きつけ塾 いちき

「きもの」の袖に手を通す時に、「ときめき」を感じる日本の女性たち。
この「胸の高まり」は、いったい何なのでしょうか。

北斎のおもしろ歴史漫画 11

2016-10-02 20:24:18 | 北斎漫画

「米屋」です。



 上の漫画は「米屋」です。

 キセルをくわえながら米搗き(精米)をしている男性は、フンドシに袖無しの上っ張りだけの出で立ち。
 米を測っている人の服装は、フンドシに前掛けをしているだけです。

 葛飾北斎の漫画を見ると、特に江戸時代の後期(1700年代後半~1800年代前半)の職人や農漁民を見る限り、衣裳(布地)が高価で、裸同然の生活であるという事がわかります。

 現在の生活感で考えると、生きるための順位は、「食」が一番と考えがちです。

 しかし、この頃までの貴重なものは、まさに「衣」「食」「住」の順番だったのです。






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