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木祖村 Gリポート

木曽路や木祖村の話題を報告します。木曽川源流の里の議員日記。

実るほどこうべを垂れる稲穂かな - はぜかけ

2010年09月22日 | 活動日誌その他

 つい数週間ほど前の猛暑が嘘のように、急に朝夕冷え込むようになってきました。
 気がつくと田んぼは黄金色。もう収穫が始まってる場所もあります。

 木祖村の里山で見つけた、見事にハゼ掛けされた稲。

 農村の原風景といえます。


9月20日 木祖村:小木曽地区の敬老会

2010年09月20日 | 活動日誌その他
9月20日 平成22年度の小木曽地区敬老会が、老人福祉センターで開催されました。13:30~


 今年は小木曽地区だけでも、元気なお年寄りの皆さんが85名参加されました。
 なお、左側にV(^-^)ポーズで写ってる人は、敬老会の対象者ではなく、底抜けの明るさでこの場のまとめ役をやっている地域自治協議会の会長さんです。

 敬老会の定点観察というわけではないのですが、この敬老会、年を追うごとにゴザ敷きに座るのが辛そうな方が目につくようになってきました。数人の方の為に少し高さのある椅子を並べた場所もあります。事実「そろそろ座イスを用意した方がいいのかなあ」という声も聞きました。
 お年寄り=和風(畳、座布団)という先入観だけでなく、たまには気分を変えてテーブル&イスの敬老会も楽しんでもらえるようにすれば?
 元気でオシャレなお年寄りも増えているので、近いうちにいずれそうなるはずですよね。


9月15日 木曽のスイーツといえば・・・

2010年09月15日 | 活動日誌その他

 村道を走っていると栗のイガイガが。アスファルトに栗がころがる季節になってきました。木曽ではいたるところに山栗が自生しているのをみかけます。

 ちなみに木曽でみつけたこの時期一番おいしい銘菓が「栗子餅」
 かつて田舎の両親が木曽に遊びに来た時もこれには一目ぼれしたようでした。 2.3日ほどしか日持ちしないため、今年も午前中に買って、その日のうちに翌日指定の宅急便で送る予定です。
 待ってて~!

畑荒らしの犯人捕獲

2010年09月14日 | 活動日誌その他
 木祖村内の農作物を荒らしまくっていた凶悪犯のイノシシ1頭がついに捕獲され、即日製肉の刑が執行されました!

 村の農道を車で走っていると、猟友会の服と鉄砲を担いだ人、そして農家の方が立ち話をしていました。今日は何か?と尋ねると、
 「今そこで、大きいイノシシ獲ったってよ!」
 見に行くと、本当にとどめを刺したばかりのイノシシが畑脇に横たわって・・・

 数年前から蕎麦畑を全滅させるなど、イノシシによる農業被害がバカにならなくなってきました。村では鳥獣被害対策として電気冊の設置も予算化。ある程度被害抑制の効果は出ているものの、それでも電気柵を突破する凶悪犯がいる訳です。

 農家の話によれば、イノシシの一番敏感な部位である「鼻」に電気ショックが流れないと、あまり効果がなく、剛毛で覆われた身体で突破されることもあるということでした。並行して檻をイノシシの通り道に仕掛けたりもしていますが、檻にかかるのはウリボウばかりだとか。

 猟友会の協力で仕掛けた罠で今回大物が捕まり、農家は大喜びです。が、まだ他にも共犯者が」いるらしく、もう一頭は村内に潜伏中とか。
 しかし、罠名人の登場で他のヤツが捕まるのも時間の問題でしょう。

 数々の電気柵をすり抜けてきたイノシシよ、お前の明日は来ないっ。
 ちなみに肉を分けていただいたので、今夜はボタン肉の煮物です。ゴチっ!

9月12日 奥木曽の秋祭り:諏訪神社例大祭(木祖村)

2010年09月12日 | 活動日誌その他
9月12日 木祖村小木曽のお祭り。諏訪神社例大祭です。


三番叟



獅子舞


 今年も下は小学生からと若い世代の参加とともに、盛大にお祭りがおこなわれました。子供が順調に増えていることもあって、獅子舞も三番叟も着実に伝統の担い手が育っています。
 私の住んでいる宮の森(13区)では、お宮まで行けないお年寄りにも配慮して、お宮の上手にある公会所でもお神輿と獅子舞が回ってくることになり、さらに村外から「小木曽姓」の皆さん御一行が、名前の由来を尋ねてこのお祭りを見にいらっしゃいました。

