木祖村 Gリポート

木曽路や木祖村の話題を報告します。木曽川源流の里の議員日記。

10月12日 源流の、とある滝に行って見た

2008年10月13日 | 活動日誌その他
10月12日 親戚の私用のついでに、新潟県のとある源流に行ってみました。

 村上市の三面川(みおもてがわ)付近を通ったところで、「日本の滝百選」という文字を目にして羽州浜街道(R7)から進路を変更。支流である高根川の林道を遡ってどんどん進んでみました。
 最後の集落から約7~8キロ。対向車が来るとすれ違う場所を選ぶような道を進むうち、いつになったら目的地に着くのだろうと不安になりかけたところで、ようやく「日本の滝100選 鈴ヶ滝」の看板が立つ車止めに着きました。

 鈴ヶ滝は新潟と山形との県境にある滝で、磐梯朝日国立公園の指定区域外にあります。
 駐車スペースは狭く、他にきのこ採りと思われる地元の軽トラが数台。あまり期待もせずに車止め先から林道を歩いてゆくと、そこには落差55Mのみごとな滝が!
 遠い昔に崩れ落ちたとみられる摂理面をむき出しにした岩壁と、ポットホールをいくつか持ったナメ滝で、滝の幅に長い変遷があることを感じさせます。
 こんなマイナーな山域にこんな滝なあるなんて・・・と圧倒されました。


 ・・・途中で飽きてくるような林道の先に、何かがある。そんな地形は木祖村にもありますね。

 日本の滝100選ほどの格には及びませんが、味噌川ダム源流域もうまく活用し、公開方法を工夫すれば、充分な地域資源になるのでは・・・と思った次第です。

10月12日 弥彦村にて

2008年10月13日 | 活動日誌その他
10月12日、弥彦村。
秋晴れの空が大きく、のどかな田園風景が広がっていました。

 歴史をひも解いてみると、木祖村といくつか共通点のある小さな村です。鉄道の開通は木曽より遅い大正年間ですが、やはり地理的条件と風土でしょうか、その後の成長がかなり違っていて、非常に興味深い村でした。

 明治期に3つの村が合併してできた村で、新潟市・長岡市から一時間という立地に恵まれ、今や人口は8700余り。宅地化によって年々人口が増え続けている村です。弥彦村は当初、西蒲原郡分水町、三島郡寺泊町との合併を目指していましたが、合併協議会から離脱。三つの大きな市に囲まれながらも、独立して村づくりを目指すことになりました。

 こじんまりとした道の駅と産直所がありました。村の人の表情は穏やかで明るい感じです。日本海にちかいこの地域、冬はどんな感じで雪が積もるのでしょうか・・・

 しかし、勢いのある村のホームページは違いますね~・・・
http://www.vill.yahiko.niigata.jp/
http://www.vill.yahiko.niigata.jp/sogo-plan/main.html

 小さいけれど頑張っている村を訪れることで、木祖村の位置をリアルに感じているこのごろです。