きつけ塾 いちき

「きもの」の袖に手を通す時に、「ときめき」を感じる日本の女性たち。
この「胸の高まり」は、いったい何なのでしょうか。

福岡の「振袖・舞踊着付け」新春講座決まる。

2013-12-31 14:29:18 | 舞踊と振袖の着付け
この時期、技術向上のまたとない機会…
「きつけ塾いちき」主催の、2014年新春・「振袖と日本舞踊の福岡特別講座」 は、下記の内容で行なわれることになりました。
この時期は、成人式の着付け現場で、それぞれが経験してきた課題を持ち寄り、今後の技術向上に役立てる、またとない機会であることは言うまでもありません。



一年後に向け、さらなる高嶺を目指して…
福岡ではこれまで、早良区のももち文化センターで、振袖と日本舞踊の専門着付けの特別講座を開催してまいりました。
2014年も、振袖着付けと日本舞踊の着付けのプロを目指す、多くの皆さまとの出会いをつくってまいりたいと存じます。
講座では、カメラ・ビデオなどの持ち込みも自由でございますので、より深みのあるお勉強が出来るものと信じております。
振袖の着付けと日本舞踊の着付けに関心のおありになる方は、ぜひご見学にお越しくださいませ。
講師一同、心よりお待ち申し上げております。

詳しくは、ホームページ福岡特別講座。お問い合わせは、090-4489-9745(市来)まで。



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一年間お読み頂き、ありがとうございました。

2013-12-30 23:09:08 | 生活情報
あらゆる着付けの伝承を目指して
「きつけ塾いちき」はこの一年間、宮崎で…鹿児島で…そして福岡で、民族衣裳と言われるあらゆる「きもの文化」と、その着付けの継承に、微力ながら努めてまいりました。
この一年の着付け業務を振り返り、新たな年に向けた出発点にしたいと思います。

浴衣から礼装まで…自装の着付け
「自分できものを着れるようになりたい」という、そんな皆さまの夢を実現するために、それぞれの要望にこたえるコースを作り、教室をすすめてまいりました。

平安時代から現代まで…時代風俗衣裳
時代風俗衣裳研究家でもある、市来学院長のもとで、十二単や束帯の「夏季セミナー」を開催して、宮崎と鹿児島の皆さまに、直線縫いの「きものの原点」をご覧いただきました。

衣裳方を養成…舞踊専門着せ付け
「きつけ塾いちき」では二十数年前から、「歌舞伎衣裳」など、江戸時代の着付けを基本にした「日本舞踊」の専門着付けをカリキュラム化し、衣裳方を養成し、日本舞踊の各流派の「舞踊の会」の着付けの要望に応えられるように努めてきました。

基本を守りながら…花嫁着せ付け
最近美容師さんの中で、「花嫁の着付け」を身に付けている方が少なくなっているのは残念なことです。
私たちはこのことを重視し、「花嫁の着付け」の講座を続けています。現在では、多くの美容師の皆さんが「きつけ塾いちき」で学んでいらっしゃいます。
最近、風変わりな花嫁さんも見受けられますが、やはり原点となる武家装束の「打掛」を基本とした「花嫁衣裳」から学ぶことがたいせつです。

プロを目指して…振袖の専門着せ付け
来春の成人式では、全国の振袖をまとった新成人が、街角を華やかにすることでしょう。
しかし時代とともに、その着付けや振袖の内容について、日本のきもの文化とは少しづつ遊離してきている面もあります。
私たちは、「きもの文化」を生業としている集団のひとつとして、「本来の民族衣裳」を見つめながら、着付けを伝え続けていきたいと思っています。

私どものブログを、この一年間お読み頂き、本当にありがとうございました。
くる年も、変わらぬご来訪をお待ち申し上げております。



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今日、真竹をいっぱい頂きました。

2013-12-29 14:06:42 | 振袖着付け
着付けの道具が作れます。
私たち「きつけ塾いちき」の振袖の着付け師や、舞踊の着付けにたずさわる衣裳方に欠かせないのがいろんな小道具たち。
その中で、竹で作ったヘラ類(下写真)は、使い方でたいへん重宝なものです。



過去に100本近くのヘラを手作りしてきましたが、講師のご主人から頂いた真竹も底をつき、困っていました。
そこで、知り合いにお願いしていたら、なんと今日、持ってきていただいたのです。
これで、着付けの小道具がつくれます。

