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マイアミオープンテニス途中経過

2018-03-26 12:08:35 | テニス
先週からアメリカでマイアミオープン(ATP1000マスターズ)が開催されています。

前回のパリバオープンからわずか3日で同じクラスの大会が始まるというのは、同じ国とはいえ厳しいスケジュールのような気がします。

日本から錦織、杉田、西岡と女子の大坂なおみが本戦出場しました。錦織は順位が下がりましたが、26シードとぎりぎりシード圏内に留まっており、1回戦が免除となりました。

杉田は1回戦でほぼ同じランクのオランダの選手と当りました。1セットは3-6で取られたものの、2セットで盛り返し杉田らしいショットが出はじめ、6-3でとり期待していました。しかしファイナルセットは急に動きが悪くなり、この程度の時間で疲れたはずはないのですが、1-6とあっけなく負けてしまいました。

西岡の1回戦は見ることができませんでしたが、オーストラリアの選手に6-2、6-4とストレート勝を納めました。2回戦は第10シードのベルディヒと対戦しましたが、やはりトップ選手相手ではまだ西岡は力不足のようでした。1セットは1-6とあまり良いところなく取られ、2セットでやや盛り返したのですが、要所をきっちり締めるベルディヒには歯が立たず4-6で敗けてしまいました。

さて期待の錦織の初戦は、オーストラリアの96位といういわば格下のミルマンでしたが、完全に復調したかやや心配していました。1セットは錦織らしい鋭いショットがほとんど出ず、先にリードされてしまいました。それでも終盤何とか追いつきタイブレークになりましたが、なんとかこれを7-4でとり一安心しました。

しかし2セットになっても錦織らしさが出ず、4-6で取られてしまいました。それでもファイナルセットは何とか6-3で取り、2時間半を超える長い試合を制しました。やはりまだ錦織は本調子には程遠いようです。

大坂なおみは前回優勝して23位まで上がったのですが、この大会には反映されずノーシードとなり、1回戦が何とこの大会を8度も優勝しているセリーナウイリアムスの出産後の復帰戦に当たってしまいました。

しかし大阪は持ち前の鋭いショットが安定しており、6-3、6-2のストレートで破りました。復帰戦ということでセリナも本調子ではなかったのかもしれませんが、大坂の力はたいしたものです。

ところが2回戦の第4シードのスビトリナ戦は大阪らしさが見えず4-6、2-6で敗けてしまいました。試合後大坂はこの日体調が悪く、吐き気などもひどかったようですが、棄権するのは相手やファンにも悪いということで無理に出場したようです。やはりこの17日間で9試合というのは疲れが出てしまったのかもしれません。

これで3回戦進出は錦織だけになりましたが、相手が前大会優勝のデルポトロですので、よほど頑張らないと難しそうな気がしています。


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