10月2日 風吹峠-奥峰稜線ルート整備および中幸沢ルートの踏査を行いました。
元気づくり支援金の「菅古道PRと稜線ハイキングルート整備事業 (きそ源流里守)」の続きです。
今回は栗屋沢を詰めたあたりの稜線から、木曽町側下山路の確認のため、木曽町側の土地に詳しい方のご助力いただきました。昔山仕事をされていた方で、風吹峠を通って薮原まで40Kg以上ののミョウガを背負って歩いていたというお話です。
その方の古い記憶をたよりに、中幸沢にあったという古いキャンプ場跡地に出るルートを教えていただきました。
風吹峠の木曽町側、人家のある場所には古いお墓と馬頭観音がいくつかまとまっています。木祖村側には野中沢づたいに点々と木曽古道に沿って石造物があるのですが、
木曽町側の話によれば、風吹峠から降りる道沿いにあった馬頭観音像は、昔林道をつけた際に集落まで降ろしたそうです。
今回稜線でのルート開設中に見つけた植物。
以前も同じ赤い実を見つけて気になっていたのですが、調べてみるとチョウセンゴミシでした。
【チョウセンゴミシ】(朝鮮五味子)
マツブサ科の植物で、実はいわゆる生薬の「五味子」。これを天日干しで乾燥させたものが、滋養強壮・鎮咳の薬として古くから使われてきました。
日当たりの良い斜面のあちらこちらに、ツル状に延び、赤い実をつけていました。
木曽川源流の里山が、昔から多くの薬草の宝庫だった事を実感させてくれます。
元気づくり支援金の「菅古道PRと稜線ハイキングルート整備事業 (きそ源流里守)」の続きです。
今回は栗屋沢を詰めたあたりの稜線から、木曽町側下山路の確認のため、木曽町側の土地に詳しい方のご助力いただきました。昔山仕事をされていた方で、風吹峠を通って薮原まで40Kg以上ののミョウガを背負って歩いていたというお話です。
その方の古い記憶をたよりに、中幸沢にあったという古いキャンプ場跡地に出るルートを教えていただきました。
風吹峠の木曽町側、人家のある場所には古いお墓と馬頭観音がいくつかまとまっています。木祖村側には野中沢づたいに点々と木曽古道に沿って石造物があるのですが、
木曽町側の話によれば、風吹峠から降りる道沿いにあった馬頭観音像は、昔林道をつけた際に集落まで降ろしたそうです。
今回稜線でのルート開設中に見つけた植物。
以前も同じ赤い実を見つけて気になっていたのですが、調べてみるとチョウセンゴミシでした。
【チョウセンゴミシ】(朝鮮五味子)
マツブサ科の植物で、実はいわゆる生薬の「五味子」。これを天日干しで乾燥させたものが、滋養強壮・鎮咳の薬として古くから使われてきました。
日当たりの良い斜面のあちらこちらに、ツル状に延び、赤い実をつけていました。
木曽川源流の里山が、昔から多くの薬草の宝庫だった事を実感させてくれます。