春夏秋冬

日々流されないために。

焼酎か清酒か

2006年01月10日 21時17分26秒 | Weblog
清酒か焼酎かという戦いは、既に決着が付いている。
国税庁・酒類消費量統計によると、2003年度の消費量は清酒82万6467キロ・リットル、焼酎92万1490キロ・リットルで、統計上は焼酎が上回っている。(YOMIURI ONLINE 06/01/10)
 
 
飲み会などでは、初めのビールでの乾杯が終わると、すぐ焼酎が出てくる。お湯割りにしますか。ウーロン割りにしますか、と訊いてくる。日本酒は、特別に頼む人でないと出て来ない。そして、出てくるのは小さな小瓶の冷酒。小生は昔から、日本酒は熱燗で飲み慣れているから、そい言う冷酒を持ってきて頂いても、飲み方が分からない。ある時、熱燗でというと、係の人が変な顔をした。そして持ってきたのが、まずい酒で、飲めない酒。もう少しましな酒を熱燗で出して欲しいもの。
  
おでんをつつきながら、熱燗で、ちびりちびりとやるスタイル。昔の屋台のスタイルだが、そういうのが小生には合っている。はなしが長くなると徳利が前にずらりと並ぶ。最近は、宴会などでそういう雰囲気がなくなってしまい、アルコールを喉に流し込むという荒っぽい飲み方になってしまっている。
  
酒の飲み方も世相が反映し、せかせかした飲み方になっているように思う。しかし、お酒とは本来そういうのではなく、じっくり時間を掛けて味わうものだと思う。清酒が伸び悩みと言うが、本来の日本酒の良さを引き出すような飲み方をもっとPRすべきであると思う。
 
 
寒い冬には、熱燗が特に似合う。