10月14日 祝! 鉄道博物館 開館。
根っからの鉄道ファンではないのですが、チェックすべき博物館が増えてしまいました。
碓氷峠近代遺産の続きです。
第三橋梁(めがね橋)から、第5~第1のトンネルを抜け、現在線の分岐まで約2キロ。ここから坂本宿への街道へ分かれる観光客もいますが、旧線路をアスファルトで固めた遊歩道がさらに横川駅まで伸びています。途中には「霧積川橋梁」があり、思わず映画「人間の証明」が頭に浮かびました。
分岐から1キロ弱で「丸山変電所跡」に着きます。
丸山変電所蓄電池室(保存修復前) 同(保存修復後)
丸山変電所は、共にレンガ造りの建造物で機械室と蓄電池室の2棟になります。
2棟とも穴だらけだった屋根はきれいに修復されました。蓄電池室は廃墟当時の姿とはちょっと異なり、屋根に6基突き出している煙突状の突起物がなく、煉瓦でふさがれていた窓も、建設当時の姿に復元されていました。まだ内部には交流機等の機械類はなくガランとしています。
すぐ近くには、古代東山道の「関長原関所跡」があります。しかし、こちらは訪れる観光客の興味を引かないのか、それとも整備活用計画が動いていないのか、木橋とそれらしい標柱があるのみで荒地と化していました。
確かにここに、唐突に古代関所の史跡が出現しても、訪問者の客層の性格から足が途絶えてしまうのかもしれません。この地域一帯を理解してもらうには、標柱だけでなく何らかの解説や工夫、整備が必要に思えました。
例えば、トレッキングコースの中ですから、公園的に整備してちょっとした休憩所でもあれば喜ばれる場所でもあります。史跡等の保存・活用と、観光政策とのマッチングについて考えさせられるところです。
関長原関所跡 鉄道文化村内資料館
なお、これらの重要文化財(めがね橋~第1トンネル、丸山変電所等)の保存修復費用は、1億8千500万円という話です。
ここから横川駅までは、ずっとアスファルトの軌道跡が続き、1.5キロほどで「鉄道文化村」「アプト式鉄道・トレッキングルート起点」に着きます。横川駅前の国道向かいには「おぎのや釜飯」(レストラン・土産物)が健在です。
20年ぶりに「横川の釜飯」の味を堪能しました。
鉄道文化村では様々な保存車両を見学できます。ここでの報告は割愛します。
松井田町ボランティアスタッフのおじさん、解説ありがとうございました。
根っからの鉄道ファンではないのですが、チェックすべき博物館が増えてしまいました。
碓氷峠近代遺産の続きです。
第三橋梁(めがね橋)から、第5~第1のトンネルを抜け、現在線の分岐まで約2キロ。ここから坂本宿への街道へ分かれる観光客もいますが、旧線路をアスファルトで固めた遊歩道がさらに横川駅まで伸びています。途中には「霧積川橋梁」があり、思わず映画「人間の証明」が頭に浮かびました。
分岐から1キロ弱で「丸山変電所跡」に着きます。
丸山変電所蓄電池室(保存修復前) 同(保存修復後)
丸山変電所は、共にレンガ造りの建造物で機械室と蓄電池室の2棟になります。
2棟とも穴だらけだった屋根はきれいに修復されました。蓄電池室は廃墟当時の姿とはちょっと異なり、屋根に6基突き出している煙突状の突起物がなく、煉瓦でふさがれていた窓も、建設当時の姿に復元されていました。まだ内部には交流機等の機械類はなくガランとしています。
すぐ近くには、古代東山道の「関長原関所跡」があります。しかし、こちらは訪れる観光客の興味を引かないのか、それとも整備活用計画が動いていないのか、木橋とそれらしい標柱があるのみで荒地と化していました。
確かにここに、唐突に古代関所の史跡が出現しても、訪問者の客層の性格から足が途絶えてしまうのかもしれません。この地域一帯を理解してもらうには、標柱だけでなく何らかの解説や工夫、整備が必要に思えました。
例えば、トレッキングコースの中ですから、公園的に整備してちょっとした休憩所でもあれば喜ばれる場所でもあります。史跡等の保存・活用と、観光政策とのマッチングについて考えさせられるところです。
関長原関所跡 鉄道文化村内資料館
なお、これらの重要文化財(めがね橋~第1トンネル、丸山変電所等)の保存修復費用は、1億8千500万円という話です。
ここから横川駅までは、ずっとアスファルトの軌道跡が続き、1.5キロほどで「鉄道文化村」「アプト式鉄道・トレッキングルート起点」に着きます。横川駅前の国道向かいには「おぎのや釜飯」(レストラン・土産物)が健在です。
20年ぶりに「横川の釜飯」の味を堪能しました。
鉄道文化村では様々な保存車両を見学できます。ここでの報告は割愛します。
松井田町ボランティアスタッフのおじさん、解説ありがとうございました。