ゴムクロ修理日記  ゴムクローラー修理・販売(有)キムラセイコー       0237(86)7377

修理依頼を受けた作業行程・結果などを依頼者並び訪問者に見て頂くための親爺の気まぐれブログ
たまには修理以外の出来事も

ミミ切れ修理

2018年11月11日 | クローラー修理販売関連
クボタコンバイン AR326 幅430xピッチ90xリンク44



稲刈り作業前に田んぼの中でトラブル発生すると大変なことになる・・・

との思いで各部点検整備し、併せてクローラーの点検も行われ

さ~ 稲刈りだ。

今年の稲刈りも無事終え、コンバインの泥等を洗い流し格納庫にと・・・

あぁ~~あっ クローラー切れている・・とガッカリされた方

社外品クローラーに入替検討される前に、”修理”出来ることも考えては?



修理手順を紹介します。

亀裂部をザックリと切り落とし古いゴム部を削り落とす。



切り落とした部分に数種の生ゴムを使い埋め戻す。



当社工法は「型」を使用しての加硫(焼き付け)しますので加硫後の手直しは

一切ありません。





ゴム補修材等々での修理と異なり、当工法でのクレーム1件も御座いません

ので修理で済ませたいとのお考えの方、まずは電話入れてください。

   

     キムラ セイコー (ゴムクロ東北)

     TEL 0237-86-7377










芯金間 パックリ

2018年11月02日 | クローラー修理販売関連
某メーカー農機具店様より修理依頼



ARN445 幅470xピッチ90xリンク47 片はしご

「あのよ~ 今まで見た事ない芯金と芯金の間 パックリと口開いてんのよ~

修理願います」 電話では私はどんな症状なのかは直ぐに理解出来ました。

以前にもブログで モロオカトラクターのクローラー修理を書かせて貰った。

担当者はどんな条件で切れたのか理解出来てない様。

私考えるに(想像ですよ!!)製造工程での何らかの不具合と思う。



とはあれ カッターで亀裂部を出来る限り切り落とし、その後サンダーで

亀裂無くなるまで削り落とす。削って見るとワイヤー見えるまでとなった。



加硫終え仕上げ画像を残そうとカメラをパチリ。 へたくそカメラマン撮影にて

見た目と画像がなんだか違う。

引き取りに来られた方に「ありがとう」の言葉を頂き、体が動く限り

頑張ろうと思った年寄り親爺の今朝でした。





お詫びと修理問い合わせ

2018年10月22日 | クローラー修理販売関連
お詫び

当ブログ公開内容 気ずかずにおりました。 「ひで様より残念ながら写真がすべて

表示しておりません」・・とコメント頂いておったのですが、ブログ公開後も再確認

として見ており何らトラブルもなく、2台使用している私のパソコンには画像が全て

UPなっておったので気ずかずにおりました。

お世話になっているサーバー様に直接電話し状況を問うた所、やはり画像が削除さ

れているとの事。分かった事は UPするパソコンにはどの位の期間は

不明ではあるが画像が残るのでは?????

しかし訪問者には見られない・・と判明

原因は私のパソコン動きが重くなり過去の画像を削除したのでは??

年寄りの無知なPCいじりで「画像を消した」

さて 本題

暑い、暑いと言っていた会話も今や「寒いですね~」と言う様になり農家の方々は

コメ・大豆・麦・そば等の収穫も終わり、全ての作業を終えたコンバインなどの

整備作業ご苦労さま

この時期に問いが多くなるのが「除雪機クローラー修理」





当社設備 専用加硫機としては一番大きいものでしょう。が ゆえ、小さいクローラー

は機械にセット出来ず修理不可となります。

参考に クローラー幅(~800mmx42リンクx79㎜ピッチ)

          (  〃   x40リンクx84mmピッチ)

          (  〃   x38リンクx90mmピッチ)


全長=3318mm~無限であれば可能となります。

除雪機用クローラー お探しの方は

キムラセイコー(ゴムクロ東北)では修理以外にも社外品クローラーを販売して

おりますのでご用命のほど.

