな国ばかりに見えます。


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑤
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


キエフ小児病院ミサイル落下事件、その3(翻訳を利用した捏造)<ウクライナ紛争2024.07.11

2024-07-11 19:46:50 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

※これは、酷すぎると思ったので「その3」です。
以下の記事のタイトルを見て、どのような印象を受けるでしょうか❓

『キーウ小児病院攻撃はロシアのミサイル、国連機関が見解』
By ロイター編集
2024年7月9日午後 7:09 GMT+91日前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/PGK6ZW4MFBMX5MGQIKZGAONJ3E-2024-07-09/

「国連機関がキエフの小児病院を攻撃したのはロシアのミサイルだと言った」
タイトルは、このようにしか読めません。
では、国連ウクライナ人権監視派遣団(HRMMU)のダニエル・ベル団長は、現地でどのような見解を示したのか❓
以下は、Hara Blogからの引用です。
英語文
【Analysis of the video footage and an assessment made at the incident site indicates a high likelihood that the children's hospital suffered a direct hit rather than receiving damage due to an intercepted weapon system.】
このような見解を示したそうです。

2024年07月11日10:29
キエフのオフマディト小児病院の被害 国連人権ミッションの見解 編集と翻訳による印象の違いに注意
https://hara.livedoor.biz/archives/52340171.html

ロイターの日本語訳
「ビデオ映像の分析と現場での評価から、小児病院は迎撃された兵器システムによる被害ではなく、直撃を受けた可能性が高いことが示された」
ロイターの記事は、色いろ枝葉を付けて結論をミスリードしています。
『8日に現場を訪れたチームは最終的な判断を下すことはできなかった』
とも記事の中で書いています。

国連ウクライナ人権監視派遣団の出した結論は・・・
「ミサイルの残骸による被害ではなく、ミサイルの直撃を受けた可能性が高い。」

これだけです。
『ビデオ映像の分析と現場での評価』
問題の映像とミサイルが直撃した現場を見ても、結論は出せなかったと言うことです。
ロシアのミサイルともウクライナのミサイルとも判断できないという意味です。

『さらに映像の中で、ウクライナ保安庁が提示したロシアのミサイルの破片が映りますが、国連機関が現場で確認したものとは言っていません。』

ウクライナ保安庁が提示したロシアのミサイルの破片については、国連の派遣団は確認していません。つまりこれもその場に実際にあったのか、他から持ち込んだのか確認できないと言うことになります。

ロイターの記事タイトルを見る限りでは、「国連機関がキエフの小児病院を攻撃したのはロシアのミサイルだと言った」ような印象を受けますが、記事の中ではそう入っていません。
もちろん、何回もロシアのミサイルにしようとしています。しかし、それはロイターが言っているだけです。

国連ウクライナ人権監視派遣団の見解は、あくまで「ミサイル本体が直撃した可能性が高い」と言っているだけです。

BBC
キーウの小児病院へのミサイル、ロシアの関与を示す証拠をBBCが検証
2024年7月10日
https://www.bbc.com/japanese/articles/clwygpjjq43o

こちらは、もっとすごいです。
7人の専門家がロシアの巡航ミサイルと断言したと言っています。
しかし、そのインタビュー映像はないですね。
そして落下中のミサイルの動画を静止画像にして、同じ大きさに作ったロシアの巡航ミサイルの模型を重ねて見せて❓
「ほら、おんなじでしょう!だからロシアのミサイルです!」

この部分にアメリカの防空ミサイルの模型を重ねても全く同じように見えると思います。そもぞも静止画像のミサイルの写真が不鮮明で良く分かりません。
どっちのミサイルを重ねても同じように見えれば、「分からない」と言うことを証明しているに過ぎません。
だから、国連ウクライナ人権監視派遣団の見解もどちらのミサイルかについては言及していません。
BBCは、「どっちか分からない」映像を使って、見事に結論を出しました。
こうやるとアメリカの防空ミサイルをその写真に当てはめると、アメリカのミサイルになります。

これで、何か証明したことになりますか❓

こうやると、「BBCが放送していたからロシアのミサイルだ!」と決めつける人は沢山出てくると思います。
ここにロイターまで協力しています。

フェイクニュースの作り方のお手本みたいな事をBBCとロイターがやっています。
理由が分かりますか❓
イギリス政府の意向(または命令)には、逆らえないからです。

こうしてBBCとロイターがフェイクニュースを拡散しているところを見ると、ほぼキエフの小児病院に着弾したミサイルはウクライナの防空ミサイルの当たり損ないが落下したものであろうと思います。