あわてずに…じっくり乾燥させて…
1m50㎝の長さの、肉厚の真竹。
今から節を抜いて、日陰でじっくり乾燥させてから小道具作りが始まるわけです。
竹は弾力があり、磨き込んでいくと生地を傷めず、手になじんできます。
道具というのは、手慣れてきて初めて効果を発揮するもので、千変万化の働きをしてくれるものです。






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生徒さんが、演劇団員でがんばっています。

2013-12-28 16:15:21 | 日本舞踊
いろは座の「大空涼」として…
「きつけ塾いちき」の、舞踊の着付け(衣裳方)でお勉強していたがんばり屋のさんは、現在「お笑い大衆演劇/いろは座・新撰組」に所属して、芸名「大空涼」として全国を廻っています。


1月19日(日)、宮崎で「いろは座公演」
来春のいろは座は、1月19日(日)、宮崎の「ホテル メリージュ」で新春公演を行なうことになりました。
近くの方はぜひお出かけ下さいませ、(詳しくは下のポスターを参照)
また、いろは座を全国公演で見かけられましたらぜひご覧になって下さい。




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一年間…玄関の可愛い飾り付け…甲佐先生に感謝

2013-12-28 11:33:54 | 生活情報
カウンターには、いつも心のこもった飾りが…
宮崎の着付け教室の受付カウンターには、いつも可愛い和風のミニチュアが飾られています。
手づくりの飾りを持ってきていただくのは、着付け講師の甲佐先生。
優しい気持ちの伝わる、ホッとする作品ばかりです。
下の写真左側は、一番新しいもので、先生のおきものと、生徒さんの傘の合作。右側はお正月用の先生の作品です。
事務所にお越し頂く生徒さんやお客さまに、ニコッとして頂ける時間を提供できます。
甲佐先生、ありがとうございます。来年もよろしくお願いいたしますネ。

 



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娘の振袖は、私が着せます。

2013-12-28 00:35:07 | 振袖着付け
10月から習い始めて…。
今年の10月にさんからお電話があり、「今から習えば、来年の娘の成人式に、振袖を着せられるようになりますか」と言われ、「大丈夫ですよ」ということでおけいこが始まりました。
今日(12月27日)はおけいこ場に、高知県の大学に通っている新成人の娘さんを連れてこられて、おけいこをされました。
つまり娘さんご本人に「リハーサル」をされたわけですから、こんなたしかなおけいこはありません。



目標が決まり、第一歩があればこそ…
さんが3ヶ月で着せられるようになったのは、目前に迫った娘の成人式に「自分で振袖を着せる事が出来ないか…」と考え、勇気をもって問い合わせをされたことです。
そして迷うことなく、第一歩を踏み出されました。あとは、私ども講師陣の確実な指導が残されるだけ。
そしてさんは当初の願いを達成されたわけです。
お嬢さん…新成人おめでとうございます。お母さまに着付けて頂けていいですね。

私たちは着付けを通して、皆さまの人生に何がしかのお役にたてればこそ、そのやりがいを感じて頑張れるのだと思うのです。



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振袖着付けの特訓/宮崎と鹿児島の着付け師

2013-12-27 00:03:51 | 振袖着付け
今日も振袖着付けの手合わせ…年明けも予定
「きつけ塾いちき」の着付け師は、ベテラン・初級者を問わず、来春の成人式を間近に控え、連日のように技術の手合わせを行なっています。
宮崎は、市内の学院や都城市内の教室で、鹿児島は鹿児島市内のおけいこ場で、それぞれ「振袖着付けの特訓」が行われました。
「きつけ塾いちき」は、1月3日(金)の鹿児島の成人の着付けを皮切りに、宮崎・鹿児島の約150名の皆さまの着付けを承っています。


さんの特訓、鹿児島のおけいこ場で。

「これを好むものは、これを楽しむものに如かず」
技術の習得は一朝一夕(いっちょういっせき)にはいかないものですが、集中する時もないと伸びません。
技術の上手下手は、ほんのわずかな違いなのですが、自分の身に付くまでが大変なのです。
前回のブログでも書きましたが、勘を養うことと、くり返しの熟練だと思います。

そしてもう一つ大切なことがあります。
楽しみながらやれるかどうかということです。
孔子が「これを知るものは、これを好むものに如かず。これを好むものは、これを楽しむものに如かず」と言っています。…つまり、「よく知っている人でも、好きで学んでいるものには及ばない。好きで学んでいる人でも、楽しみながら学んでいる人には及ばない」というのです。
そして、ある人は…「これを楽しむとは、自己が対象と一体化することである。」とも説いています。

