きつけ塾 いちき

「きもの」の袖に手を通す時に、「ときめき」を感じる日本の女性たち。
この「胸の高まり」は、いったい何なのでしょうか。

一年間お読み頂き、ありがとうございました。

2013-12-30 23:09:08 | 生活情報
あらゆる着付けの伝承を目指して
「きつけ塾いちき」はこの一年間、宮崎で…鹿児島で…そして福岡で、民族衣裳と言われるあらゆる「きもの文化」と、その着付けの継承に、微力ながら努めてまいりました。
この一年の着付け業務を振り返り、新たな年に向けた出発点にしたいと思います。

浴衣から礼装まで…自装の着付け
「自分できものを着れるようになりたい」という、そんな皆さまの夢を実現するために、それぞれの要望にこたえるコースを作り、教室をすすめてまいりました。

平安時代から現代まで…時代風俗衣裳
時代風俗衣裳研究家でもある、市来学院長のもとで、十二単や束帯の「夏季セミナー」を開催して、宮崎と鹿児島の皆さまに、直線縫いの「きものの原点」をご覧いただきました。

衣裳方を養成…舞踊専門着せ付け
「きつけ塾いちき」では二十数年前から、「歌舞伎衣裳」など、江戸時代の着付けを基本にした「日本舞踊」の専門着付けをカリキュラム化し、衣裳方を養成し、日本舞踊の各流派の「舞踊の会」の着付けの要望に応えられるように努めてきました。

基本を守りながら…花嫁着せ付け
最近美容師さんの中で、「花嫁の着付け」を身に付けている方が少なくなっているのは残念なことです。
私たちはこのことを重視し、「花嫁の着付け」の講座を続けています。現在では、多くの美容師の皆さんが「きつけ塾いちき」で学んでいらっしゃいます。
最近、風変わりな花嫁さんも見受けられますが、やはり原点となる武家装束の「打掛」を基本とした「花嫁衣裳」から学ぶことがたいせつです。

プロを目指して…振袖の専門着せ付け
来春の成人式では、全国の振袖をまとった新成人が、街角を華やかにすることでしょう。
しかし時代とともに、その着付けや振袖の内容について、日本のきもの文化とは少しづつ遊離してきている面もあります。
私たちは、「きもの文化」を生業としている集団のひとつとして、「本来の民族衣裳」を見つめながら、着付けを伝え続けていきたいと思っています。

私どものブログを、この一年間お読み頂き、本当にありがとうございました。
くる年も、変わらぬご来訪をお待ち申し上げております。




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