no (take apart me)

今日は午前中、どうしても起きられなくて前半休を頂きました。
いやズルじゃないんですよ。頭だって痛かったし、何よりも
眠かったんです。まあ、世間様から見ればこれは十分に「ズル」
なんでしょうけれど。

植木の手入れをして、朝ごはんを食べて、薬を飲んで、片思いを
磨いて、仮眠を取って。起きてアイロンして、いってきますと
縫い包みに語りかけて、鍵をかけて、電車で会社まで行って、
PCの電源を入れて、たまったメールを処理して、懸案事項について
朝イチで会議があるのでその資料を読んで、理解して。帰り道、
セールでポロシャツ（ネイビーでボタンダウンの珍しいの）を
買って、帰宅して、夕飯作って、食べて、洗い物して、シンクまで
磨いて、今ここに居るのです。

少し前まで、投薬を始める前では考えられない、ある行動が抜けて
ます、今日の行動の中から。自分って何者だろうとか、自分は何を
考えているのだろうとか、とにかく自分をアナライズする行動です。

自分は自分でしかなく。
これって大事そうで、実はどーでもええ事なのかもしれません。
他人が思う自分なんてエスパーで無い限り知る由もないし、痛む
ハートの訳を考えても、それはトリガーになるイベントがあるに
過ぎず、それが琴線にヒットするか否か、ヒットした場合どれくらい
触れるのかってだけなんでしょう。もちろんうれしい事も。
当たるか否かや触れ幅なんて育ってきた境遇と素養で違うでしょうし、
それこそまさに自分以外の誰でもない自分なのでしょう。

やーめた、考えるの。
ってなれば、心は何処もさまよわずに、ここにあることを実感し、
体も確かに世界との境界線をはっきりと感じられるようになります。

これもそれもアナフラニールとレスミットと言う化学物質の恩恵だと
しても。