「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

リスクが高まるヨーロッパ、テイラー・スウィフトの公演がテロ計画を受けて中止<2024/08/09

2024-08-09 19:07:21 | ヨーロッパ
スウィフトさん公演攻撃計画の容疑者、ISに忠誠 爆発物など使用企む

By ロイター編集
2024年8月9日午前 1:12 GMT+97時間前更新
https://jp.reuters.com/world/security/MRCZU2BWKBLMZIR7443JVBX6GY-2024-08-08/
テイラー・スウィフトさんのウィーン公演中止 攻撃計画受け決定、「イスラム国」関与か
2024/8/8 21:00
https://www.sankei.com/article/20240808-HZY6TVHBPVPWNCYBSGPEGRWNJU/

イギリスでは極右の暴動が続いています。
イギリスは不況の影響を一番大きく受けている国だと思います。公的医療が崩壊寸前にあるくらいです。
と言うより崩壊したと言った方が正確かもしれません。
庶民は物価高騰の煽りを受けて生活苦の貧しい人々が続出しています。
このような社会の背景が、極右の暴動を生み出しています。

世界的にと言うべきかもしれませんがアメリカの人気女性歌手のテイラー・スウィフトのオーストリア公演が中止されました。
ISシンパのテロ計画が発覚したからです。
ISは、パリ五輪ではテロは実行しないようです。
イスラム諸国からも参加している選手が多いですから、パリ五輪でテロを実行すれば、イスラム諸国から大きな批判を浴びると思います。それは、止めたようです。

代わりに標的にしたのが、テイラー・スウィフトのオーストリア公演です。これなら憎むべき欧米に対する攻撃になります。
ガザの敵と言うわけです。
イスラム諸国は内心では賛成でしょうね。
表立っては、批判すると思いますが。
ガザの報復を欧米に対して実行するなら、反対のイスラム教徒はごく少数だと思います。

ガザの虐殺が続く限り欧米を狙ったテロの企ても続くと思います。

そしてヨーロッパ諸国は、国内の問題も大きくなりつつあります。

本来ならヨーロッパ諸国の政府は、このような経済的減速や不況、あるいは社会不安に対応するべきだと思います。

しかしウクライナ紛争にのめり込み、ロシア叩きを煽りまくっています。
典型的な国内の矛盾を、外国の敵に向ける手法です。
それで国内の問題が解決することは、あり得ません。
より酷くなり蓄積していきます。

更に社会不安が増大して暴動やデモ、犯罪が増えていくでしょう。そこにISのテロまで起きる可能性もあります。
ISのテロが起きて犠牲者が出てしまえば、移民に対する排斥運動が爆発するでしょう。

今、ヨーロッパはそのような大混乱の前夜にあると言えます。

戦争を終わらせ、国内問題に真剣に向き合わなければ、極右勢力は益々政治的に台頭し、暴力がものをいう社会がやってくるのではないか・と危惧する次第です。

このまま行けば、ヨーロッパ規模の紛争に発展するのは目に見えています。
それを心配するヨーロッパの政治家は、ごく一部です。
停戦の仲介に動こうとする政治家は、非国民か裏切者扱いです。
どうなるのか❓


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https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/70484af7010580642c91d2a502a7002d



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