きつけ塾 いちき

「きもの」の袖に手を通す時に、「ときめき」を感じる日本の女性たち。
この「胸の高まり」は、いったい何なのでしょうか。

五世・中村雀右衛門の襲名まで、あと八か月!

2015-07-27 13:13:02 | 歌舞伎観劇

七世・中村芝雀から、五世・中村雀右衛門へ
人間国宝、四世・中村雀右衛門の次男として生まれ、芸を積み重ねてきた七世・中村芝雀丈。
現在では播磨屋(中村吉右衛門)さんの相手役などをはじめ、歌舞伎界では欠かすことのできない名女形。「京屋の若旦那」。



来年の3月から、父でもある先代、四世中村雀右衛門(人間国宝)の名跡を継ぐことになりました。
芝雀丈、ご本人の襲名についてのご挨拶は、下の中村芝雀オフィシャルウエブサイトでご覧いただけます。

 ←ここをクリックしてください。

八千代座で食事をご一緒させていただきました。
「きつけ塾いちき」のOB会では、折りに触れて歌舞伎観劇を行なっています。
播磨屋(中村吉右衛門)さんと出ていらした芝雀さんと、お食事をご一緒させて頂いたのは、二年前の「八千代座」でした。
気軽にお話の出来る、人間味あふれる方。それが参加した人たちの感想でした。

私どもは、歌舞伎衣裳の着付けをさせて頂いているので、歌舞伎役者に会ったら、必ず衣裳の話をお聞きします。
「女形が裾引きの着付けをする衣裳方に、一番望むことは何ですか。」という私の質問に、芝雀丈の答えは次のようなものでした。
「裾はキッチリ入れてもらいなさい。裾がしっかり入ると動いたときについてくる。亡き父(先代四世雀右衛門)が常々言っていたことですが、私もそうしています。

これまで、松竹衣裳の常務、故・岸田先生に三十年間、「裾を入れることの大切さ」を学んできましたが、芝雀さんに出会えて、裾引きの基本について、確信を持たせて頂きました。
来年の襲名興業「博多座公演」にはみんなで伺い、お食事をご一緒させて頂きたいと願っています。

 




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