振袖のオフの時でも研究して技術を磨く…楽しんでいる人だけが出来る「熟練の着付けの世界」をあなたも作ってみませんか。

あと半月で…振袖の着付け。日頃の成果が発揮できる成人式が迫りました。
全国の着付け師の皆さん。生涯一度だけの新成人の晴れの衣裳を、お祝いの心を込めて着付け、精一杯腕を揮いましょう。



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今日も鹿児島で…振袖の認定試験

2013-12-25 09:42:45 | 振袖着付け
がんばってきた、美容師のUさん。
鹿児島市内で、ご主人と美容室を経営しているさんは、今年の2月から、「小紋コース」と「留袖コース」をお勉強し、10月からは「振袖専科」に移行して学んでこられました。



一時期、体調を悪くされて、「美容室の着付けは、教室の先生にお願いしようかしら…」と、断念しかけたこともありました。
しかし担当の福元先生に、「あなたのお客様は、あなたが着付けて差し上げないとダメ、…」と励まされ、ご主人の理解もあって、プレッシャーのかかる今日の認定試験にこぎつける事が出来ました。

美容師としての仕事をこなしながら、幼いお嬢さんの母親としての面倒や、家庭の主婦業もしていく…そんな中で、着付けを身に付けることは大変なことだったと思います。

しかし性格の明るいさんの美容室には、すでに来年の新成人の着付けが入ってきているとか…うれしいことですね。

この一年間、お店のお客さまのために、着付けの腕を磨いてきた ピカピカの着付け師…Uさん にエールを送ります。

でもね…着付けの道は今始まったばかり…。たまには「きつけ塾いちき」で腕を磨くことを忘れないで、遊びにお越しくださいませ。



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合格したら成人式のお手伝いに…振袖認定試験

2013-12-24 15:49:33 | 振袖着付け
この日のためにボディまで購入して…鹿児島
今年、振袖専科でお勉強してきた鹿児島の さんは、師走の24日(火)が認定試験。
この日のために和装用のボディまで購入して、自宅でもお稽古をされて来られました。
緊張のなかを試験開始…
補整…長襦袢…振袖…帯結び。
いつものお稽古では、楽しい会話が飛び交いますが、認定試験では静寂が会場を特別なものにします。
これまで教えて頂いたこと、お稽古ですることを、そのまますればいいだけなのですが、「試験の本番は魔物がすむ」と言われるように普段やらない失敗をでやってしまいます。



今回の受験者 さんは、お稽古のときのように、落ち着いた着付けをし、あとは郵送されてくる結果を待つだけとなりました。
合格したら、振袖着付けの現場でお手伝いとしてデビューする予定です。実現するといいですね。
お疲れさまでした。



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成人式に向けて…着付け特訓(宮崎)

2013-12-21 18:32:17 | 振袖着付け
150名の着付けを承りました。
「きつけ塾いちき」の振袖部門で技術をみがいている着付け師の皆さんは、ん十年のベテランから、今年からお勉強を始めた初心者の方までさまざまです。

今年からお勉強をされている方は、現場でのお手伝いで活躍して頂いて、何年かの訓練を積み重ねて一人前に成長されます。

今日は宮崎の振袖着付けの「特訓講座」…
「きつけ塾いちき」に所属する着付け師が、着付けの細かい点まで確認をしながら、来春の成人式に備えていました。今年の承った振袖の着付けは、およそ150名ほどになる予定です。



着付けは、勘(感)と熟練の世界です。
技術は、どの世界でもそうですが、勘を養うことと、くり返しの熟練が欠かせません。

なにしろ着せ付ける方の体型がそれぞれ違うし、身長も違います。
ですから、補整の組み立て、帯巾の決め方、帯の長さを見てその方の雰囲気にマッチする帯結びを選定する。

これらに柔軟な対応をするには、けっこう豊富な経験を必要とするわけです。
ですから、着付けが出来るようになったら、オフの時にこそ、練習でいろんな体型の人に着付けをさせて頂いて腕を磨いておくべきです。

アマチュアならまだしも、本番では着付け料金を頂いて着付けをさせて頂くわけですから、生涯で一度だけの新成人に、楽しい着付けの時間と、しっかりした振袖の着付けを提供することが着付け師の使命です。
皆さん頑張りましょうね。



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