これは、少し驚きます。
去年は圧倒的にナ・リーグの打者の方が各項目の数字が良かったです。
https://www.tsp21.com/sports/mlb/stats/batting2023.html
2023年
打率.354 203安打ルイス・アラエス
打率.337 217安打R.アクーニャ
打率.331 211安打フレディ・フリーマン
HR
マット・オルソン 54HR 139打点
カイル・シュワバー 47HR 104打点
ピート・アロンソ 46HR 118打点
マルセル・オズナ 40HR 100打点
☆オズナの今年のペース HR45 123打点
ア・リーグ 翔平44本
OPS「9.00」以上ナ・リーグ9人 ア・リーグ3人
200安打以上 ナ・リーグ3人 ア・リーグ0人
比較してみると分かりますが昨シーズンはどの項目のナ・リーグの打者が優れていました。
今年は反対でア・リーグの打者が優れています。
同じような選手がプレーしているのに年によりこうも違います。
HRはナ・リーグで40HR以上打った選手は5人いました。ア・リーグは翔平君1人だけです。
打率は更にひどく、今年ナ・リーグは3割以上打つ選手が何人いるだろうか・のレベルです。
OPSでは「9.00」以上ナ・リーグ9人 ア・リーグ3人。
今年は現時点ではア・リーグが圧倒的に優れた成績を残しています。
ナ・リーグで去年以上にHRを打ちそうなのは、マルセル・オズナだけです。去年がキャリアハイですから今年、また更新しそうです。
翔平君も48本ペースですから更新するかもしれません。
しかしOPSを見ると去年より少し悪いです。
去年とどっこいどっこい程度の成績になるかもしれません。
それでも、これほどナ・リーグの各バッターが数字を落とす中での、どっこいどっこい程度ですので悪くはないのかもしれません。
ア・リーグは自己ベストを更新する選手が多くなりそうです。
アーロン・ジャッジ、フアン・ソト、ボビー・ウィットJr、スティーブン・クワンは確実に自己ベスト更新です。
投手のレベルの違いかもしれませんし、選手個人の状態の違いなのかもしれません。
ア・リーグで自己ベスト大きく更新する3人は、若手の選手です。(ジャッジ以外)
若手のブレイクも理由の一つかもしれません。
ドジャースは、またドツボ状態になりました。
翔平君は、速く調子を取り戻して勝利に貢献してい欲しいと思います。
今年は去年と違って、いい状態が長続きしません。
去年は好調が持続する期間が長かったと思います。
中々、ジャッジのようには行きません。
ジャッジは62本ホームランを打ってから、成績にムラがなくなりました。高いレベルで安定しています。
それは、OPSに表れています。
通算OPSが昨日終わった時点で「1.003」です。
これは現役最高ですし、生涯OPSが「1.000」を超えた選手は過去6人しかいません。
7人目になれば、素晴らしいことです。
調べてみるとジャッジは、歴代のHRバッターの中でも上位に来る選手です。
年間HR数の多さでジャッジを上回るのは、ベーブ・ルースくらいかもしれません。
もしジャッジが、あと2回50本以上のHRを打てば、これに匹敵するのは薬物使用はありますが、マーク・マグワイアとサーミ・ソーサだけです。アレックス・ロドリゲスが3回。
今と試合数やルールが違うハンデイはありますが、ルースですら4回しかありません。
年間50HRを打つのは、人間の限界をやや超えているようです。打てる選手すら少ないですし、複数回打つ選手はさらに少ないです。
ウィリー・メイズ2回
ケン・グリフィーJ2回
ミッキー・マントル2回
ラルフ・カイナー2回
探すとこれ位しか見当たりません。
意外と知らなかったでしょう❓
年間50HRを打つのは至難の業で、それを複数回達成した選手が、ごく少ないです。
ジャッジは、もう2回達成しています。
多分、今年3回目を達成すると思います。
ジャッジのようなHRバッターは、めったに見られません。
4回打ったら薬物使用ナシなら、ベーブ・ルースしかいません。
※参考記録
王貞治3回
ただし試合数が130試合から140試合の時代です。
もしメジャー並みの試合数があれば、あと7回は達成していると思います。47本以上の年が7回あります。うち49本が3回。実質6回ですね❓
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項目「MBL & プロ野球」目次③
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