まーどんなぶろぐ

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■地図が読める女

2004年12月14日 | 私のこだわり・一般編
私は子どもの頃、地図帳を見ているのが大好きでした。というより、今でも本棚の一番手前に世界地図、日本地図、東京都地図などが置いてあり”愛読書”となっています。地図を見ていると、地形だけでなくそこに暮らしている人々のようすが浮かんでくるわけです。そして地図上で見た地形を実際に確かめるには飛行機の窓から眺めるのが一番でしょう。ここでまた北陸夫婦旅行ネタを引っぱって来るわけですが、このときは羽田~小松間の往復で航空機を利用しました。

往路は羽田空港離陸後、富津あたりで右に旋回し進路を北西方向に。三浦半島、江ノ島が左側に、富士山が左前方に見えました。じきに南アルプスの山々が見え、その後は雲海。乗鞍や御嶽山などの標高が高い山だけ雲の間から頭を覗かせていました。そうこうする内に日本海が見え着陸態勢。羽田から直線に近い飛行ルートでした。

帰路は曇り空の小松空港離陸後ずっと雲の中。飲み物サーブに気を取られていたら、いつのまにか晴天域。ふと外を見ると海の上を飛んでいるではありませんか。さらに左側に巨大な砂嘴みたいのが・・・、そう伊勢湾上空にいたんです、見えているのは知多半島。その後、遠州灘海上を東へ進み(浜名湖、御前崎が見えた)、石廊崎をかすめて大島上空(滑走路が見えたので間違いない!)。そして野島崎から房総半島を縦断し、船橋のへんから東京湾に入り着陸態勢へ。この間、左手遠方に見えた富士山(富士を軸にグルット遠回り飛行した)は感動的で、まるで小っちゃな子どもみたいに窓に顔を近づけて感慨にふけっていました。

このところ、カーナビやネット上の無料地図サイトなどが普及し、地図を作っている会社は経営が楽ではないようですね。そりゃ地図が読めなくても音声案内をしてくれたり、ピンポイントで目的地を表示しくれるのは便利ですから、多くの人が利用するのはわかりますよ。でもこれは地図をミクロな目で見ているに過ぎないわけです。

大きな地図を広げて全体を見渡し、そこから検索地を絞り込んでいく、或いは目的地のまわりの地図を目線を引いてながめる、つまりマクロな見方をすると、もっと楽しいのに・・・。世の皆さんはそんな悠長なことはやっていられないのでしょうか。地図帳をもっと活用しなくっちゃ、もったいないですよ。

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2 コメント

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あざらしサラダさん (まーどんな)
2004-12-15 14:14:54
コメントまとめTB、有難うございます。

アルプス社の民事再生法申請を新聞(中日新聞じゃないんですけど、全国紙で)で知り、時代の流れか…と感じたさまを書いたまでです。独りよがりの文章にもかかわらず、あざらしさんが論じて下さり恐縮しています。

(同文を「あざらしサラダ別館」にも投稿します)
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Unknown (あざらしサラダ)
2004-12-15 15:26:52
まーどんなさん、どうもコメントありがとうございます。



確かに、昼間はエキサイトの方がライブドアより重いようですね。

夜はライブドアよりエキサイトの方が軽いのですが。

「本館」「別館」ではなくて、いっそのこと「ランチルーム」「ディナールーム」に改名しましょうか。(笑)

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