もし本当にロシアのミサイルなら、BBCとロイターがフェイクニュースを作ってまき散らす必要はないはずです。
単に本当のことを報道すれば良いだけです。

こうやってフェイクニュースを作ってしまえば、「何か嘘を言っているんだろう!」と疑われるのは、当然です。

実際のところ映像からは、どちらのミサイルとも断定は出来ないと思います。映像もミサイルの着弾後の現場も見た国連ウクライナ人権監視派遣団も「分からない」と言う見解しか出せませんでした。

※私は、どっちが正しいとか悪いとかは言っていません。
嘘や事実の捏造は、ダメだ!と言っているだけです。

※ウクライナが、これをロシアの攻撃ミサイルだと証明するのは簡単です。
攻撃ミサイルが着弾した後には、直径20メートル深さ10メートルはあろうかと言う大穴が出来ます。衛星写真にもはっきり写るような大きな穴です。攻撃ミサイルの着弾後には、大体あります。
それを示せば落下したミサイルはロシアの攻撃ミサイルだと誰もが納得します。

現地を実際に視察している国連ウクライナ人権監視派遣団の目がどう節穴であろうと、この大穴があれば見落とすことはないと思います。


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑤
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


ウクライナ紛争>金融の世界の戦い<2024.07.11

2024-07-11 19:45:21 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

①「ルア・マット」B・プーチン:サウジアラビアは、ロシアの資産に手を出したら欧州国債を大規模に売却するとG7を脅した
2024 年 7 月 10 日 | 16:54
https://warnews247-gr.translate.goog/diethnh/mesh-anatolh/roua-mat-b-poutin-h-s-arabia-apeilhse-thn-g7-me-ksepoulhma-eurwpaikwn-omologwn-an-aggiksoun-rwsika-periousiaka-stoixeia-tha-ktuphsoume-prwta-th-gallia/?_x_tr_sl=el&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja&_x_tr_pto=sc
②米国の金融システムに致命的な打撃:サウジアラビアはオイルダラーを放棄し、mBridge通貨に参加
2024 年 6 月 13 日 | 23:00
https://warnews247-gr.translate.goog/diethnh/mesh-anatolh/thanasimo-plhgma-gia-tis-hpa-h-saoudikh-arabia-egkateleipse-to-petrodolario-kai-entaxthhke-sto-nomisma-twn-mbridge-epibebaiwsh-war-news-24-7/?_x_tr_sl=el&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja&_x_tr_pto=sc

何気なくニュースを探していたら、目が点になりました。
②の記事は、『サウジが米国との50年間の「オイルダラー」協定を更新しない。』と言う内容を報道しています。

ドルは世界の石油販売の80%を占めているそうです。その大きな理由がサウジが1974年のアメリカとの協定以降、石油販売をドル決済に限定していたことにあるようです。
それは、次の報道が示す内容として現実化します。

『サウジアラビアは今後、原油を米ドルのみで販売するのではなく、中国人民元、ユーロ、円、元を含む複数の通貨で販売することになる。』

サウジアラビアのBRICS加盟は、基軸通貨の一部をBRICS同盟に移すという計画と一致していると指摘する識者がいます。
BRICSの共通通貨構想は既に実現に向けて動き出している事を示しています。

サウジがこのような決断をしたのは、欧米のロシア資産の凍結が原因です。
大きなリスクを感じたサウジは、ドルとユーロ以外の通貨資産を増やす選択をしたようです。
決済手段も当然、ここに含まれます。

そしてBRICSの共通通貨構想に参加する以上は、この構想を守らなければなりません。

①の記事は、その具体的な行動です。
G7に対してロシア資産の差し押さえに踏み切れば、サウジは何らかの行動をとることを示唆したようです。
具体的には『大量保有する欧州国債を売却』であったようです。

ロシアの資産を守るためにサウジは、何らかの行動を始めたようです。
その結果❓

『フランス国債の暴落、欧州債市場の序列覆す-政治と財政の重要性示す』
Greg Ritchie、Alice Gledhill
2024年6月12日 18:12 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-06-12/SEYJ0MT0G1KW00

サウジの「うわさ」だけで、こうなりました。
『サウジの中央銀行が4,450億ドルの純外貨準備を保有している』
ざっと70兆円に近い金額です。
これが一部でも動けば、西側の金融界では大混乱が起きるでしょう。

もちろんサウジが、そう単純に行動するわけではありません。しかし「可能性」を示唆されれば、G7もロシア資産の差し押さえまでは、踏み込めないという構図です。
サウジのロシアへの援護射撃です。

中国と湾岸産油国が同じ行動をとれば、西側のロシアへの金融制裁は、ほぼ効力を失うと思います。むしろドルの基軸通貨としての割合が減少する分、ドルへのダメージの方が大きいと思います。

戦争に現を抜かす西側の陰で、密かに西側外しが進行中であるとしたなら❓
単なる戦争の勝ち負け以上に大きな世界政治の動きがあるように思います。
その勝ち組は、どの国々か❓
少なくとも西側であるようには見えません。