 ある人からの素朴な質問
「諏訪神社といえば、今の時期、諏訪の町内でどこでも小さな規模の御柱(おんばしら)をやってるけど、どうして木曽では御柱の形式じゃないの?」

 ・・・き、木曽では「檜一本、首一つ」。江戸時代はヒノキを切り出すと首が飛んだから…御柱できないじゃん? 
 いやいや、もともとここは「取苗大明神」。地域の産土神がここの神様のルーツだからだと思ひマスが・・・

ダムの上に咲く花火 - 小木曽諏訪神社奉納花火大会

2010年09月11日 | 活動日誌その他

 9月11日 19:30~ 諏訪神社奉納花火大会。

 木祖村の夏の終わりを告げるこの花火大会。今年もキャンピング・チェアと飲み物・つまみを抱え、ぶらぶらと観賞スポットに歩いて行きました。誰にも邪魔されず、夫婦二人で楽しめるお気に入りの場所です。
 谷間にこだまする花火の響きも、周囲の田んぼから聞こえる虫たちの声も、野趣あふれる風物詩になっています。

8月29日 総合防災訓練

2010年08月30日 | 活動日誌その他
8月29日 9:00~ 木祖村総合防災訓練が行われました。

 私の住んでいる地区では約100人が参加し、消火栓の使い方やホースのつなぎ方、土嚢づくりの訓練が行われました。

 消火については昨年、女性でも扱える「無反動ノズル」を実際に扱って放水体験などを行いましたが、いざという時、消火栓の開け方やホースのつなぎ方がわからないという声もあって、今回は実際にそれらのデモを行いました。
 非常に積極的に参加されていたおばあちゃんによると「ウチの区は過去に10回ぐらい火事があったから・・・。日中男衆がいない時にはだれかがやり方を知っておかないと」と言います。お年寄りの方の中には誰に指示されるまでもなく、非常持出袋を携行された方もおられて、非常に意識が高いです。

 この他、水害時に役に立つ土嚢づくりも、袋の口の結び方、積み方など、丁寧に教えてもらいました。左の写真は一度に4個の土嚢が作れる枠。スグレモノです。

 今回の防災訓練は地震災害を想定したものですが、近年のピンポイント豪雨の傾向を思うと、木曽の場合は土砂災害に対する備えも必要と感じます。
 数年前のように国道19号が不通になった場合、村外に勤務している世帯主や男の人は村に戻れないし、消防団も災害の大きな箇所に集中してしまう。そんな時、地域を守るには日中家に居る女性の力も必要になってきます。
 ただ、男性に交じって防災訓練をしていると、デモを促しても「女がやると恥ずかしい」という理由で、実際に道具を扱うのに躊躇してしまい、見物に徹してしまう傾向があるようです。

 地区によっては小さなお子さんの多い地区やお年寄りの多い地区もあって、対応も分かれそうです。その意味では、女性だけを対象とした防災訓練があっても良いのでは…と感じたところです。

8月26日 木曽製炭振興協議会研修

2010年08月27日 | 活動日誌その他
昨年の「菅古道の炭焼き復活」に触発されてか、今年は小木曽でも白炭窯の構築と白炭生産事業が元気づくり支援金事業で始まりました。

 今日は、郡内の炭焼関係者(中津川・南木曽・大桑・日義・王滝・木祖)が集まり、新しい窯の構築実習を行いました。

 規模は昨年構築した菅の窯とほぼ同規模ですが、側壁の石は王滝の御嶽山麓から調達してきた被熱岩石(噴火により熱変成したもの)を調達したとのこと。入口部も耐火レンガを使い、目地に埋め込む粘土もセメントを混ぜ込むなど、菅の昔ながらの自然素材だけを使った窯に比べ、ちょっと進んだ材料を取り入れています。さらに天井部には鉄板の傘を置いてその上から土でかためるのだとか。かなり強度に配慮したものとなっています。

 午後からは、新しく独自に作られた「移動式薪割機」の操作方法と作業実習。

 軽トラに乗せて現地に運べ山の中を移動できる仕様で、楔のアタッチメントを交換することで竹も割れるというスグレモノ。160センチまで対応できるようにしたのは割った竹を生け垣などにも使えるようにとの考えからだそうです。
 竹の割りかたについては、材の置き方などで結構コツが必要でした。

