余り相撲に興味がないから調べてみませんでしたが、今場所活躍するであろう力士の出身高校と所属部屋を見てみるとはっきり傾向があります。
以下、出身高校（大学）と所属部屋
伊勢ケ浜（旭富士）
熱海富士 飛龍高等学校（沼津市）
武隈（豪栄道）
豪ノ山 中央大学
宮城野（白鵬）
北青鵬 鳥取城北高校
柏桜鵬（西幕下5） 鳥取城北高校
佐渡ヶ嶽（琴ノ若）
琴ノ若 埼玉栄高校
琴勝峰 埼玉栄高校
二所ノ関（稀勢の里）
大の里 新潟県立海洋高等学校 日本体育大学
白熊（西十両6）新潟県立海洋高等学校 日本体育大学
陸奥（大関霧島）
霧島 （モンゴル）
立浪（小結旭豊）
豊昇龍 （モンゴル）
※特に高校は名門がはっきりしています。
飛龍高等学校
鳥取城北高校
埼玉栄高校
新潟県立海洋高等学校
有望若手は、この4校でした。
やはり相撲部のある高校は少ないから名門校に生徒が集まるのでしょうね。
中学も同じで、地元に名門中学があるようです。
その高校出身の力士が出世すると、ますます生徒が集まる関係なのであろうと思います。
熱海富士のさくちゃんで、飛龍高等学校は全国区になったと思います。
さくちゃんの伊勢ケ濱部屋の師匠は、元横綱旭富士です。
力士の出身地が2か所あります。
（幕内）
熱海富士 飛龍高等学校（沼津市）
翠富士 飛龍高等学校 近畿大学
宝富士 五所川原商業高等学校 近畿大学
（十両）
錦富士 三本木農業高校 近畿大学
尊富士 （青森）鳥取城北高等学校 日本大学
（幕下、もうすぐ十両）
聖富士 飛龍高等学校
伊勢ケ濱親方の出身地の青森か飛龍高等学校の卒業生か、どっちかなんですね❓
さくちゃんは、横綱照ノ富士が引退したら部屋頭になります。兄弟子の翠富士も東前頭２です。
他の部屋も似たような傾向があります。今の時代に力士として出世したければ、中学あたりから相撲の名門校で鍛えられなければ間に合わないようです。高校なら相撲の名門校に行くと行かないでは、大差だと思います。
逆に言うと相撲の関係者も、このような傾向を意識して中学・高校の時代から強くなれる環境に生徒を置いてあげないと、その後で大相撲の上位の力士に成長するのは難しいと言うことであろうと思います。やはり、このような傾向があると言うことは今の相撲部屋の仕組みでは、中卒の子供たちを育成するのは無理なのであろうと思います。高校生年代は、高校で育てた方がいいのでしょうね❓
相撲部屋のいじめやしごきの話を聞くと、とても中卒の子供を預ける気にはなれないと思います。
高校で普通の高校生として学びながら相撲部で相撲の練習をした方が、教育の面からも合理的だと思います。
結構、大学卒の力士もいます。
相撲部屋に入門してからではなく、中学・高校・大学のレベルで強くならなければ、今時幕内の上位は難しそうに見えます。
体の鍛錬だけでなく相撲の技も小学生や中学生のころから練習すれば上達が速いのは、考えてみれば当然です。
※熱海富士と対照的なのが、「湘南の海」です。
神奈川県の大磯中学を卒業後、中卒で高田川部屋に入門しました。25歳ですから熱海富士と比較すると出世が遅いです。
中卒入門がいいのか❓
高校か大学卒業後の入門がいいのか❓
なるほどな❓
と、納得しました。
今場所の注目は・・
熱海富士のさくちゃん
二所ノ関の大の里
どっちも将来の大関・横綱候補です。
横綱まで出世できるかどうか❓
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