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木村草太の力戦憲法

生命と宇宙と万物と憲法に関する問題を考えます。

ご質問について

これまでに、たくさんのご質問、コメントを頂きました。まことにありがとうございます。 最近忙しく、なかなかお返事ができませんが、頂いたコメントは全て目を通しております。みなさまからいただくお便りのおかげで、楽しくブログライフさせて頂いております。これからもよろしくお願い致します。

時間か

2013-03-23 20:49:51 | ちょっと一言
わたくし、時間小説が大好きでありまして、「祖父のパラドクス」という節を含む
論文を書いたりしたこともあったりします。

ところで、先日、石について書いたところ
飛行石やないかというご指摘も受けましたが、
もうちょっと違う、宇宙を漂う石・・・まあ、宇宙的スケールから見れば
地球も宇宙を漂う石かもしれませんが、のことを調べていました。

時間小説というと、やはり、宇宙の果てのレストラン、ミリウェイズでありまして、
きょう、銀行に1ポンドあずけておけば、宇宙の終わりの時までの利子で、
レストラン代が支払われる、という壮大な構想。

というわけで、少し貯金しておこうと思います。

メイキングオブキヨミズ(7) もう少し七味唐辛子を

2013-03-17 17:02:19 | 作品情報 キヨミズ准教授
ご無沙汰しております。
おかげさまで、キヨミズ准教授、多くの方に読んで頂けて
とてもうれしいです。

辰巳法律研究所様のハイローヤー4月号でも、
ご紹介くださりありがとうございます。

こちらの狙いをしっかり汲み取ってくださった
大変うれしい書評でした。

新学期にも、ぜひ多くの法学新入生に読んで頂きたいと思っております。

******************

さて、そんなわけで、昨年の2月に法的思考にスポットライトをあてた
法学入門を、という依頼を頂いたわけだが、
法学入門はとてもハードルの高い世界である。

ところで、筆者は、昔から小説形式で書かれた
面白い学問の入門書ってないもんだろうか、と思っており(高2の頃)、
ないなら、自分で書いてもいいのではないか、
しかし私は何者だと自問自答したこともあり(大学教養課程の頃)、
今回、その構想が実現できないだろうか、と考えた次第である。

自分が高校の頃に読みたかった本なのだから、
当然、聞き手は高校生、話し手が大学の先生ということになるのだが、
このシチュエーションが難しい。

高校生と大学の先生が会話をする機会などというのは、
なかなかないわけである。

いや、もちろん入試の時に、「名前を書いてください」とか
「トイレはあちらです」といった深い交流をすることはあるが、
法学入門についてだらだら語り明かすということは
まあ、ないだろう。

こうして、筆者は、高校生と大学の先生が自然に会話するシチュエーションを求め
右往左往するのであった。

いわく長距離バスで隣になった・・・そんな深い会話にならんだろうし、
第一、しゃべり続けるのは迷惑だ。

いわく出張講義・・・現Chapter3のように単発ならまだしも、
なかなか相互に疑問をぶつけあったりしない。

やはり、喫茶店でなぜか会話になり、その後いろいろなところで
出会う的な自然な流れにしたい。

いや、それのどこが自然か、という問題はあるが、
この際、問題は自然かどうかではない。


そんなとき、思い出したのが、編集者の柿内さんであった。

「ちょっと、そのワッフル、分けてくれない?」

喫茶店で会話のきっかけになるセリフとして、これ以上のものがあろうか。

確かに、そんなことは実際には起きないだろうが、
隣の芝は青いのは時を越え、空間を越え妥当する話である。

古代ローマの貴族たちの間には「隣人の槍は長い」、
インカ帝国には「人は皆、自分に当たる日光が一番弱いと感じるものだ」
とのことわざがあり、
あの秦の始皇帝ですら「余の酒が少ない」といったのは有名な話である。

というわけで、実際にはあり得ないのに、
妙に自然に思えてしまう導入部ができたのであった。

ちなみに「自然に思えてしまう」には
「少なくとも筆者には」という修飾句がかかる。
筆者が自然に思えない限り、筆は進まず、
逆に、筆者の筆が進めば、周りから見てどんなに
不自然でも、原稿はできあがるのだ。

というわけで、ここまで思いつけばあとは簡単であった。

話し手になる大学の先生のマイペースもいいところな人物像は、
大学2年生のころから考えていたので、
そのキャラクターから高校生の方に話をふればよい。

高校生の方が、法学に強い興味があったら、
やらせというかココセというか、どっちにしろ興ざめもいいところなので、
あまり法学に興味がないキャラクターにしよう。

この二人を基軸に話を進めてみたわけだが、
主人公のキヨミズ准教授が、あまりにもマイペースにしゃべるので、
(人物像が固まっているため、筆者が彼をコントロールできる幅には
 限界がある・・・)
キタムラ君ひとりでは、突っ込み役が足りない。唐辛子をもうすこし。

