黄色い拍子木

たまのをよたえなばたえねながらへば しのぶることのよわりもぞする

峡谷

2006-11-20 08:13:57 | Weblog
土日を利用して、岐阜の方までキャンプに行って
きました。キャンプと言ってもテントで寝泊まり
する訳ではなく、夏に行ったそれと同じように
コテージに泊まりました。設備は前回よりも格段に
グレードアップし、冷蔵庫までありました。キャンプと
言うよりは静かな山あいにノンビリしに行くと
言った感じでしょうか。

岐阜山中の冷え込みは平地よりも厳しく、完全とは
言えませんが、山は暖色系色に包まれていました。

美味しいものを食べて、お酒を飲んで(参加された
方がお持ち下さったワインと焼酎が最高でした)、
談笑して…もちろん美味しい空気も吸って。翌朝は
温泉にも入り、体の毒素がすっかり抜けたように
思います。

「まばたきの合間を露が瞼染め照る濡れ落ち葉より朧気に」

シチュエーション、目にするもの、舌に感じるもの、
インプレッション…欠くものがないのに、歌を
作ろうと言う気が起こりません。とうとう恐るべき
「枯渇」がやって来たのでしょうか。


(いや、違う。あの場で欠いていたものがあるでは
ないか。歌を作ろうとする、造りたいと思う私自身が
居なかったではないか。)
コメント
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