「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

アメリカ政治>共和党と民主党の歴史を見てみると・・・<2024.07.14

2024-07-15 15:42:36 | アメリカ合衆国

<概略を抜粋転載>
共和党
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B1%E5%92%8C%E5%85%9A_(%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB)
1854年に南部の奴隷制度に反対する北部の運動の連合体として結党された。
1860年アメリカ合衆国大統領選挙でエイブラハム・リンカーンを同党最初の大統領に当選
当初は進歩主義的だったが20世紀半ばまでに保守政党化した。現在では一般に民主党を
「リベラル」、共和党を「保守」に分類する。
市場経済を重視し、政府の市場介入を最小限にする「小さな政府」を党の基本理念としている
支持基盤は当初は北部の商工業者や農民だった
共和党は中西部や南部の農村地帯を基盤としている

民主党 (アメリカ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%91%E4%B8%BB%E5%85%9A_(%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB)
南北戦争後
反中央集権と個人的自由を打ち出す
南北戦争の敗地にされ、共和党政権に怨念を持つ南部の人々
北部の都市部で低賃金に苦しむ移民(特にカトリック)
資本主義の発展で没落していく西部の中小農民など
1920年代
都市大衆を基盤とした勢力として本格的に再生されていく
世界大恐慌を背景に党の都市化を完成させた
左旋回が顕著
これを契機に党は社会的自由主義を推進する政党となった
1960年ジョン・F・ケネディ (民主党)
「ニュー・フロンティア」ベトナム戦争
1963年11月22日にテキサス州ダラスにおいて暗殺された
リンドン・ジョンソン副大統領⇒大統領
ベトナム戦争への本格介入と長期化
党内に著しい分裂が生じた

1968年アメリカ合衆国大統領選挙リチャード・ニクソン(共和党)
「南部戦略」
ニクソンは黒人公民権政策に否定的な態度を取る
民主党の地盤だった南部への進出を進めた

1976年アメリカ合衆国大統領選挙ジミー・カーター(民主党)
財政赤字が膨らんだ
イラン革命の石油危機によるスタグフレーションなど経済危機が深刻化

1980年アメリカ合衆国大統領選挙ロナルド・レーガン(共和党右派)
「小さな政府」
・・・・・・・・・・・

こうして見てみると共和党は、当初は北部が支持基盤であり奴隷制廃止を主張して、民主党の前身の政治勢力と争います。
南北戦争に勝利した共和党が政権を握り、長く政権の座にありました。

支持を失った民主党は、弱者を支持基盤とする政党に変化します。
世界恐慌に時代に社会的自由主義を推進する政党となった・とあります。

元は北部の都市を支持基盤にしていた共和党は、資産家階級を支持基盤にする政党に変化し、保守政党に変化していきます。
基本的に「小さな政府」を志向します。

公民権法をめぐりリチャード・ニクソンが南部の民主党支持基盤の切り崩しをします。

以後、大体今の共和党と民主党の支持層のエリアが出来上がり、続いているようです。

私は、こんなことは全然知りませんでした。
教科書には、ほとんどタイトル程度のことしか出てこないからだろうと思います。
大学でアメリカ史でも選択しないと分からないと思います。
一番日本と関係の深いアメリカについての知識がそんな貧弱なもので、いいのかな❓とは思います。
その上、西側世界に冠たる貧弱な日本のマスコミです。
(報道の自由度70位)
これでは、日本人が外国音痴になるのは当然だと思います。

それは、脇に置いて・・・・
『1976年アメリカ合衆国大統領選挙ジミー・カーター(民主党)
財政赤字が膨らんだ
イラン革命の石油危機によるスタグフレーションなど経済危機が深刻化』

今のアメリカは、この時代に似ている部分があります。
財政赤字が巨大化しています。
インフレが進行し、何とか抑え込もうとしています。
幸いアメリカ経済は、現在好調です。
しかし、ここで不況のサイクルに入ると1976年当時が再現されます。

世界中、借金漬けになっていて同じ傾向があります。
世界的な経済バブルが弾けたら❓
相当、悲惨なことになりそうです。

加えてヨーロッパは、ヨーロッパ紛争の一歩手前です。
アメリカでは、大統領候補暗殺未遂事件。
トランプ暗殺が成功していたらどうなっていたんだろう❓と思うと「ゾっ!」とします。

トランプは、気丈でしたね。
アメリカの大統領は決まったと思います。
(いい悪いの問題で、なくなりました)

※『加えてヨーロッパは、ヨーロッパ紛争の一歩手前です。』の意味
ポーランド外相、ウクライナへ飛来のロシアのミサイル迎撃検討
2024.07.14 Sun posted at 14:39 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35221466.html

もしポーランドが、これを実行すれば自動的にポーランドもウクライナ紛争に参戦することになります。やらないと思いますがポーランドは、かなり強硬です。


※関連記事目次
項目「アメリカ合衆国」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/6ea78b12b6512e36fbdc6eebd50f97ce


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