真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

車内での出来事二つ

2007年06月07日 | Weblog
今日は、国際フォーラムが品川駅周辺であったので、朝から参加した。夕方、電車が混むと思い、少し早めの4時頃、品川駅から東京駅に向い、東京駅から中央線に乗り換えた。

ラッシュアワーの少し前だったので、車内は比較的すいていたが、座席はほぼうまっていた。そして、高齢者と身障者用の思いやり席が空いていたので座った。二駅過ぎた所で、片手に氷りの入った少し大きめのカップを持った中年男性1人と若い女性2人が乗ってきた。乗車して来るなり、1人の若い女性が大声で、「社長、ここが空いていますよ」と思いやり席を指差し、大柄の男はどかっと座ってきた。

良く見ると、その3人の持っている物は、こともあろうにお酒だった。相当飲んできたのだろう、車内に響く大声で宴会を始めたのだ。カンの蓋を開けて女性が社長にお酌をした時、揺れる車内で隣りに座っている上品なお婆様の足にこぼしてしまったのだ。そのお婆さまはどうするのかと観ていると、それまで眼をつぶってみてみぬ振りをしていたお婆様は、一言「大丈夫ですよ」と言ってまた眼をつぶってしまった。

そして、新宿迄の間、その若い女性二人は「社長」「社長」と連発し、社長は「この電車の中で宴会をしているのは俺達だけだろう」、とやりたい放題だった。新宿駅に着くと、3人は降りる支度をし、降り際に社長が大声でのたまった「2度とこの電車に乗るこた~あない。旅の恥じはかき捨てってね」と。きっと、この会社は数年後には、潰れている。間違い無い!

高円寺駅から妊娠した女性が乗車してきたので、私は思いやり席からすぐに立って、その女性に席を譲った。妊娠している女性に席を譲るのは当然のことと思っているのだが、私の隣りの若い女性は知らんぷりを決め込んでいた。

そうこうするうち、その若い女性は思いやり席で携帯メールを始めたではないか。私はその光景を観た時、怒りに火がついた。そして、「私は身障者でペースメーカーが入っています。ここは思いやりシートなのに、なぜあなたは携帯をここでするの?私にはその携帯が死を意味するのだ」と言い放った。すると、その女性は飛び上がらんばかりにして、席を立った。と同時に、妊婦さんも立ち上がってしまったのだ。

私は妊婦さんに、立っていても大丈夫だからと言い、携帯をしていた女性にも座らなくても大丈夫だから席は譲らなくて良いと言ってから、「思いやりゾーンでなぜ携帯をするのか」と再度言った。

と、言うのは、以前思いやりゾーンで無い所で座っていて、隣りの席の人にペースメーカーが入っているので携帯を止めて欲しいと言った所、「あっちへ、いきゃ~いいじゃねえか」と言われ、とても悲しい思いをしたことがあるのだ。

日本の鉄道システムは世界でも他に類を見ないほど優秀なのに、こんな訳で、電車に乗るのがとても苦痛な昨今なのです。残念!!

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