ポルシェライフ

幼い時から911に魅せられ早ウン十年。今911を中心に動き続ける日々を綴ります。

秋晴れ

2013-09-18 21:33:50 | 日記

一昨日台風が通過して昨日今日とカラッとした爽やかな素晴らしい晴天でした。

今日は所用で日野の豊田に出掛けましたが、吸い込まれそうな程青い空でした。

足はA6です。

ディーラーで借り出した時、そのマイレージは500kmでしたから既に600km程を走った事になりますが、運転して非常に快適。疲労も少なく燃費も良いですから素晴らしい車であることに異論は有りません。

しかし、なぁ~。楽しいか???と問われれば素直に肯定は出来ません。

シャーシも脚も素晴らしく調教され、トランスミッションはツインクラッチのセミオートマ。非常にスムーズでストレスも有りませんし、交差点で止ればアイドリングストップ、直噴+ターボのエンジンは十二分にパワフル。空力に優れたボディーとクアトロシステムで台風の暴風雨の中でも、どこから風が吹こうがビシッと安定し矢のように走ります。

どれもこれも最新のテクノロジーの成果で安全に快適に早く長く走る事が出来ますが、個人的には964やC36の様に運転して楽しくない。

車が安全になって来たのは紛れも無い事実ですが、メーカーは安全デバイスにはお金を掛けますが、これは家電化した車を開発することの方が手軽に儲かる。って旨味を覚えてしまったからに他ならないでしょう。良いものを作った以上、ドライバーの教育に注力しない限り事故は無くならないし車離れは止らないと思います。家電化した車はオーナーが手入れすることすらも拒絶していますから益々車離れは加速していくでしょう残念です・・・。

自動車会社が表向きは安全って言いながら、利益って言う麻薬にどんどん溺れる様に見えるのは気のせいですか。自分の首をどんどん絞める自殺行為の様にしか見えませんがね。

素晴らしいA6に乗って、その思いが一層強くなりました。

素晴らしい天気に誘われて、友人のショップを訪ねると、写真のゲレンデが迎えてくれました。実はこれ以前、私のお客様H氏が所有していた物です。

氏が手放して、既に2年の月日を経ました。早いものです。今回乗換えで戻って来たようです。

ドアを開けると昔のメルセデスの匂い。そして佇まい。2年間オーナーに大事にされていた事が分かります。

やっぱりこの世代までのメルセデスは非常に魅力的ね。

今の車に乗りなれた人が、そのまま乗り換えて楽しめるとは思いませんが、改めて良いなぁ~って思いを新たにしました。

既に90年代までの魅力ある車は徐々に値を上げつつあるように思います。更には、この世代の車はそろそろパーツがストック切れになりつつ有り、この世代の車に興味が有る車フリークにとっては、良い個体を適正な価格で手にするラストチャンスかも知れません。

空が綺麗だったので、低い位置から空をバックにカレラ4を撮ってみましたが如何ですか?

魅力的なシルエットの964。

美しい。ってのは手前味噌?