「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

EUは集団ヒステリーで米共和党は人ごとの米ウクライナ支援予算<ウクライナ紛争2024.2.10

2024-02-11 10:05:03 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

①ウクライナ支援案の可決に失敗すれば「犯罪的だ」とバイデン氏 独首相との会談で危機感訴え
2024/2/10 10:31
https://www.sankei.com/article/20240210-TM32BJCZYVMHVANLTJO3THTM4M/
②米議会でのウクライナ追加支援停滞に欧州から強い不満 欧州議員団の直談判も不発
2024/2/10 08:55
https://www.sankei.com/article/20240210-NRUHHLEPAVK45D6RKWNHSP62MQ/

(1)アメリカのウクライナ支援予算
はっきり言ってウクライナ紛争は、共和党の認識はバイデンさん又は民主党の戦争です。アメリカの戦争だとは考えていません。だからウクライナ支援予算が廃案になろうと全然気にしません。
またもや上院で「南部国境における警備強化とウクライナ及びイスラエル向けの支援パッケージに関する超党派の法案」が否決されました。
https://www.cnn.co.jp/usa/35214993.html

②の記事から引用
『スウェーデンなど北欧4カ国とエストニアなどバルト三国の国会の外交委員会の委員長らから成る議員団は今月7、8日、ワシントンでバイデン米政権高官や議会関係者らと面会し、ロシアの攻勢を前に弾薬不足などに苦しむウクライナを早急に支えるよう訴えた。

議員団らが訪米した最大の目的は、ウクライナ支援に否定的なトランプ前大統領の意向を背景に追加支援をためらう共和党の上下両院議員を説得することだった。だが、同党から議員団との面会に応じたのは下院議員1人にとどまった。』

他にはドイツのシュルツ首相がバイデン氏と会談して支援を求めたようです。
集団ヒステリーの重症の国が大体分かります。
北欧4カ国とバルト三国+ドイツです。
以前は、ここにポーランド・スロバキア・チェコが加わっていました。中でも重症なのは、バルト三国です。旧ソ連時代に余程ひどい目にあっていたのかもしれません。

しかし、共和党から議員団との面会に出席したのは1名だけだったようです。ウクライナのゼレンスキー氏の時もそうでした。共和党の議員とは、ほとんど面会すら出来ませんでした。

つまり共和党にとっては、ウクライナ紛争はバイデンさんの戦争であり、どうでも良いことなのです。
むしろ共和党の大まかな意見は・・・
さっさと領土を放棄してロシアとの戦争を止めろ!
と言うのが大まかな共通意見です。

バイデン氏の任期があるうちは、ウクライナやヨーロッパ諸国は共和党など無視していました。しかし今の議席では共和党を無視すれば、関連法案は通りません。
トランプを毛嫌いしてきたヨーロッパとウクライナは、ここに来て2024大統領選挙の行方も含めて非常に、おっとっと❓状態になりつつあります。
特にゼレンスキー氏はバイデンさんを頼りにトランプをコケにするような姿勢を見せていましたから、今後はかなり苦労すると思います。

まあ❓
EUの方の支援予算は、決定しましたから半分はウクライナは確保できました。だからウクライナ政府がすぐに潰れることはないでしょう。しかし戦争を控えめにやらないと資金が足りなくなると思います。ウクライナの2024年の予算にはEUが2倍出さないと足りません。アメリカの支援額まで含めて国家予算を組んでいるからです。

そろそろゼレンスキー氏もウクライナ政府もアメリカの分無しの予算を考えるべきでしょうね❓
おそらく有るとしても減額される可能性があります。
人の褌でいつまでも戦争は出来ないと言うことです。

(2)EUの集団ヒステリー⇒ロシア恐怖症又は嫌悪症
自分たちで「ロシア怖い!」「ロシア嫌い!」とプロパガンダを叫んでいるうちに自分たちを洗脳してしまいました。2年も叫び続ければ、自然にそうなります。
日本の例だと・・・
原発安全神話
鬼畜米英
神国日本
などが、あります。


プーチン氏のポーランド侵攻しない発言、「信ぴょう性ゼロ」
2024年2月10日 9:42 発信地:ワルシャワ/ポーランド [ ポーランド ヨーロッパ ロシア ウクライナ ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3504589?cx_part=top_topstory&cx_position=1
ショルツ独首相、プーチン氏インタビューを「くだらない」とばっさり
2024/2/10 09:31
https://www.sankei.com/article/20240210-FGOPR57WWNOHBL37EDLE6FUGOI/
露大統領、侵攻拡大を否定 脅威あおるとNATO諸国を非難(共同)
2024/2/9 10:52
https://www.sankei.com/article/20240209-OM4PGWZZMRK5PDGBGG6BVTR4JI/

どっちの言い分が、「まとも」かは明らかだと思います。
大体、ウクライナ1国を相手にして2年たっても戦争に勝ち切れないロシアが、NATOを攻めるのは不可能です。
ロシアを怖がることを楽しんでいるかのように見えます。
ついでにロシア嫌いを思いっきり!発散しているんでしょうね❓

ヨーロッパの集団ヒステリーです。
相手の言い分は、頭から否定してひたすら自分たちのスローガンを主張しています。
政治もなければ外交もありません。
ひたすら、「ロシア怖い!」「ロシア嫌い!」「ロシア撲滅!」
これで国際政治がどうにかなるならだれも苦労はしないと思います。
ヨーロッパの政治家の幼児性は、酷いものがあります。
ほとんど病気としか言いようがありません。

だから比較的まともな・・
スロバキアのロベルト・フィツォ首相やハンガリーのオルバン首相の少数意見は、常に反対されるか無視されます。少数意見も話し合うのが民主主義でなかったのか❓

民主主義の原則などハナから無視されます。

ウクライナ紛争を取り巻く国や政治家は、こんな人達ばかりですよ❓
だからヨーロッパ中の農民が反乱を起こしました。
やがて選挙民も反乱を起こすと思います。
普通、どこの国の政治家も近隣の戦争は終わらせようとします。ウクライナ紛争に関しては、煽りまくり一本鎗です。可笑し過ぎるでしょう❓


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。