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木村草太の力戦憲法

生命と宇宙と万物と憲法に関する問題を考えます。

ご質問について

これまでに、たくさんのご質問、コメントを頂きました。まことにありがとうございます。 最近忙しく、なかなかお返事ができませんが、頂いたコメントは全て目を通しております。みなさまからいただくお便りのおかげで、楽しくブログライフさせて頂いております。これからもよろしくお願い致します。

日記風に語る

2015-04-29 23:52:55 | ちょっと一言
今日は地元の公園に行く。

近所の小学生と本気で妖怪について会話をしてみたのだが、
つくづく今も昔も妖怪は、姿・名前・なす悪事そして「弱点」
の四点セットで定義されることを痛感。

吸血鬼が典型だが、
なぜか妖魔妖怪の類には、こうするとなんとかなるという弱点があり
しかもそれがかなり個性的で、
かつ人間がかなり手軽にできることが多い。

吸血鬼は、まず太陽光がダメなので一日の半分はだめ。
以下、鏡に映らないから正体がばれやすく、
流れる水の上を通れないので、ホースで水まくとよってこず
ギョーザのにおいで逃げ出し
って、もうどうやって人間をおどかすんだというレベルに弱点が多いことよ。

というわけで、妖怪話はつづくのであった。

ご来場ありがとうございました

2015-04-27 01:05:33 | ちょっと一言
文京区、新宿と二日続けてのイベントでした。
どちらも多くの方にご来場いただき、まことにありがとうございました。
様々な立場の方のお話を聞けて私も勉強になりました。

憲法24条が同性婚を禁止しているのか、という論点に
どちらのイベントでも注目が集まりまして、
文言の自然な解釈のレベルでそれはあり得ないという解説をしました。

当然のことながら、
それは議論の出発点にすぎず、
論点は、

異性婚と同性婚を区別することに合理的な理由があるのか。
その区別によってどんな良いことがあるのか。

ということですよね。

もし、合理的理由がないなら、
同性婚を保護しないことは憲法14条1項違反になってしまいます。

今後、話の中心は24条から14条にうつっていくように思います。

ではでは~、またお会いいたしましょう。

古希なんて

2015-04-21 23:36:03 | ちょっと一言
先日は、山本理顕先生の古希のお祝い。

同時に出版お祝い。

ハンナ・アレントを建築の観点から読み解く。



アレントは、ギリシア時代の住居建築をイメージして
議論を展開しているため
建築を理解していないと読みこなせない。

豊富な図版、資料を駆使して、
アレントのイメージを正確に把握して、その思想を読み解く。

というコンセプトで、
山本先生のこれまでの集大成です。ぜひ。


当日の乾杯の発生は、槇文彦先生。
もうすぐ米寿の槇先生は

「古希なんて、まだ二十年もあるじゃないか。」

と若造扱いがすごかった。

そうなると私は、まだまだ長い研究者人生があるということで元気の出る会でした。

ひさびさに

2015-04-16 22:01:04 | ちょっと一言
今日は大学の会議などあり、同僚と意見を交換し大いに盛り上がる、

サバティカル(研究休暇)にはいっていたTという同僚が、

「いやー、サバティカル中に、
 すっかり外国時間になれてしまい
 インド時間で生活していましたが、
 ようやく上海に戻ってきました」

と意味不明な挨拶。

海外留学していたわけではないが、
授業がないため夜型になり
インド時間で生活していたとういう趣旨とのこと。

このすっとぼけた挨拶で会議は冒頭から盛り上がる。