黄色い拍子木

たまのをよたえなばたえねながらへば しのぶることのよわりもぞする

バレエ

2007-12-24 22:28:03 | Weblog
UNIQLOCK

その名のとおり、UNIQLOのサイト内にあるちょっと
変わった時計です。製品である洋服を着た様々な人が
入れ替わり立ち代り踊っています。webの仕事をしている
友人に教えてもらい、PC立ち上げ中はサイトを開きっぱ
なしにしています。

その大半は女性で、バレエらしき動きをしています。
私、バレエなんて高尚なものとはとんと縁がありませんが、
素直に美しいなあと思います。硬軟が一体となった動きと
指先の表現、祖母がやっていた日舞のような趣もあります。

これが正しいバレエかどうかはわかりませんが、世界でも
有数の、バレエの素晴らしさが感じられるサイトでは無い
でしょうか。これがチュチュでなく、UNIQLOと言う所が
いいのです。チュチュを着て、舞台で待っていれば誰だって
目を奪われますから。そうでないのに、良さが感じられるのです。
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柚子湯

2007-12-24 15:21:09 | Weblog
去る十二月二十二日は冬至でした。
一年で一番夜が長い日です。つまり明けるのは遅く、日没が
とても早い日です。この日は雨が振っていた事もあって、
四時半には凍るほどの暗闇が団地をグレーに塗り替えていました。

夕方は友人と忘年会をしました。クリスマスシーズンですが、
そんな事はお構いなく沖縄料理の店で。もちろんシャンペン
じゃなくて泡盛、お湯割り。

暖かかったです。

仕事の事であqwせrfgふじlp@;:「な事になっていた
私には、温泉の如く、差す日の如く。でも、こうして集うだけが
私を暖めていたのではないのです。帰り道が一人出ないこと、
住処で一人でないこと。同席であった友人が遠路はるばる泊まりに
来てくれたのです。

大事な話をしました。答えの出ない、大事な話。

話し込んでいると、知らぬ間にずいぶんと時間がたっていました。
十二月二十三日、未明の天皇誕生日となっていました。そのまま
眠ってしまおうかとも思いましたが、冷蔵庫の柚子が呼んでいます。
真夜中未明、お湯を張って柚子を浮かべました。外は雨、湯船の
中に満月二つ。1DKに二人。

柚子湯に使ったおかげか、正午まで寝入ってしまいました。
出かけて、夕方が来て、友人は帰路に就いて、また一人。

玄関のドアを解き放つと、あふれんばかりに柚子の香りが居室に
満たされています。存在は無くなってしまいましたが、香りが記憶を
つれてきます。海馬から、昨日から、湯船から。

もう一夜過ぎると、柚子は香りを放たなくなっていました。
でも、記憶はなお鮮明にそばに座っているのです。
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