六日のあやめ

読書記録('22.8月)

<8月購入雑誌・新聞>(他にも掲載情報あったけれど買いそびれた。^^;)

※「週刊文春」(8/27九州遅れ発売)原色美男図鑑

※「月刊 ザテレビジョン」9月号(8/24発売・年間購読)連載:お気楽大好き!

※「サバカン」パンフレット(8/19)

※「月刊九州王国」(8/15)マイフェイバリット

※「週刊女性」2022.8/23・30号」(8/12・九州遅れ発売)表紙 〈特写〉草なぎ剛

※「日経新聞」夕刊( 2022.8/9)草彅剛が歩む俳優の道「思い出に突き動かされて」

※「サンデー毎日」 2022.8/21・28合併号(8/9ネット購入)表紙:草彅剛 巻頭グラビア&インタビュー7P

※「月刊 潮」(8/5ネット購入)【スペシャル・インタビュー】草彅 剛

※「eclat(エクラ) 2022.9月号(8/1発売)CLOSE UP 1 草なぎ 剛

※「家の光 」2022.9月号(8/1発売)表紙の人 草彅剛

※「ゆうゆう」2022.9月号(8/1発売)この人に聞きたい 草彅剛さん

※「月刊はかた」2022.9月号(8/1発売)草彅剛 『サバカン SABAKAN』

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’22.8月読書記録

初読(4)+再読(4):8冊

読書メーターより

 

8/25【子宝船 きたきた捕物帖(二)/宮部 みゆき】

シリーズ2作目。

欅屋敷の若が遂に登場!北一同様私もビックリしたけど、そうきたかー、という感じ。

第一話「子宝船」治兵衛さんからの忠告“赤子はしばしば儚く死ぬ。これは神様がなさること、そこに商いをかませちゃいけない”なるほどと思う。治兵衛さんが言うことはもっとも、というおかみさんの話がまたさらに印象的。真相は暴かれなかったけれど、北一の文庫が役立ちうまく収まって良かった。

二話でおきた凄惨な事件、三話での展開はやりきれない。

喜多次今回もさすが!

辛さも多いけど今後もきたきた捕物帖楽しみ。

 

8/17【イマジン? (幻冬舎文庫 あ 34-8)/有川 ひろ】

再読)文庫化(’22.8/5初版)購入での読み返し。

興味深い映像制作会社のお仕事

制作スタッフは身も蓋もなくいえば「雑用係」とのことだけど高い能力が必要だと感じる。差し入れの出し方も現場のスタッフやキャストの気分がアガるように工夫する、なるほどと思う。

タイトルと設定少し変えての有川作品映像化わかりやすい。

 

8/15【花宵道中/宮木 あや子】

辛い。遊女の物語だから切ないだろうと思っていたけどこれほどとは。「生きてゆくのは諦めてしまえばそう辛くない」という言葉が刺さる。過酷な境遇、胸が締め付けられる。

姉女郎と妹女郎、遊女たちの関係性にジーンとする。

「校閲ガール」と「セレモニー黒真珠」が面白くて好きだけどデビュー作は今まで躊躇していて、やっぱり苦しかった、でも読んで良かったとは思う。

 

8/12【猫弁と鉄の女 (講談社文庫)/大山 淳子】

(再読)文庫化(’22.7/15第1刷)購入での読み返し。

シリーズ7作目第2シーズン2巻。大好きな猫弁、いつも大満足。

”鉄の女”である宇野勝子は最初から好感持ったし、次巻「猫弁と幽霊屋敷」でその後が記されているのを読んでいて、さらに好ましく感じる。

初読時に冒頭読んだ時点では、サモエドが登場する話としてまくらの意味合いかと思っていた“犬も歩けば”の過去エピ、百瀬の母親に関する伏線なんだよね、と思いながら最初からジーンとする。

 

8/9【ツナグ 想い人の心得 (新潮文庫)/辻村 深月】

「ツナグ」の続編。単行本刊行は2019年だけど気付いてなくて(^^;書店で文庫本(’22.7/1発行)みつけてビックリ、もちろん即購入。

歩美が使者(ツナグ)となって7年の設定。1話目冒頭では、あれ?使者変わったの?と思ったけど納得の展開。前作で辛さが残った美砂も今回救われる形になって良かった。

描かれている面会どれもジーンとするし、4話目での使者を必要としない物語も素敵。

歩美が、使者として、それを抜きにしての一青年としても、成長する姿にグッとくる。

 

8/7【塞王の楯/今村 翔吾】

今までお城の石垣を見て、機械がない時代に大変だっただろう、と思うくらいで、石垣造りを行う石工の集団のことを全く知らなかった。本作で知ったその技術はもちろん凄いし、合戦時にこんなに関わっていたのかと驚いた。

石垣を造る穴太衆の匡介と鉄砲を作る国友衆の彦九郎、どちらも戦を終わらせたいという願いがあるのに、両者対決大津城の戦いで人が亡くなる。まさに矛盾と思う。

京極高次とお初の方が穴太衆職人たちに声かけするのは史実ではないだろうと思うけれど、温かい気持ちになって好き。

 

8/4【希望の糸 (講談社文庫)/東野 圭吾】

(再読)文庫化(’22.7/15第1刷)購入での読み返し。加賀恭一郎シリーズ、従弟の松宮がメイン。

ミステリとしてなるほど感もあり、中盤犯人の自供後関係者それぞれの心情がわかり人間ドラマと感じる。

ただ初読時にはあまり気にしなかったけど、それぞれが自分勝手な部分あると思う。

萌奈が父親から聞きたかった言葉はシンプルだけど深い。行伸がその言葉を発することができて良かったけれど、娘が生まれたときからそのことを一番大切に考えるべきだったと思う。

松宮の成長著しく、登場少なくても加賀はやっぱり凄い。

 

8/1【発注いただきました! (集英社文庫)/朝井 リョウ】

(再読)文庫化(’22.6/25第1刷)購入で読み返し。

企業からの発注、提示された条件に合う物語をたくさん生み出すことができるって凄い。

“はじめに”と”おわりに“の文章、作品毎の【感想戦】も面白くてさすが。

単行本刊行は2020年3月、文庫本には2020年4月以降の日本を舞台に一日一人ずつ作家が小説・随筆を執筆する企画の作品が追加で掲載されてる。日付指定7月1日担当になった朝井さん持ってるなぁ、と思った内容の「お守りがわり」ほっこり。

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