
第15回森林・林業・林産業活性化促進議員連盟(略称:林活議員連盟)長野県連絡会議(於:川上村文化センター)
朝7時ごろに木祖村を出ましたが、ちょっと早めに到着したので文化センター内にある川上村図書館をじっくり見てきました。24時間利用できる図書貸出コーナー、インターネット閲覧コーナー、2階部分の閲覧室など充実してます。
総会自体は、相変わらず、議題前の挨拶と来賓祝辞が長いです。
実際に興味があるのは研修会の方で、この日の講演は以下の通り。
・「川上村における林業への取り組みについて」(藤原川上村長)
・「森林づくり県民税活用事例について」
・「公共施設等への木材利用の促進について」(長野県林務部)
藤原村長の講話については、その集大成と言えるものが研修会後に視察した「川上中学校」と言う事になります。
そこには「
村民が誇れるものを」「地元のカラ松を有効利用する形での需要開拓」「卒業生が結婚式でここを使えるように」・・・など、様々な点で村独自の知恵を絞った結果が集約されており、数十年後の未来を見据えた村のビジョンがしっかりと反映されていました。
(どこぞの村の、判で押したように横並びのモデル設計図を使った、業者任せの傾向が強い建築物とは雲泥の差があります)
現地視察の後は、戸建ての村営住宅も見に行ってきました。
水田はほとんど見かけない村ですが、現役農家の平均年齢が40代後半。平均年収2000万円の村です。林業と農業が基本の中山間地域としては学ぶべき点ははるかに多いところです。