木祖村 Gリポート

木曽路や木祖村の話題を報告します。木曽川源流の里の議員日記。

8月4日 境峠の縁結び神社

2007年08月04日 | 活動日誌その他
8月4日 縁結び神社祭礼。14:00~

 木祖村の境峠、白樺平別荘地に「縁結び神社」があります。今日はその祭礼に参加しました。参列者:栗屋村長・武居議長・役場関係者・小木曽連合自治会他、松本市議(奈川選出)・奈川観光協会関係者、中部森林管理局、白樺平別荘地住民等30名余。



出雲大社の宮司さんによる祝詞。


【縁結神社】 祭神:大国主命
 縁結神社は分水嶺境峠の麓、鍋割坂に出雲大社の分祠として祭られたもので、もともとは境峠にあった山ノ神との説もあります。昭和34年木祖村白樺平別荘地の開発に伴い、現在の場所に遷座されました。
 古くから参拝祈念すれば憶う人と縁が結ばれるという伝承があり、その霊験はあらたかで、今もひそかに参詣者が絶えません。
 昨年、長年の風雪の傷みから本社が修復され、銅版葺の新たな装いになりました。今回の祭礼はそのお披露目式ともいえます。

 
 祭礼後の直会(なおらい)では白樺平別荘地の方とお話しする機会を得ました。中には、県外・海外出身の方もおられ、色々と話をしているうちに、やはり共通の話題となるのは「木祖村の自然の美しさ」。都会からの居住者は、いかに自分達が多くのものを無くしてきたか。この地に来るとそれを実感すると言います。
 そのほか、今後どのようにしてこの神社を後世に伝えてゆくか等。夏季には別荘地の住人が80人ほどまでに増えるとの話ですが、なかなかお互いの面識をもつ機会が少ないそうです。せっかく縁結神社があるのだから、何か気軽に集まれるきっかけが欲しいとの事でした。

 境峠は太平洋と日本海を結ぶ分水嶺。飛騨街道境峠は古くから旅人の行き交う場所です。今日も縁結神社が様々な土地から来た人々の縁を結んでくれました。