申し訳け御座いません

北海道でも北寄りの方より

クボタトラクター　　Ｍ１１０Ａ－ＨＰＣ　芯金レス（おむすび芯金）

クローラー修理依頼を受けるにあたり　数回となく電話でのやり取りをし

当方まで混載便にて送られる事となった。







遠い遠い距離にて中２日かかって当方へ届く。　　

早速修理箇所の点検

「あれ、まあ～～～」　トラックローラー当たる部分が全周に渡り　強度を増す為に入れられている

ワイヤーと完全剥離しており、当然内部のワイヤーも錆、さび、錆

ゴム内部を覗いて見ると数本とワイヤーが切れている所、数か所見かけられる。

どんな修理でも出来ます・・・・と言ってはいますが、全周に渡り修理するのと新品購入するのでは

どれ程メリット差が出るのかわからない。

電話にて今までの修理でこの様な損傷見たことない事を伝え「修理勘弁してください」

修理もしないクローラー　復路をまた中２日架けて持ち主へと帰る。


申し訳け御座いません

３本を２本に改造

久々です。

ミミ切れ修理が続きブログを書こうにも同じ作業内容となり、投稿するにも同じ写真・内容となり

ためらっておりました。　初老ではありますが元気しております。

ネットで調べたら　私のこの歳は「高齢者」だって。

メーカー、機種は不明ですが、現使用中のクローラー全周に渡り破損個所多く

クローラー入替を考えていた様子。

が・・・　３００ｘ７２ｘ６２（２本）

お客様の方でこのサイズのクローラーをお探ししていた様ですが、どのメーカー様でも

この様に長～い長～いクローラーサイズは製造されておらず、当方へ修理依頼の声がかかった。

全周修理は出来ることは出来ますが、お互いにメリットあるのか不安にて

新品３本を２本に改造　を提案

改造依頼受けました。




新品クローラー切断前　当方、上、下型数多くありますが社外品クローラー用型無きにて

型製作より作業開始



真新しいクローラーを切断するのに勇気がいる。考えていてもど～にもならぬ。切っちゃえ～



２本につぎ足すリンク数を１本犠牲にして切断（左　残りにて廃棄）



切断してしまったからにはつなぎ合わせねばならぬ。ワイヤー挿入部加工作業に入る。



諸々の作業をし　特殊ワイヤーを並べる。


つなぎ目部 src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/3d/1b740ba4084a052317b3691a275c76c9.jpg" border="0">

つなぎ足し部　２回の加硫にて１本完成（奥）

３００ｘ７２ｘ（４６リンク＋１６リンク）＝３００ｘ７２ｘ６２リンク完成



切断前のクローラーと並べて見ると長～い　長～い

加硫後のラグ部



２本目加硫中　　仕上がれば最後のつなぎ部　処理加硫し　２本完成。


平成より令和に架けての作業となってしまった。

青森の〇〇様　　連休明けには発送出来る様になりました。

ミミ切れ修理多いなぁ～～

先日　地元某農機センターより修理依頼され近く用事のついでに修理済クローラー納品に伺った。

工場内には整備順番まちのコンバインでビッシリ

季節柄　除雪機修理入った時はどこで修理するのかな‥と思わせる工場内であった。

クボタコンバイン　ARN438　４７０ｘ８４ｘ９０



三菱コンバイン　　VS231　　３８０ｘ８４ｘ４０



クボタコンバイン　ER438　　４７０ｘ９０ｘ４８　センター穴なし　ラグ波型



このクローラー傷深くラグまでが亀裂　カットしてはまたカット

諸工程を踏み加硫　



今回は亀裂修理にて画像のみにてアップ






　

端面欠損

クボタコンバイン　　ＡＲＮ４６０　

　　　　　　ＦＡＬＫＥＮ　５００ｘ５０ｘ９０　センター穴ナシ　クローラー

事前にメールで欠損状態画像みておりました・・・が、芯がね部までの欠損（２５０ｍｍｘ１３０ｍｍ）



ワイヤー３本切断してます。　他　全周に渡りローラー当たる部に穴あき箇所多数あり



当社　各メーカーの型を準備はしているものの残念ながらこのクローラー型無しだったので

まずは型造りより作業開始



ラグ部型　　芯がね部は撮り忘れ



欠損部修理に入る。　予想通りローラー当たる部の摩耗箇所より芯がね周辺に水浸透したので

錆ており芯がねとの密着が緩んでいた。



芯がねの錆を取り



特殊錆止め塗料を塗り、金属ゴムのり、ゴムセメントと順に処理



欠損している部分に生ゴムを盛り付ける。



加硫数時間　修理部新品同様に仕上がる。



表面も〃





　　　　　新潟の●●様　　修理完了　発送出来るまでとなりました。

マタマタ ミミ切れ修理

三菱コンバイン　ＶＳ３２３　耳切れ２か所

３８０ｘ８４ｘ４０　　偏心　湿田用　ラグ高

最近の修理　耳切れが多い。　三菱純正クローラーは　他社よりも肉厚薄く出来ていると思う。



画像の様　ガッサリ切り落とし作業より始まり　盛り付け焼き付け作業へ入る。

折角なので強度増すため　数ミリ厚く仕上がる様にした。







修理完了後　発送準備

持ち込み、引き取りの方は別として、遠方よりの依頼の時は画像の様な

姿にし　「上積みＯＫ］と送り状に大きく書き込んでおくと

「体積」でなく「重量」での運賃扱いとなるかも？？？？

送料代金以外と思っているより安くあがるかも・・・・・