西側の横暴で身勝手な振る舞いは、西側から西側以外の国々を遠ざけつつあるように見えます。


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑤
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トランプ氏は止められない、第二期政権成立ならどうする❓(アメリカの避けては通れない道)<2024.07.11

2024-07-11 19:44:07 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

NATO首脳、関心はトランプ2・0の欧州・ウクライナ プーチン氏に妥協の懸念も
2024/7/11 06:38
https://www.sankei.com/article/20240711-72TWRY7BANNFFA5SI3Q3LQNIFY/

バイデンさんが目を瞑っているアメリカにとっての大問題があります。
バイデンさんは、ウクライナ紛争にドップリ関与してバイデンさんがウクライナ紛争から抜け出すことは、最早不可能です。

一方でアメリカは、太平洋で中国と対決姿勢を取っています。中国の勢力は伸長し、最早こちらも「封じ込め」など不可能です。
アメリカにウクライナ紛争に全面的に関与しながら、中国と対決姿勢を取る軍事力も国力もないと思います。

①ウクライナ紛争への関与を続けて中国と対決姿勢は姿勢だけにするのか❓
②ウクライナ紛争への関与を終わらせて中国との対決姿勢を明確にするのか❓

両方同時並行は無理筋ですから、どちらかを選択しなければなりません。

それは(アメリカを除いた)NATOにとっても同じです。

トランプ大統領誕生の可能性は、50%(またはそれ以上)の確率があると思います。
自分が勝利すると思っているのはバイデンさんだけで、それ以外の人間はトランプ大統領誕生に備えなくてはなりません。
大統領選挙の投票日は11月5日の予定です。
もう4か月を切りました。

<そこで遅まきながら、このような動きが出てきました。>
欧州、トランプ氏の外交情報収集急ぐ 前政権高官と相次ぎ会談
By Gram Slattery
2024年7月10日午後 1:26 GMT+96分前更新
https://jp.reuters.com/world/security/XPP4OYYZLFISJLGEXATA7LYEAU-2024-07-10/

ウクライナ支援、米大統領選待たずに実施を ゼレンスキー氏が訴え
By ロイター編集
2024年7月10日午前 10:32 GMT+97分前更新
https://jp.reuters.com/world/security/MCXEDMNJFRNJ3GZBUSY3ZVS2MA-2024-07-10/
ゼレンスキー氏、米議会指導部と会談 トランプ氏再選に備え布石
By ロイター編集
2024年7月11日午前 5:53 GMT+92時間前更新
https://jp.reuters.com/world/taiwan/474NGJBNQVMYNATRQQGYQYFLSQ-2024-07-10/
米大統領「ウクライナはプーチンを止める」、NATO会議で力強く演説
By Steve Holland , Patricia Zengerle , Sabine Siebold, Trevor Hunnicutt
2024年7月10日午前 9:31 GMT+91時間前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/EN4XRS4MTJK27HCPXP3NAGBJXU-2024-07-10/

バイデンさんは相変わらず強気な姿勢です。
今更弱気を示すことは出来ません。
「後は野となれ山となれ」の精神で投票日まで全力疾走の構えです。
バイデンさんが当選すれば、アメリカのウクライナ支援は変わりません。
中国に対しては、脅しの構えだけでもめ事は起こせません。台湾方面で何か起きても、対応不能だと思います。
それを見越してバイデン続投なら、中国が更に強硬な姿勢を示すかもしれません。

トランプ氏は、違います。
中国と対決する構えです。
ウクライナ関与の度合いを弱めるでしょうね。
そしてEUに軍事力の自助努力を要求すると思います。
ウクライナ支援もやりたければEU中心でやれ・と言うことになると思います。

EUの方も2025年度の独自のウクライナ軍事支援を決定してトランプ大統領誕生に備えては、います。
しかし現実には今アメリカが負担している分をEUが負担することになり、負担額は約2倍に増えます。
この負担にEUが長く耐えきれるかどうかは不明です。

それもあって現在EUはロシアとの戦争準備を急ピッチで進めています。ポーランドは、防空の面でウクライナに関与するかもしれません。協定には、その内容が記されています。
https://www.ukrinform.jp/rubric-defense/3883128-porandohaukuraina-ling-kongno-lumisairuwo-ji-zhuidekiruyouninaruzerenshiki-yu-da-tong-lingporandotono-an-bao-xie-ding-di-jienikomento.html

