「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

ヨーロッパ諸国は何故、ウクライナを支援するのか?<2023年7月

2023-07-17 12:56:48 | ウクライナ紛争

中学校社会 歴史/第一次世界大戦
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E7%A4%BE%E4%BC%9A_%E6%AD%B4%E5%8F%B2/%E7%AC%AC%E4%B8%80%E6%AC%A1%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%A4%A7%E6%88%A6

ここに第一次世界大戦が勃発した当時のヨーロッパ地図が掲載されています。

プーチン氏がずっと言っていることは、大ロシア圏の復活です。

地図にあるロシア帝国の領土は、帝国主義が行きついた先に出来たヨーロッパの勢力圏です。ロシア帝国とドイツ帝国とオーストリア・ハンガリー帝国が崩壊して多くの国が独立を果たしました。

プーチン氏の言う大ロシア圏とは、この地図のロシア帝国の領土を指しています。

現在、独立国として存在する中央ヨーロッパ諸国と東ヨーロッパ諸国及びフィンランドは、ありません。

ロシアの危険な意図は、ウクライナへの軍事侵略と言う形で実行されました。

だから、フィンランドは中立政策を即座に放棄してNATOへの加盟申請を行いました。
東ヨーロッパと中央ヨーロッパの旧ソ連圏であった国々は、即座にウクライナ断固支援!で団結しました。NATOをウクライナ支援に導いたのは、これらの国々とイギリスです。

ウクライナを放置してロシアの支配を認めれば、次はモルドバでありバルト3国です。その次は、ポーランドです。コースと順番が決まっています。

ウクライナでロシアを止めなければ、次々とロシアの餌食になります。

それが理解できたから、NATO諸国はウクライナがロシアに勝つまで支援を続けることを決めました。優柔不断であったドイツとフランスも覚悟を決めました。

帝政ロシア時代の地図などロシア以外の国は、まっぴら御免でしょう?
それが、分かりやすく簡単な理由です。

プーチン氏は、去年からピョートル大帝を意識させようとしています。自分は、ピョートル大帝の生まれ変わりだと言いたいのでしょう・・
はっきり言って、それは自分の世界に没入しているとしか、言いようがありません。普通の市民なら、それでもそれほど問題には、ならないと思います。
普通の市民でないから、今大問題になっています。



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