木祖村 Gリポート

木曽路や木祖村の話題を報告します。木曽川源流の里の議員日記。

7月28日 歴史的建造物の保存について

2007年07月30日 | 活動日誌その他
7月28日
 伊那図書館にて文化財保護指導に関連した専門書をあたる。

 例えば、木祖村指定文化財である「田上観音堂」を念頭においた場合、木造建造物や茅葺屋根の維持管理の経費を考えると、覆屋をかけて風雨天候による劣化を防いではどうかという意見がある。その一方で、並存する「田上のシダレザクラ」を含め当時のままの姿であることを考えると、覆屋というハコモノによって、数百年来の歴史的景観を失う結果を招くのはいかがなものかとも考える。
 
 重要建造物の保存については、大桑村の県宝「白山神社」の例を見る限り、外屋をかけたことがアダになるとまでは言い切れないが、害虫や害鳥獣の快適な越冬場所になってしまって崩壊が進んでしまったり、外屋をかけたために内部が周囲から見えなくなり、泥棒(賽銭箱)に侵入されてもわからない。防犯設備も必要となって、相変わらず維持管理費がつきまとうことに変わりはないと思われる。

 夜7:00~自治会常会
 宮の森団地からの出席が少ない。
 村営住宅J棟に新しく入居された男性が来ていた。
 「今日は夏休み最初の土日だし、天気が良かったから皆さん家族でお出かけされたんですかね・・・」
 次回の常会は8月16日。