 木祖村では一度「白炭生産」が絶えてしまったそうで、もはや当時の炭焼職人の技術をを知る人はおりません。それでも森林を活用した産業をもう一度・・・なんとか商品化できる白炭生産を軌道にのせようと互いに皆が知恵を出し合っている最中です。
 

「がばったー」と木祖村公式ツイッター

2010年08月25日 | 活動日誌その他
ツイッターを利用した政府/地方自治体の取組集”がばったー”が8月よりオープンしています。


http://govtter.openlabs.go.jp/

 経済産業省のオープンガバメント実装実験サイト「オープンガバメントラボ」(http://openlabs.go.jp/)にて、地方自治体の公式ツイートが一覧できるわけです。

 ちなみに木祖村の場合、数か月の試験運用期間を経て、木祖村公式ツイッターを8月2日に村長の開始宣言とともにスタートさせました。
 過去の経緯はこちら↓
 http://blog.goo.ne.jp/kisonavi/s/%A5%C4%A5%A4%A5%C3%A5%BF%A1%BC

http://twitter.com/kisomura

ところが試験運用中はあれだけマメにツイートしていたはずなのに、村長が公式開始宣言を始めてわずか13ツイートで止まってしまいました・・・

 "ぽりったー" にも "がばったー" にも掲載されない公式行政ツイートなんて、
広報の効果ないじゃん!
本気で村外との交流事業(上下流交流)を積極的に推進する気あるの?

 それにしても、群馬県嬬恋村(http://twitter.com/tsumagoivillage)ってユニークですね。ハッシュタグも駆使しながら、個人との双方向通信もできてます。

 今月は名古屋に東海地区村人会を、村のトップダウンで発足させた木祖村です。
 Twitterをうまく使って相乗効果をあげるような取り組みを展開して欲しいものです。


木祖村:秋の気配

2010年08月20日 | 活動日誌その他

 トウモロコシや蕎麦畑が広がる木祖村の里山では、コスモスが見ごろを迎え、田んぼの上を赤トンボが飛び交う時期になりました。

 都会では、連日36℃・・38℃・・・、熱中症の話題がニュースで流れ、お盆を過ぎても猛暑がおさまる気配がありませんが、緑豊かな木祖村では日陰に入ると涼しさを感じる毎日です。
 水田や緑に覆われたエリアは、一枚一枚の葉が水をたたえているのと同様。そう考えれば都会のコンクリートやアスファルトに覆われた地帯はまさに砂漠。加えて大量のクーラーの室外機が回っている事を思い出すと、二度と都会に戻る気にはなれないというのが本音です。

 四季おりおりの姿がそのまま残っている。そんな実感が湧いてくる木祖村の夏も、そろそろ終わりが近づいているようです。

木祖村のとうもろこし

2010年08月17日 | 活動日誌その他
   

 8月16日、お盆明けの木祖村。とうもろこしの収穫が本格的に始まりました。

 今日は、5/21に下流域の名古屋からスミ設備および関連団体がトウモロコシ体験ツアーに参加した畑で、トウモロコシの収穫です。一時期はカラスの害に悩まされましたが、無事に実の詰まった甘いトウモロコシができました。
 収穫したてのトウモロコシを、軽トラの荷台で長さを揃え、無駄な葉を落とし、花粉などの汚れを落とすなど、一本一本丁寧に出荷のための手作業が行われています。スミ設備の社長も自ら箱詰め・出荷しました。
 集荷に来た運送会社の話によると、おかげさまで今年は例年よりも1週間ほど収穫が早いと言う事です。

 木祖村の高原育ちの甘くておいしいトウモロコシ。
 農家が手間暇かけて育てた旬の味覚を、是非とも下流域や都会(名古屋)の方にも味わってほしいものです。
 

8月13日 御岳スーパートライアスロン

2010年08月13日 | 活動日誌その他
 御嶽スーパートライアスロン大会に行ってきました。
 木曽御嶽山の黒沢登山口(御嶽里宮社:太陽の丘公園)から御嶽山頂上を往復する鉄人レース。総距離はフルマラソン並みの42km、標高差は2200m以上あります。
 
 出場するのは主人で、もちろんトライアスロンは初参加です。毎月のように地方のマラソン大会に出場しているし、もともと山岳部なのでランと登山についてはなんとかなるような気もしますが、心配なのはヒルクライム。里宮から中の湯までを自転車で制限時間内に登りきらなければなりません。
 そのため、往年のMTB(90年代末の重量感あるCANNONDALE)をロード用に改造し軽量化を図りました。



