「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

2024MLB>新スーパースター、ボビー・ウィットJr

2024-08-09 19:04:32 | MBL & プロ野球

ボビー・ウィットJrは、今年は凄いですね。
もっとも上がいて早熟の天才は、アルバート・プホルスです。
デビュー3年目の成績がキャリア・ハイです。
後年は故障に苦しみましたが、故障がなければもっと優れた成績を残したと思います。
アルバート・プホルスのデビュー3年目の成績
OPS1.106 出塁率.439 長打率.667 安打数212 塁打数394 長打数95 盗塁ほぼしない
※これほどの天才は、めったにいないと思います。

バリー・ボンズも生涯成績で素晴らしい成績を残した選手です。薬物を利用しなくてもボンズは優れた選手です。それだけに薬物を使用したのが惜しまれます。

バリー・ボンズ3年目
OPS.859 出塁率.368 長打率.491 安打数152 塁打数264 長打数59 盗塁30くらい
ボビー・ウィットJr
2年目
OPS.813 出塁率.319 長打率.495 安打数177 塁打数317 長打数69 盗塁49
3年目8月8日まで(残り46試合)
OPS1.000 出塁率.394 長打率.606 安打数162 塁打数281 長打数65 盗塁25

バリー・ボンズがOPSで「1」を超えたのはデビュー7年目です(1.080)。
それ以降ボンズがOPSで「1」未満だったのは1年だけです。それも「.999」で引退する年の2年前です。
生涯OPS「1.051」
MLB生涯OPSランキング
https://www.naosouta.com/archives/1759
ボンズは歴代4位です。
ボンズの上にいるのは、ベーブ・ルース:テッド・ウィリアムズ:ルー・ゲーリッグ
現代ベースボールの黎明期の天才とテッド・ウィリアムズだけです。
テッド・ウィリアムズが最後にプレーした年が1960年です。
1961年以降では、ボンズは最高のプレーヤーと言えるかもしれません。

ボビー・ウィットJrは早熟の天才なのかもしれません。
メジャー2年目の成績でボンズを上回っている項目がかなりあります。
3年目比較ならウィットJrは、ボンズのかなり上を行くと思います。

ボビー・ウィットJrの特徴は、典型的なアベレージヒッターであり、それに長打力が備わっている点にあります。
加えて1位の得点圏打率(.396)があります。打撃の特徴は、ルー・ゲーリッグに似ているかもしれません。
守備位置がショートですから、優れた5ツールプレーヤーの典型です。
5ツールプレーヤーとして見るならメジャー最高の5ツールプレーヤーになる素質を早くも示しています。
ボビー・ウィットJrは、今年新スーパースターの評価を得ると思います。

あとは、それをどれだけ継続していけるか・です。
あるいは、バリー・ボンズを超えるような素晴らしい選手になるのかもしれません。
※こうして数字を比較してみると、凄さが分かります。
ほんと!凄いと思います。


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項目「MBL & プロ野球」目次③
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