木祖村 Gリポート

木曽路や木祖村の話題を報告します。木曽川源流の里の議員日記。

10月13日 碓氷峠の鉄道文化財

2007年10月13日 | 活動日誌その他
10月13日 碓氷峠の近代遺産(鉄道文化財)を見てきました。

 
碓氷第3橋梁(めがね橋)                    第6トンネル


 6月定例会の一般質問で、私は旧鳥居トンネルを登録文化財として活用するよう提案しました。中央線旧鳥居トンネルは、村教育委員会からも本年度の長野県の近代遺産調査の対象に申請することになった物件です。
 今回はこれに関連して、実際に鉄道遺産として国の重要文化財に指定された碓氷峠の廃線敷がどうなっているかを確認することにしました。

 碓氷峠の鉄道遺産は、明治26年に開通した横川-軽井沢間のアプト式鉄道です。昭和38年に廃止されましたが、中山道坂本宿、碓氷峠が街道ツアーコースというだけでなく、この廃線とトンネル群は(私の学生時代には)ちょっとした肝試しのスポットであり、マニアックな鉄道ファンの探検ルートでもありました。

 観光的には第3橋梁(めがね橋)が最も知られていますが、1994年に国の重要文化財に指定されたものには、トンネル10箇所、橋梁5箇所、カルバート5箇所、丸山変電所などがあります。

 

 
 現在は、めがね橋上部の第6トンネル前から第1トンネルまでは、枕木も線路も撤去された遊歩道に整備されています。トンネル内部は照明も設置され、一部はきれいにコンクリートで補修されていました。(続く)