世間的には、将棋観戦というのは、
観戦者がものすごく将棋が強くないと楽しくない、と思われているようです。
しかし、プロ並みに野球がうまくなくても、
プロ野球をみていてエキサイティングなように、
将棋の基本的なルールがわかっているだけで、
将棋観戦というのは楽しいものなのです。
(あ、いやもちろん、プロ並みに野球がうまいと、
プロ野球みてて、楽しみは多いですよね。
私の友人のトミナガ(仮名)は、昔野球をやっていたので、
変化球の投げ方きちんと知っていて、
私に見えていないものが見えています。)
私の子供のころは、週刊将棋をかったり新聞の将棋欄で楽しむしかなかったのですが、
今は、各棋戦インターネットで、リアルタイム観戦できます。
将棋は、春先の名人戦からはじまり、
初夏の棋聖戦、
夏場の王位戦+竜王戦挑戦者決定トーナメント、
残暑見舞いの王座戦(羽生王座が十九連覇中)、
秋から年末まで竜王戦
年明け手の棋王戦、王将戦と
年度おわりのA級順位戦最終日(BSで中継)と、
一年中、クライマックス。
で、また、プロ棋士たちというのが、魅力にあふれた人物ばかりで、
棋士の逸話だけで、かなり盛り上がれます。
そういえば、昨年、
弁護士会が棋士を集めて、交流する「将棋×法律」というイベントをやっていたのですが、
(その席では、宇都宮会長が、佐藤九段と握手してた。
いいなぁ。うらやましいなぁ。会長。)
ぜひ、毎年やっていただきたい。