なお、特注品もご相談応じます。

キムラセイコー(ゴムクロ東北) 電話   0238-86-7377
                Fax  0237-86-7533





修理と言ってもこんな修理も

2018年09月13日 | 省力機械
同市内の企業法人 数多くの野菜・コメ・ニンニク等を生産し産直、ネット販売

らの手段にて日々お客様へお届けしている企業があり、業務内容の中 1つに

「黒ニンニク」がある。

この企業さまと知り合ってから10年は過ぎただろう。

初回の依頼は  「黒ニンニク熟成機」



大きい装置も良いけど 1ロット 50Kgほどの製品を作る事が出来るものが

欲しい。 3週間程 一定の温度・湿度(秘密)の中で生ニンニクを熟成させる。



受注多く 1ロットローテーションを短くする為にも別方法の手段をとり

製造しておった。 が・・あまりの短期間にて故障が発生する。

当初はジャーメーカー様保障にて修理は「無償」との事を聞いてましたが

今や「用途使用目的外」と決めつけられ 有償扱いになってしまった。

維持費を考え以後全面におやじが修理を引き継ぐ(安かったからかな~)

修理を始めるや「ニンニク臭」工場一面に漂うので用途使用目的外とすぐに

ばれる。





故障原因を捜すにテスターをあてがい故障個所を捜す。(今や、電源投入する

だけで故障個所を見当できるようになった。



どうしようもないパーツはメーカー様より購入、交換し修理を済ます。

今まで20台(器)以上のジャーをローテーション修理ながらも月2・3台

は修理を受けている。

原因多くは写真の様に耐熱電線ではあるが「ニンニクガス?」にて

被覆内銅線 手で触るだけで「ボロボロ」になってしまう。

制御等造るおやじにとっても今まで見た事、経験ない。 あっちこっちの

リード線が断線しかかったりし、導通不良となり故障となってしまう。

部品と部品のリード線は入替方法にて修理はしているものの、再度他のパーツ

が故障したりで 1台の窯だけでも年数回修理依頼受けることがある。




黒ニンニク製造に携わって故障で困っている方

  有限会社 キムラ セイコー  まで

0237(86)7377 🍒の里 山形県寒河江市です 

 続 芯金緩み修理 

2018年09月10日 | クローラー修理販売関連


昨日更新 芯金外しを終え スタートは芯金埋め戻し部範囲の表面亀裂を

修理依頼は受けていないが、おやじの気持ち(ついで作業)にて特殊工具で

ヒビ(亀裂)無くなるまで削り落とす(左側)



高圧洗浄機でクローラーにへばり付いているゴムかすを洗い流し、乾燥後シンナーにて

洗浄



修理部にゴムセメントを塗りまくり 乾燥後、密着良き特殊ゴムを敷き詰める。

(作業前)



前回処理施こしている芯金にも下処理し特殊ゴムを巻き付ける。





メジャーをあてがいながら同ピッチ間隔にセット。 空間部には修理専用のカバーゴムで

新品同様になってぇ~と頭に描き埋め尽くす。



表面亀裂 当社加硫範囲内までサービス(勝手にやっているのだが)

亀裂が無くなるまで削り落とし裏面同様の作業を施し加硫(焼き付け)を待つ。

加硫セット、取り外しまでの間時間かかります。

今日も近所の温泉にでも浸かってこよ~っと(自宅には1.5人バスタブ在りますよ)

トータル3回の加硫にて修理完了。

「急ぎません」の依頼でも今時期稲刈り繁忙期がゆえ、他の修理依頼者様に

ご迷惑おかけするのを考え、早朝より作業をしている今日です。

飲兵衛おやじには 加硫セット中の合間を見ては・・・ゴックン、ごっくん・・



ご用命は 有限会社 キムラセイコー 🍒さくらんぼの里 山形県寒河江市です。

          0237(86)7377