きつけ塾 いちき

「きもの」の袖に手を通す時に、「ときめき」を感じる日本の女性たち。
この「胸の高まり」は、いったい何なのでしょうか。

先日は、向島の芸者さんの着付け講座でした。

2017-07-20 09:46:40 | 時代風俗衣裳

次回は、粋な「つの出し結び」も!
7月18日(火)、東京の向島で行なわれた「江戸芸者の着付け講座」には、3名の芸者さんが参加されました。
課題は、前回に引き続き、「関東芸者の着付けに柳結び」。

市来学院長の指導で、お座敷での「出の衣裳の着付け」を真剣に学び、丸帯の「柳結び」を結んでいました。
今後はお互いに着せ合いをして、技術を高めていきたいとのことです。

次回の講座は、9月の予定。
「次回は、粋なつの出し結びをお勉強したい」とのこと。
関東結びのつの出しをしっかりお教えしたいと思います。







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芸者さんと、「出の衣裳」のお勉強会

2017-06-21 21:00:31 | 時代風俗衣裳

「目からウロコ」…来月もおけいこを!
先日、東京の芸者さんから、「裾引きの着付けをお勉強したい」とご連絡を頂いて、伺ってまいりました。
着付けをされる方はいらっしゃったのですが、ご自分たちも学びたいとのことで、「出の衣裳」の着付けをお稽古。

ベテランの芸者さんや、これから芸者修業をされる方までお集まりいただき、3時間にわたってご指導をさせて頂きました。
参加されたのは本当に素敵な芸者さんばかり。

とくに裾引きの「裾の入れ方」について、「なるほどね、目からウロコ…」などと言っていただけました。

一方、私たちも、芸者さんの腰紐の位置など、日本舞踊と異なる部分の確認が出来てお勉強になりました。

「これからも、東京にお出での時に、教えて頂きたい…」とのこと。
「お互いにお勉強していきましょう」と、来月のお約束をいたしました。







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一年を通して衣裳方の復習/鹿児島

2016-12-25 13:19:08 | 時代風俗衣裳

今日は「舞妓の着付け」のおさらいでした。
11年前に衣裳方のお勉強をされて、「きつけ塾いちき・鹿児島」の第一号の衣裳方の認定をとられた遠山先生。(ご自宅では、和裁と着付け教室をされています。)
来年は傘寿を迎えられますが、和裁と着付けの伝承には熱意をもたれて、意気軒昂な先生です。

「きつけ塾いちき」で学ばれた、衣裳方の技術を忘れないためにも、一年を通じて熱心におさらいをされていらっしゃいます。

2016年の最後のおさらいは、「舞妓の着付け」でした。
6mの屋形紋のついた帯をダラリに結び完成です。
来年のおさらいの計画も担当者と話されていましたが、いつまでも学びの姿勢をもたれている遠山先生の生き方に感心しきりのスタッフでした。






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「全日本きもの文化研究協会」が、着付け研修

2016-11-14 13:51:44 | 時代風俗衣裳

裾引きの着付けを真剣に!
「全日本きもの文化研究協会」は、毎年この時期に、「時代風俗衣裳」の着付け研修を行ないます。
昨年は宮廷衣裳の「十二単」、一昨年は歌舞伎の「春興鏡獅子」と、普段では経験できない衣裳の着付けを学んでいます。
今年度の「時代風俗衣裳」の研修は、日本舞踊で華やかで歴史のある、皆さんご存じの「藤娘」。
11月12日(土)と、11月14日(月)の二日間にわたって、宮崎で行なわれました。

黒地に金銀の縫い取りで藤の花を彩った裾引きの衣裳。帯は銀と朱の市松格子の振り下げ。舞台で使う藤の枝に、黒の塗笠。
大舞台の拵えそのままに、研修生どうしでモデルになって、裾引きの着付けをお稽古しました。

着付け指導は、市来学院長・木下室長・小浦課長と、舞台の衣裳方のベテランの先生方。
皆さんに、楽しく学んで頂いたようでした。








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「はかた伝統工芸館」で「芸者の着付けショー」

2015-10-21 13:55:55 | 時代風俗衣裳

関東と関西の芸者の着付けを披露します。
来る11月14日から15日にかけて行なわれる、福岡市博多区の「はかた伝統工芸館秋まつり(博多商店)」の着付けショーにご協力させて頂くことになりました。

着付けショーの日程は、14日の12時30分からと、13時30分からの2回公演です。
着付けの内容は、関東の芸者と関西の芸者の着付けをご覧いただきます。
解説は、時代風俗衣裳研究家で、「きつけ塾いちき」の市来康子学院長
着付けは、「きつけ塾いちき」の衣裳方三名が伺います。

興味のある方は、ぜひお越しくださいませ。



 



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協会研修始まる…今年は、「大口袴」の着付け

2014-11-08 15:13:27 | 時代風俗衣裳

歌舞伎の舞台裏を体験…鏡獅子の着付け

「全日本きもの文化研究協会」は、毎年、認定式終了後に「協会研修」を行なうことになっています。
本年度の研修内容は「大口袴」

認定式の時代風俗衣裳でご紹介した、「春興鏡獅子」の本衣裳を使ってお稽古。
なにしろ、協会会員にとって初めての着付けだけに、ひとつひとつの作業を確認しながらすすめていきました。

研修は、協会会員が三組に分かれて学んでいます。
めったに着付けることのない「石橋物」の着付けを経験することで、歌舞伎の舞台裏の雰囲気を楽しんでいただこうと思っています。







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八年間、認定式で紹介し続けてきた『時代風俗衣裳』

2014-10-03 14:30:52 | 時代風俗衣裳


時代風俗衣裳の八年間の着付けを振り返って…

全日本きもの文化研究協会(以下、協会)は、認定式の着付けショーの恒例の取り組みのひとつとして、「時代風俗衣裳の着付け紹介」を行なってきました。
下の写真は、平安から江戸時代のかけてのショーの写真を集めたものです。
毎年、時代風俗衣裳の着付けショーに取り組んできた訳は、きものにご縁をもって頂いた卒業生の皆さまに、もっときものに深い関心を持って頂きたいとの想いからです。
学院長の、時代考証にもとづく解説と着付けの内容は、これまで好評を得てまいりました。
下の写真がそれです。
①下町娘、②大店の娘、③大奥の衣裳、④腰元、⑤江戸の芸者、⑥元禄小袖、⑦京都の舞妓、⑧壺装束
予定としては、今年11月の認定式のきものショーで「歌舞伎の鏡獅子」の衣裳着付けをいたします。
それと、鬼が笑うかもしれませんが、来年の11月の認定式の時には、「十二単の着付けショー」をそれぞれ予定しています。


 



認定式が終わったら…「彩の会(OB会)」で着付けの研修。

認定式のきものショーでご紹介した時代風俗衣裳は、認定式終了後、「全日本きもの文化研究協会」の会員の技術研修で、毎年・実際に着付けを実技でお勉強することになっています。

昨年は「壺装束」をお勉強しましたが、今年は『歌舞伎の鏡獅子』の衣裳の着付けを学ぶことになります。





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本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2014-01-01 17:10:47 | 時代風俗衣裳
謹賀新年
ご来訪の皆さま、昨年は大変お世話になりありがとうございました。

今年は元旦から、放送局のアナウンサーの着付をはじめとする、一年の仕事のスタートが切られました。

「地域にきもの文化を…」が私共の目指す道。

本年もこれまでと変わらぬご愛顧のほどをお願い申し上げます。




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