妹様からメールが来た。
手術も、抗癌剤投与もせずがんの消滅!!早期発見と、確かな治療の技術、そして何よりご本人の頑張りとそれを支えるご家族…
とにかくホッといたしました・ 昨年5月の兄からのメール… 不思議でもあり、やはり胸がいっぱいになります。兄は、去年の2月に再発がわかって、それからが本当の闘病でした。遠くにいて、メールだけでしか兄の様子がわからなくて、二人きりの兄妹なのに、遠慮することなどないのに、兄の‘心配をかけてすまない’という気持ちが痛いほどわかり、心の休まることはありませんでした。
去年の5月12日といえば、亡くなるほぼ一ヵ月前… いっこうに思わしくない病状に、覚悟を決めていたのでしょうか…
菊地さんへのメールは、自分自身への励ましでもあったのかもしれません。
保存してあったのを見た。
昨年の5月30日が私への最後のメールだった。
必死に生きようとするが、何もかも出来なくなった
悔しさと悲壮感に胸痛む。
「有明のガン研はあいてれば誰でもはいれるのかな」?
「便秘がひどいんた!何をやっても駄目だ。11時頃回診が終わるからから来てくれないか」?
「もうダメだ。話すと長くなる」。