ポーランドが、西ウクライナ上空でロシアのミサイルや無人機を迎撃してしまえば、明確な戦争への関与です。

トランプ氏が今回南フロリダで発言した『私が大統領に戻れば第三次大戦突入を阻止する。われわれはそれに近づいているからだ』と言う内容は非常に切迫したものです。

NATOがトランプ氏の離脱を阻止するためにウクライナ紛争を・・・
「ウクライナ+ポーランドVSロシア」に拡大してしまう可能性がすでに生じています。

ポーランドとウクライナの二国間軍事協定は、既に成立していますから、ポーランドがウクライナ上空でロシアのドローンやミサイルを迎撃すれば、即紛争広大です。

『トランプ氏は止められない、第二期政権成立ならどうする❓(アメリカの避けては通れない道)』
答えが分かりましたね❓
事実上のポーランドの参戦です。
その時、ヨーロッパはどうなるか❓

起きるとするならば、4か月以内に起こります。
日本政府は真剣に検討しておくべき問題です。
これに関与してしまえば、日本も第三次ヨーロッパ紛争の当事国になります。
それでロシアが日本に何もしないと思ったら、大間違いです。

※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑤
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


2024MLB>7月10日>大谷翔平4打数2安打もドジャース負け、今永8勝目

2024-07-11 19:42:30 | MBL & プロ野球

カブス今永昇太は6回6安打無失点の好投 勝利投手の権利を持って降板 防御率再び2点台へ
[2024年7月11日10時8分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202407110000192.html
試合はリリーフ陣が0点に抑えて4-0でカブスの勝利。
6回6安打無失点、1四球6奪三振の好投が報われ今永は今季8勝目を挙げました。
しばらく打ち込まれて下がっていた防御率も2・97と2点台に戻しました。
今年のカブスは、今永がいなければ最下位独走中だと思います。
本当に今永の健闘は、予想外でした。
日本での成績を考えると8勝くらい出来るかな❓
この程度の予想していましたが、蓋を開けてみたら全然違いました。

やはりメジャーに挑戦する前の準備でしょうね。
メジャーで登板することを前提に何年も前からメジャーを想定して研究と努力を重ねてきたのだろうと思います。
そうでなければ、これほどの好投を続けることは不可能だと思います。
この点は立派だと思いますし、今後メジャーに挑戦する選手にも見習ってほしいところです。

鈴木誠也は、4打数1安打1打点で一応貢献しました。
私のお気に入りのブッシュ君は、5打数2安打1打点。
誠也より給料は、激安なんですけれどね❓
誠也!がんばれや!


ドジャースが大谷翔平のマルチ安打&同点打も連敗 同点に追いついた直後にハプニングから失点…
[2024年7月11日10時52分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202407110000224.html

翔平君個人は、4打数2安打1打点1盗塁(22個目)と活躍しましたが、残念ながら中堅パヘスの凡ミスで勝ち損なったとも言えます。
ドジャースは、痛い!負けです。

第4打席の7回1死1・3塁の所でタイムリーが欲しいところでしたが残念ながら空振り三振でした。
この辺りが翔平君の今後の課題です。
チームの主砲なら外野フライは、欲しいところです。
1発出れば逆転ですからね。

これでドジャースは、フィリーズ戦2連敗。
これも痛いです。
リーグ優勝決定戦がフィリーズになる可能性が大きいからです。その前哨戦ともいえる3連戦で初戦から2連敗は、痛すぎます。
やはりプレーオフのライバルのフィリーズ・ブレーブス・ブリュワーズ辺りには、しっかり勝ち越して勝癖を付けておかなければなりません。

まあ、しかしドジャースの先発は3人故障者リスト入りかマイナー落ちで、現在開幕からの先発は2人しか残っていません。
やむを得ない部分もあります。
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202407110000067.html

こういう時だからこそ、打線の奮起が必要です。
明日、また頑張ってほしいと思います。

※翔平君!◎冠王ピンチか❓
打率1位 ブリュワーズのイエリチ .331
翔平君2位で.315
イエリチは故障で休んでいました。だから試合数が翔平君より23試合少ないです。
これから試合数が増えて行ってどうなるか・です。
今年はナ・リーグの投手のレベルが高く去年打率の良かったフリーマンやルイス・アラエスは打率をかなり落としています。両者、現在翔平君の下です。
イエリチは、今年はたまたま打率が良いですがここ4年くらいは、3割のはるか下の成績です。
その例なら打席数が増えるごとに打率を落とす可能性が大きいと言えます。
シーズン後半まで今の打率をイエリチが維持できれば、翔平君はピンチ!ですが、今のところ気にする必要はないと思います。

ジャッジは、ピンチです。
クワン君の打率が良すぎる上に(.363)、ボビー・ウィットJr.の打率が.324です。ジャッジの最高打率が2022年の.311です。ジャッジは、相当厳しいですね。

塁打数はジャッジが今日ヒット1本でシングルなら223塁打。翔平君は、シングル2本で224塁打。
塁打数争いは、激戦です。
両者ともリーグでは塁打数1位を独走中です。
特に翔平君の独走が際立っていて投高打低のナ・リーグの傾向がはっきり出ています。


※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b