◆Let’s log life◆

*v* ログ屋のひとりごと *v*

ログハウスで作っている高齢者福祉施設の内装工事も進行中です。

2015-02-12 | ログハウス
三重県多気町で建築中の 丸太組構法による高齢者福祉施設 いわゆるログハウスで作っているのですが、
一部は在来工法としています。でも大部分がログハウスなので、どこから見ても木造に見えます。

公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律 というのがあって、公共建築物は、耐火建築物以外は原則木造にしよう
ということですが、この建物はそれに沿って建築をしています。 すでに何棟か実行をしています。
この辺りは、ログハウスの強みであろうかと思います。 準耐火建築物に木を現せることが出来るのが強みでしょう。

内部も、できる限りの部分をログハウスとしています。どこまで木材をあらわせるか??は今まで試行錯誤をして
コストも睨みながら、決めてきています。


床材も一部は無垢の材を貼りますが、高齢者福祉施設の場合には、車椅子の利用が多く、またいろんな汚れのこともあり
表面処理をしたものが多くなります。でもできる限り木材を使ったものとしています。

広く、長い廊下ですが、ログハウス特有のノッチの突出があることで、メリハリのあるものになってます。
このノッチの突出は準耐火構造の認定で20センチ以上必要なのですが、それが良い長さに思います。


今回も、ログハウスと在来工法との混構造ですが、その理由は複雑でしてコストだけでなく、納まりのことも考慮してです。
天井裏には、スプリンクラーの配管も多く、各所にエキスパンションジィントがあったりして、施工も頭を使うことが多いです。

ということで、工事も随分進みましたが、、年度末までに完成なのでピッチを上げて施工中です。

また色々とレポートしますね。
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ハンドカットログハウスがどこでも建築出来ます。
詳しくは・・防火ログをご覧下さい。もちろん、マシンカットも防火ログです。
そして P&Bも問題無しです。

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