治療所のマーガレット
10ヶ月の赤ちゃん
施術ベッドにつかまりやっと立っているが、何か不安定な感じ。
足もまだしっかりしていない様子。
施術ベッドの高さは32センチ程なので、赤ちゃんが伝い歩きを
するのにはちょうど良い高さなのです。
立ったまま、足を少し動かして施術。
足が少ししっかりしてきて、立っているのが嬉しいよう。
立った背中を触ると、背骨が歪んでいる。
そのまま背骨を施術。
これでどうかな・・と言っていると、ベッドをつたい歩き始めた。
お母さんびっくり! 「初めてです!」
赤ちゃんは得意そうな顔で立っている^^v
「こんなにあっさり出来るようになるなんてびっくりです!良かったです♪」
背骨が随分歪んでいたから、バランスが取れなくて、
立つのも大変だったでしょうね。
もちろん、歩くのはもっと大変です。
良かったね^^
赤ちゃんの体は柔軟なので、その場で、「すっ」と直ぐに
出来るようになります。
大人も、筋肉の状態が改善すれば、難なく動かせます。
体は正直ですね!
左の股関節周りの筋肉の硬さを、もう少し施術。
手の方も力が付くようにしましょうね。
ブラブラして終了♪
「なぜ赤ちゃんがこんなに歪むんでしょう・・?」とお母さん。
お母さんの左の骨盤が前方に出ているので、左の骨盤に
赤ちゃんを乗せて用事をすることがありませんか?と尋ねると、
「そうですね。右手を使うので、左の骨盤に乗せて用事をする
ことがあります」と言われます。
不安定な骨盤に乗る、赤ちゃんの左股関節の筋肉に硬さがある
こと、お母さんの脇に抱えられて赤ちゃんが前を向くと、左を向く
状態になるので、やはり背骨がそのように歪んでいました。
体は正直なので、普段の姿勢や体勢には気をつけましょう。
私自身も、次女が小さい時にそのように抱いていましたので、
次女も股関節が悪くなったり、腰も丈夫ではありませんでした。
自然形体で施術しましたので、股関節は現在は良いようです。
男の子2人の子育て中なので、腰はまた再発している様子^^;
重くなってくる赤ちゃんを体の前や横に長時間抱くのは
お母さんの首など、体に良くありません。
ぐずる赤ちゃんを抱えて用事をするには、出来ればおぶる方が
股関節は均等に広がり、骨盤と背骨が固定されるので歪みません。
お母さんの体に密着すると、やはり赤ちゃんは安心しますし、
お母さんのすることを感じ取れるので、おとなしくしています。
おぶる体勢の方が、お母さんの背筋や腰の筋肉に力が付きます。
腰痛と肩こりのあるお母さんは、自然形体でなおして
是非、赤ちゃんと自分のために、おんぶをしてあげて下さい!