こうして、筆者は、再度長考に沈むのであった・・・。

社会人になって最初に必要なもの(2)

2013-03-13 20:47:58 | ちょっと一言
新入社員。4月1日の顔合わせ。マナー講習。
配属の発表。課長の訓示。そんな桜咲く季節の締めくくりはやはり
新人歓迎会だろう。

歓迎の中で、「えーそれでは、ぜったいウケる話を一人一つずつ」
という洗礼の儀式も、いまなお継承されている。


さて、そんな宴会における必殺技といって思い浮かぶのは
やはり、「四か国親善麻雀」を置いてほかにないだろう。
森田先生の伝説の芸である。

これはどういう芸かというと、
ハナモゲラ中国語(めちゃくちゃな言葉だが、日本人が聞くと中国語に聞こえる)
と韓国語と英語とフランス語で、麻雀をやるわけである。

たとえば次のようにである。

A「たい、くーつぃん、ちゃんずーじゃ」(中国語)

B「いえん、さぼねん。あさからまぐろのさしみだ」(韓国語)

C「ぬぬ、ぱんせー。あざぶじゅばん」(フランス語)

ただでさえ、わけのわからない芸だが、こうやって文字に書いてみると、もうさっぱりである・・・。


さて、この芸を身に着けるのはなかなか難しい。
私も中学の頃、森田氏の伝説のCDを聞き、これをぜひ学びたいと考え、
NHKの韓国語講座や中国語講座、イタリア語講座を聞いたことが思い出される。
(ちなみに、イタリア語はすぐ身に着いた。)

しかし、この一発芸は危険である。

やはり森田氏に心酔していた友人ヨネハラは、かなり流暢に適当四か国親善麻雀を
できるようになり、自信満々に一発芸を発表した。
会場は、熱海の温泉旅館のヒノキ舞台だったという。

ヨネハラは渾身の思いを込めて、中国・韓国・スペイン・ドイツの親善をしたが、
ヨネハラの就職先は、かのグローバルコンサルティングファーム、モノノケ&サンパーセント社であり、
中国人の課長からは「君には中国でのビジネスはまかせられない。」
韓国人の同期からは「うーん、それじゃ通じないっすよ」
ドイツ人のエグゼクティブからは「今のロシア語のマネ、うまかったよ」と言われる始末であった。

・・・・。

そんなわけで、四か国親善麻雀は、身に着けるのが大変な割に、ウケにくい。
そこで、私は、みなさんに一つ、鉄板ネタを伝授したいと思う。

まず、「ダーマ&グレッグ」などを見て、
外国人を日本人声優が吹き替えるときの口調ができるようになっていただきたい。

それができたら、もうこの芸は半分完成である。

吹き替えができるようになったところで、サンデル先生の著書を一冊かってきてほしい。

               (つづく)

社会人になって最初に必要なもの

2013-03-08 21:11:33 | ちょっと一言
花粉症のお話はやはり盛り上がるなあの
突然のはるうららにいささか戸惑い気味のそんな一日。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

もうすぐ、卒業式です。
ゼミ生たちからも卒業が決まった、卒業生名簿に自分の名前があった、
もう先生の顔を見なくてすみますせいせいします、など、
同一の情報を異なる表現で伝えるお便りが届いております。

卒業式というと、挨拶です。
新社会人を送り出すため、社会人としての心得を語り、
先生として最後の言葉を贈る。

大切な時間ですが、私は3月に大学を卒業して後、
4月から同じ大学で助手を始めたわけで、
なんとも奇妙な気分だったのを覚えております。

ちなみに、私の卒業した学部は、当時3分の1くらいが留年する状況だったため
友達も結構大学に残っていて、なんだか、
卒業した気がせず、「行政法」の単位がたりなくて卒業できない
という悪夢をしばしば見ました・・・。


話がずれましたが、卒業式というと挨拶です。

私は、例年、卒業式にふさわしい言葉を考えるのですが、
いわゆる社会人的な経験がほとんどないので、
社会人の心得的なものはしゃべらず、
「社会人になって最初に求められるもの、
 それは一発芸だ」
的な話から、
「絶対にウケる一発芸」を伝授すること方向にあいさつを向けます。

今年は・・・(つづく)