秋気は人生の秋を象徴する。

体調不良　ベッドから転げ落ちる。

続きです。
24日から29日（日）早朝まで、ひたすら
一日は24時間であるが、30時間もベッドに横たわった。
朝風呂に浸かり髭を剃った。
頭髪は黒なのに、髭は真っ白だと気付いた。
体重計は5キロも減少。
この間、柿とバナナだけ食べた。
前夜、３５０ML缶を飲むが
半分程で喉が受け付けを拒否。
半袖シャツにジャケットを羽織り
クリニックでのコロナワクチン7回目を打った。
待合室は老夫婦カップルが６組　静然と待つ。
足取りは、一定のリズム感にない、
ちぐはぐな歩行。
帰途、新潟寺泊港直送の刺身を買った。
夕食に食べたが味覚はなく、無理やり喉を通過させた。
血尿は止まった。
その昔中国の故宮の官女は、池に秋気が忍び寄り
枯葉がサーと落ちるのを眺めた。
もはや、秋かと嘆く。
官女は独り寝の悲しみと容色の衰えの悲しみに嘆いた。
男は７６歳になった。
幾多の戦いの痕跡が顔に刻まれた。
それは誇り高き戦跡だが
筋力の衰えに愕然とするのだった。

♪枯葉/ビージー・アデール