 おかげ様でヒルクライムでは予定タイムを30分も短縮できたとか。無事完走おめでとう。

 本人曰く「長野マラソンより気分的にも肉体的にも楽だった・・・」
 ホンマかいな。2、3日後に筋肉痛地獄を見てから、もう一度感想聞いてみたい(笑


8月11日 林活議連県連絡会議・総会&研修会

2010年08月11日 | 活動日誌その他
第15回森林・林業・林産業活性化促進議員連盟(略称:林活議員連盟)長野県連絡会議(於:川上村文化センター)

 朝7時ごろに木祖村を出ましたが、ちょっと早めに到着したので文化センター内にある川上村図書館をじっくり見てきました。24時間利用できる図書貸出コーナー、インターネット閲覧コーナー、2階部分の閲覧室など充実してます。

 総会自体は、相変わらず、議題前の挨拶と来賓祝辞が長いです。

 実際に興味があるのは研修会の方で、この日の講演は以下の通り。
・「川上村における林業への取り組みについて」(藤原川上村長)
・「森林づくり県民税活用事例について」
・「公共施設等への木材利用の促進について」(長野県林務部)

 藤原村長の講話については、その集大成と言えるものが研修会後に視察した「川上中学校」と言う事になります。
 そこには「村民が誇れるものを」「地元のカラ松を有効利用する形での需要開拓」「卒業生が結婚式でここを使えるように」・・・など、様々な点で村独自の知恵を絞った結果が集約されており、数十年後の未来を見据えた村のビジョンがしっかりと反映されていました。
 (どこぞの村の、判で押したように横並びのモデル設計図を使った、業者任せの傾向が強い建築物とは雲泥の差があります)
 現地視察の後は、戸建ての村営住宅も見に行ってきました。

 水田はほとんど見かけない村ですが、現役農家の平均年齢が40代後半。平均年収2000万円の村です。林業と農業が基本の中山間地域としては学ぶべき点ははるかに多いところです。

8月7日 風吹峠~奥峰稜線整備作業

2010年08月07日 | 活動日誌その他
8月7日 風吹峠-奥峰稜線踏査およびルート整備を行いました。

 長野県の元気づくり支援金による「菅古道PRと稜線ハイキングルート整備事業 (きそ源流里守)」の一環です。
 今回の事業から、木曽町在住者など広域の方々からも協力を得ながら進めることになり、今日は木曽町の中幸沢側からの踏査を兼ねて作業現場にアクセスしました。
 風吹峠の木曽町側は、林道のおかげで、山道は木祖村の野中沢よりも傾斜が緩く距離も短くなっています。

 風吹峠に出てみると、
!! ヽ(TдT)ノ
   

 なんと去年の元気づくり支援金で設置した道しるべが悲惨な姿に・・・どうやら熊の仕業です。今年は村内でも熊が頻繁に目撃されていますが、山にエサが無いのではなく、むしろ数が増えているんじゃないかしら・・・。

 なお、去年整備した稜線上では、途中にたくさんの茸が出ている地点がありました。


 山を手入れしたことで、早速色んな種類のキノコが増えたのでは?と期待したのですが、図鑑でよくよく調べてみると「シロハツモドキ」のようです。中毒に注意・・・
 こんなに沢山あっても食べられないのが残念です。雨が多かったせいか、他にも何種類かのキノコが出始めています。
 食べられるものは、これからの季節に期待しましょう。

8月3日 議会全員協議会&木曽郡町村議会議員総会(日義)

2010年08月03日 | 活動日誌その他
8月3日
 9:00 議会全員協議会
・「木祖村過疎地域自立促進計画」(平成22年度~27年度)
・木祖村農林水産物直売・食材供給施設運営協議会の設置について
 いわゆる 道の駅直売所運営協議会 の設置です。議会からは2名が出ることになっていますが、「自薦」という事で薮原の議員2名に決まりました。道の駅議決の際に白票を投じて賛否を明確にしなかった議員も、今後は積極的に運営に関わっていきたいということのようです。ヘ(´ー`)
・薮原簡易水道について
 薮原簡易水道取水口の堆砂問題。豪雨の激しかった7/12~23日の状況と対応説明。
・その他、直売所へのエアコン設置計画等。

 11:00- 平成22年度木曽郡町村議会議員総会(日義公民館)
     (詳細は広域議会報告に譲り、割愛します)